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Jリーグ J1 ゲーム リポート 9月15日

ガンバ大阪1-1アルビレックス新潟
ガンバはレアンドロが先取点を挙げて主導権を握ったが、前半に追加点を決め切れなかったのが痛かった。後半は一転、アルビレックスのペースとなり、耐え切れずPKを献上。ブルーノロペスが決め、降格争いのこの「大一番」は引き分けとなった。

ヴィッセル神戸1-2ジュビロ磐田
ヴィッセルは前半、田代の頭での折り返しを小川が押し込んで先制。残りあと30分の奥井の退場で流れは一転、ジュビロは、山崎、山田の得点で勝利をもぎ取る。尚、ジュビロの2点目は、茂木に対するあからさまな反則だった。

柏レイソル3-1コンサドーレ札幌
前半は流れるような攻撃から、大谷、工藤がゴールを連取。大量点を予感させるも、大谷のシュートがポストを叩き、レアンドロドミンゲスががら空きのゴールを外すなど、再三の決定機を生かせない。コンサドーレは榊が1点を返すも、レイソルは、後半途中出場の田中がダメ押し点を決めて、久々の勝利を手にした。

セレッソ大阪0-2名古屋グランパス
前半38分に田口がFKを直接入れると、後半23分には、パスが細かく行き交い、闘莉王の肘が相手ディフェンダーの頭に入るなど、混戦の中、低いクロスに反応したケネディが頭脳的なゴールを決めた。雷雨により、試合開始が1時間以上遅れた。

清水エスパルス1-1FC東京
前半21分、FC東京、石川のシュートがバーを叩くと、32分、エスパルスも金賢聖がゴールに迫る。先制は前半終了直前の大前のゴールだった。米本からボールを奪うと、そのまま突進、ドライブのかかった長距離弾を叩き込む。FC東京はショートコーナーからチャンスをつかみ、ゴール前の混戦の中、ブチチェビッチが脚の間を鮮やかに通して同点に追い付いた。

川崎フロンターレ2-2鹿島アントラーズ
アウェイの鹿島、興梠が前半6分、17分のPKと、11試合ぶりの得点で2点を連取。試合の流れは鹿島に大きく傾いたように思われたが、その直後、川崎は実藤が1点を返し、後半32分には大島のミドルシュートがGK曽ヶ端の手をはじき、同点に追いつき、引き分けた。後半途中出場のジュニーニョが古巣を相手に決定的なチャンスを作ったが、決め切れず、鹿島にとっては勝ち点3を逃す試合となった。

大宮アルディージャ1-0サガン鳥栖
貴重な決勝点は菊池のヘディング。菊池は終了間際にもポスト直撃弾を放つなど活躍。アルディージャは、この勝利で降格圏から取り敢えずは脱出した。

サンフレッチェ広島2-1ベガルタ仙台
広島が仙台との首位攻防戦に競り勝ち、首位に返り咲いた。サンフレッチェの先制点は、後半3分の森崎和のゴール。思い切りよく蹴ったボールは、相手ディフェンダーに当たって大きくコースが変わりゴールイン。ベガルタは、後半25分に赤嶺のダイビングヘッドで同点に追いつくが、その8分後、左サイドの清水からの折り返しを右サイドの石川が落ち着いてさばき、クロス。GKに当たったが、駆け込んだ高萩がたたきつけ、勝ち越しのゴールネットを揺らした。グランドを強く叩いたシュートは、そのままゴール上を超えてしまうような勢いだった。この決勝点で、広島は仙台を首位の座から引きずりおろし、三度目の首位奪還となる。

横浜Fマリノス1-2浦和レッズ
横浜マは前半5分、小野裕二のクロスからマルキーニョスのゴールで先制するも、その後はレッズがうまく中盤を使う。槙野のお膳立てから柏木が繊細なタッチでGKの頭上を越すループシュートで同点にすると、後半19分には、槙野自らが決勝点を入れる。原口の強烈なシュートをGK飯倉が辛うじて手で落とした跳ね返りを決めた。

JSoccer Magazine Jリーグ J1 プリビュ− 9月15日

19:00 川崎フロンターレ vs. 鹿島アントラーズ (等々力ス)
勝ち点が欲しい両チーム、相譲らず。
川崎フロンターレにとっては、降格争いに巻き込まれないためには必勝のゲームとなる。前節、ヴィッセル神戸に辛勝の苦い教訓が鹿島戦に活かせるかどうか、勝ち点3が欲しい川崎。計算上はまだ安心できないだけに、プレッシャーをどう跳ね除けるか。ただ、今季調子が上がらない鹿島が相手なので、この試合、引き分け!

