横浜Fマリノス — MF中村はもう2週間の欠場。DF天野は今季離脱。MF小倉はあと2週間で出場の見込み。
セレッソ大阪 — MF清武はニュルンベルクFCに移籍。MFキム・ボギョンはすでに各国代表に帯同中。
泥沼のスタートから復活の兆しを見せていた横浜Fマリノス(点23勝5敗3分8差+3)、5戦無敗は無視できない成績だが、得点力が決定的に不足している。救いは、わずか13の失点という、サガン鳥栖に並ぶリーグ一のディフェンス力にある。ただ、降格ゾーンから安全圏に逃れるには、得点力アップが絶対条件となる。
一方、調子の浮き沈みの大きさではリーグ・トップのセレッソ大阪(点18勝5敗8分3差-4)は現在、負けや引き分けという面で「安定」してしまっている。清武の移籍、キム・ボギョンの韓国代表帯同(その後のヨーロッパへの移籍の可能性大)、加えて来週に迫った扇原、山口のオンピック出場による離脱を考えると、セレッソには今日の1勝が必要になる。どう贔屓目に見ても、今後は苦しい戦いが予想されるからである。この試合を落とすようなら、降格争いに巻き込まれるだろう。勝負は引き分けか!
マリノス — MF中村が捻挫のため欠場。DF天野の今季出場はなし。
グランパス — FW玉田は少なくともあと1ヶ月は欠場の見込み。MF磯村、中村は少なくとも9月までは欠場。
最近10年間の対戦成績は、グランパスの7勝4敗7引き分け。
ここ4試合でわずか1得点の横浜Fマリノス(点22勝5敗3分7差+3)だが、戦績は1勝3分け。このチームにゴールを期待するのは酷だともいえるが、J1最少の12失点のディフェンス力をもってすれば、ホームでの勝ち点1は確実にキープできる。
一方、中断開けの2試合に連勝した勢いをガンバに止められた名古屋グランパス(点24勝7敗5分3差+1)も、ここまで得点がわずか22点と、得点力不足に悩む。2-2で引き分けたガンバ戦での2得点は、玉田の欠場を補う永井の活躍によるもの。グランパスに一つの明るい材料を提供している。この試合はまた、スコアレスのドローとなりそうだ!
Jリーグ #J1 プリビュ− 6月16日 19:00 横浜Fマリノス vs. FC東京 (日産スタジアム)
横浜Fマリノス — MF小倉は少なくとも7月半ばまでは欠場の見込み。DF天野の今季出場は絶望的。
FC東京 — MF大竹は今季出場の見込みなし。FW平山は復帰間近。
過去10年間、両チームの対戦成績は互いに8勝ずつ、引き分けは4試合。ただし、マリノスの勝利は2008年の1勝以降なし!
ここ2試合連続の引き分けを含め、5試合無敗を続ける横浜Fマリノス(点18勝4敗3分6差+2)は、開幕直後の低迷状態から抜け出し、13試合を終えたこの段階でちょうど中間の順位に位置している。エスパルス戦、ガンバ戦と続いた0-0の引き分け試合で失速中のマリノスにサポーターが期待するのは得点シーンと勝ち点だろう。チャンスをものにしたいマリノスは、大黒に代えて小野を起用してはどうか?
