ガンバ大阪 — FW川西、足の骨折のため、復帰にあと1ヶ月。
大宮アルディージャ (点11勝3分2敗4差-6) は、前節、アウェイのヴィッセル神戸戦でチーム全体が連休モードに入ってしまったような内容だった。枠内に飛んだゴールはほとんどなく、3得点しかできなかったヴィッセルが不運だったというべきか。ラファエルには高給に見合う働きが、チョ・ヨンチョルには次の韓国代表戦に召集されるような活躍が、また中盤の東にはロンドンオリンピック・メンバー選出が確実になるような内容のプレーが要求される。このように大宮は、選手は揃っているがチームとして機能していない。
一方のガンバ大阪 (点7勝2分1敗5差-8) は、攻撃力はJ1で6位だが、守備力が最悪。昨季と大差はないとの見方もあるが、結果にはそれが表れていない。松波監督の今最大の課題はチームを一つにまとめ、ディフェンスを強化することだ。ベテランGK藤ヶ谷はACLで代役を務めた若手GK木村に正GKの座を譲るだろうか。今季は、シーズン前もシーズンに入ってからも、コーチ陣の交代を含め、様々な入れ替え・変更をしてきたガンバだが、ガンバの名を地に落とすことなく今季を終了するためには、今節のような試合を確実にものにしていくことが必要だ。ガンバ大阪の勝利に期待しよう!
過去14試合中、ガンバの勝利は9試合。引き分け試合は過去になし。