19:00 ガンバ大阪 vs. アルビレックス新潟 (万博記念競技場)
実質勝ち点6のこの試合、ガンバ、必勝
降格圏をやっとの思いで脱け出したガンバも、その見事な連勝はレアンドロに負うとろこが大きく、負傷欠場の前節はやはり鳥栖に敗れてしまった。実質勝ち点6のこの試合をものに出来るかどうかは、レアンドロの肩にかかってくる。
対するは、これまでの24試合でわずか16点とJ1最少得点チームのアルビレックス。ここ4戦で3敗と調子は一向に上がらず、このままJ2の道をたどるのか?
ガンバ大阪の勝利!


18:00 セレッソ大阪 vs. 名古屋グランパス (長居競技場)
好調セレッソ、復調グランパス!
ここ5試合でわずか1敗、ここ2試合は連勝中のセレッソが好調だ。負傷者が復帰し、五輪からも主力が戻った今、残された10試合をこのまま乗り切ってJ1の好位置を確保したい。
一方のグランパスも、五輪から永井が、負傷からケネディと玉田が復帰。連敗から立ち直り、現在2連勝中。
この試合、引き分け!


18:30 大宮アルディージャ vs. サガン鳥栖 (熊谷)
サガン、大宮を突き放す!
今日の試合はどうしても落とせない、大宮!前節、10人の戦いとなった埼玉ダービーでレッズを制したその勢いも、鳥栖の堅固なディフェンス陣を崩せるか。先週、天皇杯でカマタマーレ讃岐に苦杯をなめたショックから立ち直り、サガンも連勝街道に戻りたい。
サガン鳥栖の勝利!


19:00 柏レイソル vs. コンサドーレ札幌 (柏ス)
レイソル、得失点差をさらに伸ばすチャンス?!
数字的には降格決定、負傷者も増え、新加入のテレとラモンもジンクスに苦しむ札幌!24試合61失点のディフェンス力で柏レイソルの攻撃力を阻めるかどうか。シーズンも後半に差し掛かったこの時期に、ネット・バイアーノを獲得したレイソルにとっては、この加入がチームのリズムを壊していないことが好材料。
ただこの試合、柏レイソルの勝利の他に可能性は見えない。


19:00 清水エスパルス vs. FC東京 (日本平)
エスパルス、「シリーズ」2戦目を制する!
ナビスコ杯準決勝第1戦目に続き、リーグ戦での連勝を狙うエスパルス。ファンとしては、あの見事なダイビングでペナルティを得た丸山にブーイングを集中させて、ナビス杯準決勝2戦目を戦う前に、対戦相手FC東京を心理的に痛めつけておきたい。
一方、ようやく不調から脱したFC東京は、懸念していた降格圏への後退もどうやら抜け出し、ナビスコ杯決勝進出に向けて、この試合で弾みをつけたい。今季続出していた負傷者もようやく復帰し、一貫性が戻った今、チームには方向性が感じられる。ただ、ナビスコ杯に目を向けながらのこの試合、そう上手く事は運ばないかもしれない。
清水エスパルスの勝利!


19:00 サンフレッチェ広島 vs. ベガルタ仙台 (広島ビッグアーチ)
上位2チーム、勝ち点を分け合うか?
頂上決戦は文字通り勝ち点6をめぐる戦いとなる。ここ数節、目まぐるしく順位を入れ替えあっている両チームだが、得点・失点数、得失点差も極めて似通っている。この試合の1勝は実に大きな意味を持つ。前節の天皇杯ではお隣りのソニー仙台に辛勝したベガルタだが、幸い、負傷者はいない。前期は後半に力尽きて、ACLの出場権も逃がしたその経験が、今季どのように活かせるか?ベガルタがこのまま進撃を続けるかどうか、いささか疑問視しているが、はたしてどうだろうか?ただ、サンフレッチェには負けられないこの試合、引き分け!

19:00 ヴィッセル神戸 vs. ジュビロ磐田 (神戸ユニバーシアード)
復調ヴィッセルも勝ち点1止まりか?
先週、天皇杯で下位チームに苦杯を喫したヴィッセル、熱心なサポーターのためにも、ここでの敗戦は是非とも避けたい。順位表では、3位まで「わずか」9点差だが、降格圏にも勝ち点9差と、微妙ではある。
一方、前節のサンフレッチェ戦を引き分け、その前のレイソル、セレッソ戦に連勝しているジュビロ磐田は、上位チームに必死に追いすがっている。J1トップの得点力も、こと守備力に関しては不安だ。そこで予想できるのは、高得点の引き分け!


