ガンバ — GK木村、脚の骨折で欠場。DF加地、エドゥワルドは7月半ばまで出場の見込みなし。FW川西は完調ではないが、復帰はまもない。
レイソル — 控えGKの二人以外に負傷者はなし。
過去10年間の対戦成績は、ガンバの10勝3敗1分け。ここ5試合に関しては、ガンバの5連勝、得点も14-3と圧倒している。
先週末、コンサドーレを圧倒したガンバ大阪(点13勝3敗8分4差-7)は、サガン戦、レッズ戦に敗れはしたが、決定機の数、ボールポゼッションなど、ゲーム内容は良い。終了間際の逆転劇に甘んじてはいるが、試合の主導権を握るその戦いぶりは、降格を争う他のチームとはやはり格の違いを感じさせる。必要なのは目の前にある勝利を積み重ねていくことで、チームはおのずと上位に浮上していくはずだ。
対するは、前節のアントラーズ戦では土壇場のPKで勝利を拾った柏レイソル(点24勝7敗5分3差+3)。PKは失敗したが、そのリバウンドを決めた。水曜日のFC東京戦の勝利で、6戦5勝と好調の波に乗る。ただ、レアンドロドミンゲス、ジョルジワグネルの外人コンビを抑えられてしまうと、苦戦は免れない。ガンバ大阪の勝利に期待!
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5月19日 横浜Fマリノス0-0ガンバ大阪 – ゲーム リポート
両チームともに見せ場の少ないゲームだった。前半18分、ガンバは、左サイドから遠藤が右足を振り抜くと、マリノスGK飯倉が辛うじてバーの上に掻き出す。マリノスも、前半終了寸前に得たFKを中村が蹴るが、ボールはゴールの上を外れていく。
後半開始早々、マリノスはマルキーニョスのお膳立てから小野が力強いシュートを放つが、惜しくもGK木村の好セーブに防がれる。今季まだ無失点試合のないガンバにとっては異例の展開だ。後半41分、ゴールラインぎりぎりからの倉田のパスに藤春が反応するが、シュートはGKに阻まれてしまう。こうして試合は0-0のスコアレスのまま終了した。マリノスが5連勝を逃したこのゲームは、ガンバ久々の無失点試合となった!
大宮アルディージャ1-0ガンバ大阪 – 5月6日
ガンバは前半、倉田の近距離シュートがバーにはじかれ、阿部のロングシュートがキーパーに掻き出される。後半も、難しいバウンドを遠藤が頭で合わせるがゴールを逸れる。好機に決めきれないガンバに対し、アルディージャは、カルリーニョスのシュートがこれまたゴールを叩くが、東と一緒にそのこぼれ球にからんだチョが、木村の股を抜くようにガンバゴールに流し込んだ。一方のガンバも、佐々木がオーバーヘッド気味にスペースをうまく利用して右に切れ込みクロスを入れるが、惜しくも佐藤に合わない。ツキにも見放されたガンバだった!
PREVIEW – 大宮アルディージャ vs. ガンバ大阪 – 5/6
ガンバ大阪 — FW川西、足の骨折のため、復帰にあと1ヶ月。
大宮アルディージャ (点11勝3分2敗4差-6) は、前節、アウェイのヴィッセル神戸戦でチーム全体が連休モードに入ってしまったような内容だった。枠内に飛んだゴールはほとんどなく、3得点しかできなかったヴィッセルが不運だったというべきか。ラファエルには高給に見合う働きが、チョ・ヨンチョルには次の韓国代表戦に召集されるような活躍が、また中盤の東にはロンドンオリンピック・メンバー選出が確実になるような内容のプレーが要求される。このように大宮は、選手は揃っているがチームとして機能していない。
一方のガンバ大阪 (点7勝2分1敗5差-8) は、攻撃力はJ1で6位だが、守備力が最悪。昨季と大差はないとの見方もあるが、結果にはそれが表れていない。松波監督の今最大の課題はチームを一つにまとめ、ディフェンスを強化することだ。ベテランGK藤ヶ谷はACLで代役を務めた若手GK木村に正GKの座を譲るだろうか。今季は、シーズン前もシーズンに入ってからも、コーチ陣の交代を含め、様々な入れ替え・変更をしてきたガンバだが、ガンバの名を地に落とすことなく今季を終了するためには、今節のような試合を確実にものにしていくことが必要だ。ガンバ大阪の勝利に期待しよう!
過去14試合中、ガンバの勝利は9試合。引き分け試合は過去になし。