清水エスパルスは、LB李記帝とCBヨンアピンが出場停止。DF吉田は体力テストを受けている。
復活を始めたエスパルスにとって、この試合が試金石となる。エスパルスが勝利すれば、レッズに勝ち点1差まで肉薄できるが、敗れれば積み上げた自信がへこみ、勝ち点差も7に開いてしまう。得点力不足に悩む両チームだが、アレックス・ブロスケのサポートを大前と高木が得点するなど、ここ数試合、エスパルスの得点感覚は戻ってきている。オンピック後移籍の金賢聖もエスパルスでの初ゴールを狙う。
エスパルスが、高得点試合を制する!
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プレビュー5月26日 14:00 清水エスパルス vs. 横浜Fマリノス(アウトソーシング・スタジアム)
清水エスパルス — MFアレックス・ブロスケはレッドカードで出場停止。DF吉田とMF村松は、U23代表試合のため、欠場。
横浜Fマリノス — FW小野裕二が出場停止。MF/FW齋藤学は、U23代表試合のため、欠場(かかとの負傷は回復した模様)。
過去10年間の対戦成績は、22試合で、マリノスの7勝5敗10引き分け。マリノスの7勝の内の4勝は、2005年以前の対戦から。
アレックス・ブロスケと村松の不在でMF陣が薄い清水エスパルス(点22勝7分1敗4差+4)、齋藤と小野のいない横浜Fマリノス(点17勝4分5敗3差+2)と、両チームともに主力を欠いてこの試合に臨む。前節でガンバと0-0で引き分けるまでは4連勝と快調だったマリノスに対し、エスパルスは、首位に浮上すると思われたその矢先に失速してしまった。セレッソ戦を引き分け、レッズ戦に敗れたことで、勝ち点5を失ってしまったのは、首位を狙っていたチームにとっては痛かった。ゴトビ監督は、選手のーに心機一転を呼びかけ、つい最近まで持っていた自信を取り戻させる必要がある。この試合に勝つには、高木と大前の大活躍が絶対条件となるが、予想としては、清水エスパルスの勝利、としておこう!
5月19日 浦和レッズ1-0清水エスパルス – ゲーム リポート
ベガルタを抜き首位に躍り出るチャンスのあった前節のセレッソ戦は、試合終了寸前にやっと同点に追い付いた清水だったが、今節の絶対落とすことのできないレッズ戦、ゲームは思惑通りに進まない。チャンスはむしろ、柏木など、レッズに多かった。そしてこの日唯一の得点は、前半42分、左CKからのボールを阿部が右足で押し込んだゴールだった。
後半に入ると、アレックス・ブロスケがマルシオリシャルデスを足で引っかけ、この日2枚目のイエローを受け退場。その後、後半途中出場の原口が活躍する。22分には、素早いターンでDF3人をかわし、抜きざまのシュートを放つが惜しくもゴールを外れる。また今度は、右サイドを抜け出して柏木にクロスを入れる。柏木のシュートはGK林が好セーブで防いだ。
阿部のヘディングがバーを叩いたり、入ったかに思われたゴールがオフサイドと判定されたり、この日はレッズの巧い試合運びに、清水が力を半減された形に終わった。リーグ制覇を狙うエスパルスとしては勝っておきたい一戦だった。
5月12日 清水エスパルス1-1セレッソ大阪
清水は、出場停止のカルフィン・ヨンアピンに代わって平岡をCBに、大前と高木の真ん中に伊藤翔を起用。セレッソはブランキーニョを控えに据えて柿谷を起用。先制点はアウェイのセレッソ。黒木からの深いクロスが目測を誤ったGKの頭を超える。しかし、がら空きのゴールをケンペスが決め切れない。ポストに当たった跳ね返りを柿谷が近距離から決めてゴール。前半15分だった。ケンペスには、今度は酒本から絶好のクロスが配球されるが、これまたフリーのへディングが枠を外す。エスパルスにチャンスらしいチャンスが訪れたのは前半終了間際、アレックス・ブロスケのFKはキーパーの好セーブに阻まれる。直後、キム・ボギョンが追加点のチャンスをつかむが、GK林が1点目のミスを見事にカバーする。
後半は、敵陣でプレーする時間が増えた清水が、ブロスケ、高原、高木とチャンスを作るが決め切れず、フランサもセレッソの同国人ケンペスの向こうを張ってヘディングを外す。
セレッソの勝利かと思われた後半のロスタイム、ゴール前の混戦からブロスケがこぼれ球を押し込み、エスパルスがようやく同点に追いつく。ブロスケは試合後のコメントで、「あの得点はラッキーだった。目の前にこぼれてきたからね。でも、同点するだけの内容だったよ」と話した。エスパルスのゴトビ監督は、自分のホームページでこうコメントしている:「前半終了の段階で9人は選手を代えることができたが、まあ,選手交代は3人に限られているからね。ただ、その交代も出来るだけ後まで我慢したんだ。」その我慢強さが功を奏した!