19:00 横浜Fマリノス vs. 浦和レッズ (日産ス)
レッズ、マリノスの連敗を継続!
久しく無敗を続けていたマリノスも、アウェイのセレッソ戦を落とし、FC東京に敗れて、勢いが失くなってしまった。マリノス・バブルの破裂だ。そのマリノスにとって、今節のレッズ戦は厳しい試合となる。上位2チームが凌ぎ合う今節、現在3位につけるレッズのこの試合の勝利は必須だ。このチャンスを逃しはしないだろう。
浦和レッズの勝利!

Jリーグ J1 プリビュ 7月14日

18:00 清水エスパルス vs. 柏レイソル (アウトソーシングスタジアム)

エスパルス、J1通算1000ゴール達成なるか!?

チーム状況

清水エスパルス — 負傷者報告なし。

柏レイソル — MF大谷が出場停止。負傷者はDF藤田と控えGKの二人。

直接対決

過去10年間の両チームの対戦成績は、レイソルの8勝7敗3分け。エスパルスは、2008年8月以降勝利なし。

ゲーム・プレビュー

J1通算1000ゴールにあと1点と迫って久しい清水エスパルス(点25勝7敗6分4差+2)だが、ここ5試合の成績も、スコアレスドローが3試合、得点わずかに1とくすぶっている。絶望的にストライカーを必要としているチームは、新外人獲得資金の調達のため、アレックスの放出を考慮している。またフランサのJ2への期限付き移籍の話も持ち上がっている。J1最強のディフェンス力を誇る清水がトップを狙うには、得点力アップが不可欠だ。

7戦連続無敗記録を名古屋グランパスに止められた柏レイソル(点27勝8敗6分3差+6)。RB酒井の抜けた穴は確かに大きいが、選手層の厚さで何とか凌げるはずだ。しかし今夜の試合は、清水エスパルスの勝利!

 

 

19:00 大宮アルディージャ vs. ヴィッセル神戸 (NACK5スタジアム大宮)

アウェイ戦大勝で、ヴィッセル、完全復調を遂げるか?

チーム状況

大宮アルディージャ — MF橋本、内耳炎のため、1ヶ月ほど欠場。

ヴィッセル神戸 — 先週欠場のMF/FW森岡、今夜は出場の見込み。DF岩波はU19代表チームに帯同中。負傷中のFW田代は復帰可能だが、まだ体調不完全。

直接対決

過去7年間J1およびナビスコ杯での対戦成績は、アルディージャの6勝5敗5分け。

ゲーム・プレビュー

降格争いに関わらないシーズンを期待したサポーターの願いとは裏腹に、大宮アルディージャ(点19勝5敗8分4差-13)は、節を重ねるごとに順位を下げている。この試合後、東がオリンピックチームに帯同してしまうのも痛い。だが、ベルデニック監督のもと、チームは後半戦での巻き返しを図る。

一方のヴィッセル神戸(点24勝8敗9分0差-2)は、西野新監督采配に着実に順応している。前節のベガルタ戦も、結果こそ伴わなかったが、内容は確かに良くなってきている。チームとしてまとまりがあるヴィッセルが、先週のようなゲームを展開できれば、アルディージャの苦戦は必至だ。ヴィッセル神戸の勝利!

 

 

19:00 アルビレックス新潟 vs. 浦和レッズ (東北電力ビッグスワンスタジアム)

レッズ、さらに上へ進撃!

チーム状況

アルビレックス新潟 — DF金珍洙はひざの故障で2ヶ月間の離脱。DF村上は出場停止。DF中村は足の骨折のため3ヶ月の欠場。MF内田、今季の出場は絶望的。

浦和レッズ — MF山田の今季出場は絶望的。FWエスクデロとポポの出場は見込み薄。

直接対決

過去10年間の対戦成績は、レッズの15勝2敗3分け。新潟の2勝は2005年と2006年。

ゲーム・プレビュー

アルビレックス新潟(点16勝4敗9分4差-11)は、前節、最下位チームに1-0で辛勝したが、負傷者が多く、降格ゾーンの深みから抜けられない。対する浦和レッズ(点30勝8敗3分6差+6)は目下連勝中。ベガルタ、サンフレッチェの隙を窺っている。得点力不足に悩み、ストライカーを切望しているレッズだが、オリンピック代表から外れた鬱憤を晴らすべく、原口元気が前節同様ゴールを決めて存在感を見せつけるか。浦和レッズの勝利!

