横浜Fマリノス — MF中村はもう2週間の欠場。DF天野は今季離脱。MF小倉はあと2週間で出場の見込み。
セレッソ大阪 — MF清武はニュルンベルクFCに移籍。MFキム・ボギョンはすでに各国代表に帯同中。
泥沼のスタートから復活の兆しを見せていた横浜Fマリノス(点23勝5敗3分8差+3)、5戦無敗は無視できない成績だが、得点力が決定的に不足している。救いは、わずか13の失点という、サガン鳥栖に並ぶリーグ一のディフェンス力にある。ただ、降格ゾーンから安全圏に逃れるには、得点力アップが絶対条件となる。
一方、調子の浮き沈みの大きさではリーグ・トップのセレッソ大阪(点18勝5敗8分3差-4)は現在、負けや引き分けという面で「安定」してしまっている。清武の移籍、キム・ボギョンの韓国代表帯同(その後のヨーロッパへの移籍の可能性大)、加えて来週に迫った扇原、山口のオンピック出場による離脱を考えると、セレッソには今日の1勝が必要になる。どう贔屓目に見ても、今後は苦しい戦いが予想されるからである。この試合を落とすようなら、降格争いに巻き込まれるだろう。勝負は引き分けか!