特筆すべき負傷者、出場停止者、両チームともになし。
3連勝で復調の兆しの見えた鹿島アントラーズ (点10勝3分1敗5差-2) だったが、木曜日の好調エスパルス戦には完敗。鹿島サポーターにとっては、この敗戦で、その前の3連勝がご破算になってしまった。5-0で圧勝したガンバ大阪戦のように、興梠と大迫を並走させ、ジュニーニョを控えに座らせておくなら、アントラーズの勝利の可能性は高い!
一方のサガン鳥栖 (点15勝4分3敗2差+4) は、J1デビューの今季、大方の予想を覆す活躍をしている。今季すでに4勝、ここ4試合敗れていないサガンは、アントラーズにも一泡ふかせてやりたいところだ。ただ、ホームの熱狂的なサポーターの後押しを受けるアントラーズは、エスパルス戦の屈辱を晴らすべく、強い気持ちでこの試合に臨む!鹿島アントラーズの勝利か!
直接対決 – 初顔合わせ。
アントラーズの復調を止めるか、エスパルス!
清水エスパルス – アレックス・ブロスケとジミー・フランサは二人とも出場停止
FC東京を相手に、イエロー8枚、レッド2枚が飛び交う荒れた戦いを制した清水エスパルス(点15勝5分0敗3差+1)だが、今節はフランサとアレックス・ブロスケの二人を出場停止で欠く。フランサの穴はさほどでもないが、アレックス・ブロスケの欠場は痛い。東京戦を9人で戦った試合でサブとして起用された高原と高木が今日は先発起用される可能性もある。開幕当初の低迷から立ち直り、3連勝中の鹿島アントラーズ(点10勝3分1敗4差+1)を向こうに、エスパルスは好調を維持していきたい。
古傷を抱える小野伸二はまだ90分を戦えるコンディションではないが、清水は、若手とベテランがうまく溶け合ってきている。
鹿島は前節のガンバ大阪戦で5ゴールを決めている。無論、相手DFとGKのふがいなさも見方してくれたが、シーズン当初のチーム状態からすると、興梠や大迫らは自信を深めている。MF遠藤も、ガンバの遠藤を上回る仕事をこなし、ポテンシャルの高さを見せつけている。本山や小笠原が徐々に姿を消していくことになるチームの今後に、新たな希望の星となっていくはずだ。
負傷者、出場停止者続出だが、勝利するのは、やはりエスパルス!
過去通算、鹿島10勝、清水4勝。引き分け8試合。前回は鹿島の勝利だったが、その前の4試合で、引き分け試合全8試合の3試合を記録している。
順位表の低位置でもがく両チームの戦いは、ガンバ大阪の「降参ムード」が強く漂うゲームとなった。開幕からの悲惨なまでの戦いぶりに復調の兆しを垣間見たかのような両チームだったが、意外にもホーム鹿島の圧勝に終わった。遠藤(前半終了直前、ペナルティエリア外からの左足シュート)、興梠、大迫(相手の隙に乗じた1点、GK藤ヶ谷の手痛いミスをついた1点)、本山のゴールは、得失点差を+1に跳ね上げ、チーム復調の自信を深めるものになった。ガンバ大阪の完敗。
鹿島アントラーズ–鹿島は、ディフェンスならどこでもこなすベテラン中田浩二が負傷から復帰するかもしれない。
セレッソ大阪–DF丸橋の出場は危うい。
前節、好調FC東京を相手に待望の初勝利を飾った鹿島アントラーズ(勝点6勝1分1敗4得失点-5)だが、本質的な改善はまだまだの状態だ。若手の大迫と興梠が、前節のような、期待通りの仕事をすれば、ジョルジーニョ監督がジュニーニョとドゥトラを起用する見込みはない。
遠藤、柴崎、興梠、大迫をはじめ、将来を期待される若手らが主体となる今季のアントラーズは、やはり「降格するには良過ぎる」チームだ。若返りを図るこのチームを、サポーターとしては、忍耐強く見守ってあげたいところだ。
大宮アルディージャを3-0で圧倒したと思えば、前節のアルビレックス新潟戦では初勝利を献上してしまうなど、セレッソ大阪(勝点6勝3分1敗2得失点+3)の調子の波の激しさは尋常ではない。香川真司、乾貴士、家長昭博ら、有力選手を次々と移籍させ、新たに清武弘嗣も移籍させようとしているセレッソ大阪は、出来不出来に関わらず、確かに称賛に値するチームだといえる。山口、扇原らが清武を継承する良い仕事をすれば、チームは再浮上するはずだ。
予測不可能に近い調子の波のセレッソ、待望の初勝利を味わったアントラーズ。ホームチームに分がありそうだが、個人的にはセレッソ大阪の勝利に賭けよう。
昨シーズン、セレッソは鹿島に連勝。通算成績でも14試合でセレッソの10勝4敗。
リーグ3位のFC東京が低迷するアントラーズを最下位に釘付けにすべく臨んだこのゲームだったが、結果は違ったものになった!前半30分、興梠をねらったスルーパスに反応したGK権田が興梠と激突、負傷退場となる。FCサポーターのみならずオリンピック代表サポーターも、権田の負傷が大事に至らないように望んでいるはずだ。代わった塩田は交代早々、興梠への同様のスルーパスに勇気をもって反応し、前半をスコアレスで終了。後半21分、鹿島は東京の緩慢なパス回しを遠藤がインターセプト、素早く前線に抜け出し、右サイドに動き出した大迫にパス。大迫から中央にフリーで走り込んできた興梠にパスが通り、見事なキーパーの頭越しのゴールを決める。
FC東京は後半39分に同点に追いつく。判定は、(この試合2度目の)GKへのバックパス(そしてどちらも誤審だ)ということだったが、FKのディフェンスへの跳ね返りを、田辺が近距離から決めた。
鹿島の決勝点は、ロスタイム。途中出場のジュニーニョが左から切れ込んでシュート、キーパーがはじいたボールが遠藤の前へ転がると、遠藤が無人のゴールに叩き込んだ。
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