 

 

19:00 ジュビロ磐田 vs. コンサドーレ札幌 (ヤマハスタジアム)

ジュビロ、この試合に勝たずして。

チーム状況

ジュビロ磐田 — MFベク・ソンドンは韓国オリンピックチームに帯同中。MF松岡は膝靭帯の損傷で6ヶ月の離脱。GK川口の今季出場はなし。FW金園も9月まで欠場。

コンサドーレ札幌 — MF河井は1ヶ月の欠場。MF高木は2ヶ月の欠場。FM前田は少なくとも8月末まで出場の見込みなし。

直接対決

これまで3試合。2008年は1勝ずつを分け合い、今季は開幕戦でスコアレスドロー。

ゲーム・プレビュー

前節のサンフレッチェ戦を含め、ここ5試合で3敗のジュビロ磐田(点27勝8敗6分3差+9)は6位に後退。得点こそ34と強力だが、失点も多いジュビロが上位に留まるためには得失点差を大きくしたいところ。今夜の試合は、大量得点の完封勝ちを狙いたい。

一方のコンサドーレ札幌(点4勝1敗15分1差-28)は、1勝1分けの勝ち点4と、J1歴代チーム中最悪の成績。得点力のあるジュビロを相手に、今夜も失点献上は必至。シュビロ磐田の勝利!

 

 

19:00 名古屋グランパス vs. ベガルタ仙台 (豊田スタジアム)

名古屋、仙台に立ちはだかるか!

チーム状況

名古屋グランパス — DF/DMダニルソンは出場停止。FW玉田は手術後2ヶ月間の欠場。MF磯村、中村の二人は少なくとも2ヶ月間の欠場。

ベガルタ仙台 — DF鎌田は出場停止。DF上本は出場まであと1、2週間か。

直接対決

両チームの対戦成績は、2003年以降グランパスの4勝2敗2分け。

ゲーム・プレビュー

前節レイソルの無敗記録を阻止した名古屋グランパス(点28勝8敗5分4差+2)は無敗中、5位に浮上している。オリンピック代表に選出された永井が好調で、ゴールを量産(また、ケネディのゴールなどをアシスト)している。玉田が欠場中の今、オリンピック前の永井最後の出場試合を、グランパスはものにしたい。

今季まだ2敗のベガルタ仙台(点35勝10敗2分5差+19)は現在、優勝した昨年度の同時期とほぼ同じような成績。もっとも前節のヴィッセル戦が示すように、ひと頃の首位チームにふさわしい支配率や内容は影を潜めている。ただ、結果が付いてきているのは、ベガルタが勝ち組だからなのか、今後後退し始めるのか、私は後者と見るが。名古屋グランパスの勝利!

 

 

19:00 ガンバ大阪 vs. 横浜Fマリノス (万博記念競技場)

ガンバ、待ち望まれる復活へ!

チーム状況

ガンバ大阪 — FWレアンドロは出場資格会得。MF佐々木は練習に復帰。FW川西も足の骨折から回復、練習に復帰。DF加地、エドゥワルドはともに欠場。DF中沢は練習中に骨折、2ヶ月の欠場。FWパウリーニョは大腿部の損傷。

横浜Fマリノス — MF中村はもう2週間の欠場か?DFドゥトラ、FWマルキーニョスは現在治療中。DF天野は今季離脱。MF小倉の復帰はあと間近。

直接対決

過去10年間の両チームの対戦成績は、マリノスの10勝8敗7分け。

ゲーム・プレビュー

苦境に喘ぐガンバ大阪(点13勝3敗10分4差-12)。内容は決して悪くはないが、結果が伴わない現状は、自信喪失と決定力不足が原因だ。何処かで、しかもすぐに歯止めをかけなければ、来季のJ2行きは避けられない。レアンドロの加入は前線を活性化するだろうか。負傷者の多いディフェンス陣には、更なる追い討ちをかけるように、前節、GK木村とCB中沢二人が足を骨折した。攻撃陣にも防御陣にも早急な改革が必要だ。

一方の横浜Fマリノス(点24勝5敗3分9差+3)は、得点力こそ絶不調ガンバにも9点差をつけられてはいるが、開幕当初しばらく続いた不調状態からは脱している。この試合も最近の試合で続けているような内容で戦えば、ガンバを寄せ付けないだろうが、もう後がないガンバは死にもの狂いの戦いを挑んでくるはずだ。ガンバ大阪の勝利と見る!