一方、好調で開幕を迎えたFC東京(点22勝7敗4分1差+2)は、AFC敗退を含め、このところ低迷状態が続いている。前節は浦和レッズと引き分けた東京だが、その前の3試合は連勝と、今シーズンの乱調を象徴するかのようだ。AFCによる未消化試合が1つある東京だが、両チームには勝ち点4の差しかない現在、直近のライバル・マリノスを倒しておきたいところだ。この試合は引き分けか。
横浜Fマリノス — DF天野は負傷のため長期離脱
ガンバ大阪 – いまだ未出場のDFは足骨折のため数ヶ月間の離脱。RB加地も6週間の離脱。FW川西は足の骨折からの回復が見込まれている。
過去10年間の成績は、マリノスの10勝、ガンバの8勝。引き分けは6試合。
開幕時の低迷状態の後、樋口監督に交代して以来、目下4連勝中の横浜Fマリノス(点16勝4分4敗3差+2)は、さらに連勝を続けたいところ。何がチームを変貌させたのか、理由は誰にもわからないが、負傷で出場の遅れていたマルキーニョスの復帰が原因だという人もいれば、大黒が控えに回ったからだという人もいる。マリノスの4連勝には、アウェイでのレッズ戦、サンフレッチェ戦が含まれている。今節も、不調に喘ぐガンバをカモにしてやろうと闘志を燃やしているに違いない。
一方、ガンバ大阪(点8勝2分2敗6差-9)の滑り出しはマリノス以上に悪い。監督・コーチ陣の交代やツキなどもあり、調子を取り戻したかのように見えたこともあったが、現在は第17位と下から2番目の位置に低迷している。加地を含め、多くの負傷者を抱えているガンバだが、遠藤、明神、二川らのベテラン勢に伸び盛りの若手をうまく噛み合わせるなら、松波監督の采配次第で、ガンバは今季の立て直しだけではなく、2003年度に向けてチームの再構築が出来るはずだ。今季のガンバには、これ以上のことは期待できない。前節は、首位ベガルタにもう少しのところで勝ちきれなかったが、この勝ち点1は、チームにとってのカンフル剤になったはずだ。ひょっとして、横浜の連勝はガンバが止めてしまうかも。ガンバ大阪の勝利に期待しよう!
横浜Fマリノス — DF天野の今季出場は絶望的か。
サンフレッチェ広島 (点19勝6分1敗3差+10) は、前節、柏レイソルとのアウェイゲームで5得点を量産した!2点を先取し、レイソルに同点とされた後、立て続けに3点を奪って、首位仙台に勝ち点4差の3位につけている。しかし、その前の新潟戦ではホームで逆に勝ち点3を献上しまった広島は、GWのファンの失望の埋め合わせを狙っているはずだ。佐藤寿人は代表復帰も可能な好調を維持している。ミキッチらからの良い供給を受ければ、佐藤は点を取り続けるだろう!
不調のどん底で最下位争いを演じていた今季の横浜Fマリノス (点13勝3分4敗3差0) は、3連勝でようやく調子を取り戻してきた。その3勝にはアウェイの浦和レッズ戦も含まれている。自信を取り戻した今、ツキも見方してくれるなら、この戦いも勝利できないことはない。FW大黒はなかなかチャンスをものに出来ないし、マルキーニョスの調子もまだ万全ではないので、小野裕二に期待がかかってくる!DF天野が欠場のため、現在J1の最多得点者を相手に、CBの中沢と栗原は大忙しだろう。マリノス・サポーターとしては、監督続行か否かが気になるところだが、交代劇を観たいなら、何試合か落とす必要がある。試合は、サンフレッチェ広島の勝ち、と見る!
この10年間の両者の対戦は15回。マリノスの7勝、サンフレッチェの5勝、引き分けが3試合。
マリノスにとってレッズは強すぎる!
チーム状況
浦和レッズ — 山田直輝が負傷のため長期離脱
横浜Fマリノス – 冨澤が出場停止。DF天野が負傷のため長期離脱。トレーニング中のマルキーニョスは、出場可能だとしても体調はいまだ万全ではない
ゲーム・レビュー
前節、共に勝利をおさめた両チームは、勝ちを続けて弾みをつけたいところ。現在、得失点差で広島に劣るが勝ち点では2位に並ぶ浦和レッズ(点16勝5分1敗2差+4)。過去2シーズン、ふがいない成績で終わっているので、ここできちんの勝ち星を重ね、首位ベガルタを追走したい。ペドロヴィッチ監督の3バック・システムはいち早く選手に浸透している。センターバックを試していたキー・プレーヤーの阿部勇樹も、坪井の復帰により、ディフェンシブなMFに定着している。
一方の横浜Fマリノス(点7勝1分4敗3差-2)は、前節のヴィッセル神戸戦で、7分間に3得点というゴールラッシュで、待望の今季初勝利をものにした。チームにとって貴重な1勝ではあるが、まだまだ内容が伴っていない。この勝利により監督交代が保留状態にあることで、不満を抱いているサポーターも少なくないはずだ。この試合でも苦戦は避けられないだろう。監督解雇は時間の問題だろう。
浦和レッズの勝利試合!
直接対決
J1とナビスコ杯で通算24試合。レッズ10勝、マリノス9勝、引き分けが5試合。2011年度は、双方ともアウェイ戦を勝利している
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