ベガルタ仙台0-1清水エスパルス – 5月6日
仙台での1位・2位決戦、エスパルスにとっては勝ち点6の意味を持つゲームだったが、
プレビューで私が予想した通り、エスパルスが無敗を続けるベガルタにとうとう土がつける!エスパルスのアフシン・ゴトビ監督は、若さと情熱、気骨と経験を見事に融合させ、リーグ制覇を狙えるチームに作り上げている。これを知っているのは、ゴトビ監督自身の口からその理念を聞いているからだ!
今日の静岡は、高木と大前の小柄ツインをトップに、GKには代表GKを控えに置いて林を起用。またアレックス・ブロスケが出場停止から戻ってチームに活力を与える。ゲームは青空の下で開始するが、突然の雷雨で45分間の中断。雹が選手に降り付ける一幕も!
再開後、前半30分を経過したとき、関口がボレーシュート。はじいたボールに詰め寄ったウィルソンを、GK林が辛うじて防ぐ。直後、高木の深いクロスに反応した大前がボレーを放つと、仙台のGK林もナイスセーブ。そして前半39分、このこう着状態を高木・大前のコンビが打開。高木の内に巻いてくるクロスに大前が頭で合わせると、ボールはキーパーを抜けてゴールに吸い込まれた。
試合は一進一退を繰り広げ、両チームとも互角のチャンスで迎えた後半23分。ヨンアピンがウィルソンを倒し、2枚目のイエローを受けて退場。エスパルスは、最後の20分間、10人での戦いを強いられる!武藤、ウィルソンと、仙台の終了間際の猛攻をGK林の好セーブなどで凌ぎ、無敗を続けてきた首位チームに土をつけた。これで1位・2位との差は勝ち点2に縮まる。エスパルス、この勢いで一気に首位に駆け上がるか!
PREVIEW – ベガルタ仙台 vs. 清水エスパルス – 5/6
ベガルタ仙台 vs. 清水エスパルス
ベガルタ仙台 — FM赤嶺、負傷のため引き続き出場の見込みなし。
清水エスパルス — MFアレックス・ブロスケ、FWジミー・フランサ共に出場停止。
清水エスパルス (点18勝6分0敗3差+4) は、木曜日、ブロスケとフランサの欠場にもかかわらず、復調目覚ましい鹿島アントラーズを倒した。リーグ優勝を確信するアフシン・ゴトビ監督のもと、高木の得点にうかがえるように、若手の成長著しいチームに仕上がっている。まだ負けのない今季のベガルタ仙台を相手に、今節は真価を問われる一戦となる。
これまでは否定的な声をかき消して無敗を続けてきたベガルタ仙台 (点23勝7分2敗0差+13) だが、昨季同様、厳しい戦いの中、勢いを失いつつある。2位エスパルスの挑戦をホームで受ける仙台だが、チーム一丸となっての精力的な戦いができないと、無敗が途絶える可能性も大いにある。清水エスパルスの勝利か!
エスパルス3勝、ベガルタ1勝、引き分けが2試合。この対決でのベガルタの唯一の勝利は、2003年。
PREVIEW – 清水エスパルス vs. 鹿島アントラーズ 5月3日
アントラーズの復調を止めるか、エスパルス!
清水エスパルス – アレックス・ブロスケとジミー・フランサは二人とも出場停止
FC東京を相手に、イエロー8枚、レッド2枚が飛び交う荒れた戦いを制した清水エスパルス(点15勝5分0敗3差+1)だが、今節はフランサとアレックス・ブロスケの二人を出場停止で欠く。フランサの穴はさほどでもないが、アレックス・ブロスケの欠場は痛い。東京戦を9人で戦った試合でサブとして起用された高原と高木が今日は先発起用される可能性もある。開幕当初の低迷から立ち直り、3連勝中の鹿島アントラーズ(点10勝3分1敗4差+1)を向こうに、エスパルスは好調を維持していきたい。
古傷を抱える小野伸二はまだ90分を戦えるコンディションではないが、清水は、若手とベテランがうまく溶け合ってきている。
鹿島は前節のガンバ大阪戦で5ゴールを決めている。無論、相手DFとGKのふがいなさも見方してくれたが、シーズン当初のチーム状態からすると、興梠や大迫らは自信を深めている。MF遠藤も、ガンバの遠藤を上回る仕事をこなし、ポテンシャルの高さを見せつけている。本山や小笠原が徐々に姿を消していくことになるチームの今後に、新たな希望の星となっていくはずだ。
負傷者、出場停止者続出だが、勝利するのは、やはりエスパルス!
過去通算、鹿島10勝、清水4勝。引き分け8試合。前回は鹿島の勝利だったが、その前の4試合で、引き分け試合全8試合の3試合を記録している。