 

 

19:00 セレッソ大阪 vs. 鹿島アントラーズ (長居スタジアム)

セレッソ、さらなる混迷状態へ?

チーム状況

セレッソ大阪 — MFキム・ボギョンはすでに韓国代表に帯同中。

鹿島アントラーズ — 負傷者の報告なし。

直接対決

過去10年間の両チームの対戦成績は、セレッソの7勝5敗3分け。

ゲーム・プレビュー

香川、乾、家長を次々に失い、今、清武抜きの戦いに順応する必要のあるセレッソ大阪(点19勝5敗8分4差-4)は、キム・ボギョン、扇原、柿谷をも近く失うことになりそうだ。オリンピック期間中、扇原と山口を欠くセレッソは、この試合の勝利で、ほころびを繋ぎ留めておきたい。

前節、大宮に辛勝した鹿島アントラーズ(点22勝6敗7分4差+3)もなかなか連勝できないチームの一つだ。オリンピック代表から外され落胆の大迫は、プレーヤーとしての誇りを賭け、その怒りを試合にぶつけて自己を証明したい。セレッソには要注意人物だ。試合は引き分けか!

 

 

19:00 サンフレッチェ広島 vs. 川崎フロンターレ (広島ビッグアーチ)

サンフレッチェ、首位浮上!

チーム状況

サンフレッチェ広島 — 前節負傷のミキッチについてはまだ詳細不明。DFファン・ソッコはすでに韓国オリンピックチームに帯同中。

川崎フロンターレ — DFジェシと小宮山の二人は練習には復帰しているが、この試合の出場はない。DF伊藤の欠場は2週間ほど。MF登里は8月まで出場の見込みなし。

直接対決

フロンターレの12勝2敗8分け。今季はサンフレッチェがアウェイ戦を制している。

ゲーム・プレビュー

ジュビロを、2、3位直接対決で退けたサンフレッチェ広島(点33勝14敗4分3差+16)は、ヴィッセル相手にもたついていた首位ベガルタに肉薄。このまま勢いに乗って一気に頂上までせり上がりたいところだ。後半戦を迎えるにあたり、サンフレッチェを首位チームに推す声は多い。現在得点王の佐藤寿人は言うまでもなく、どこからでも得点できるのが広島の強みだ。ゴールに期待。

一方の川崎フロンターレ(点27勝8敗6分3差0)は、浮き沈みはあったが、風間監督のもとチームは改善されつつある。失点の多さはディフェンス陣の負傷者の多さと無関係ではないだろうが、失点を減らせれば、上位に留まる力はある。ただこの試合は、サンフレッチェ広島の勝利だろう!

 

 

19:00 サガン鳥栖 vs. FC東京 (ベストアメニティスタジアム)

引き分け試合?!

チーム状況

サガン鳥栖 — DF木谷は9月まで欠場。MF高橋は復調間近だが、この試合はまだ無理。

FC東京 – DFチャン・ヒョンスはすでに韓国オリンピックチームに帯同中。MF羽生は少なくとも1ヶ月の欠場。MF大竹は今季絶望。DF太田は復帰まで1ヶ月、DF平松はアキレス腱の損傷で長期離脱。MF梶山は8月初旬まで欠場。MF石川の出場の見込みは薄い。

直接対決

これまでにJ2で2試合、J1では今季前半の1試合でFC東京の勝利。通算は東京の2勝1分け。

ゲーム・プレビュー

ホームで好成績のサガン鳥栖(点24勝6敗5分6差+3)は、その実績を後ろ盾にFC東京を迎え撃つ。もっとも前節の雨中でのレッズ戦では、ものの30分も経たない間に4失点を喫してしまったが、そこから4-3まで盛り返した粘りは見事だった。その勢いでこの試合に臨みたい。

一方、ガンバ大阪との打ち合いを制したFC東京(点28勝9敗7分1差+1)は5位に浮上。負傷者多発の中、不調にもかかわらず勝ち取ったこの1勝は大きいが、この試合を最後にオリンピック代表が抜けるFC東京の今後に期待する者は多くはない。無論、勝ちを狙ってくるだろうが、試合は引き分けか!