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Jリーグ J1 プリビュ− 8月25日 18:00 清水エスパルス vs. 浦和レッズ (エコパス)

清水エスパルスは、LB李記帝とCBヨンアピンが出場停止。DF吉田は体力テストを受けている。
復活を始めたエスパルスにとって、この試合が試金石となる。エスパルスが勝利すれば、レッズに勝ち点1差まで肉薄できるが、敗れれば積み上げた自信がへこみ、勝ち点差も7に開いてしまう。得点力不足に悩む両チームだが、アレックス・ブロスケのサポートを大前と高木が得点するなど、ここ数試合、エスパルスの得点感覚は戻ってきている。オンピック後移籍の金賢聖もエスパルスでの初ゴールを狙う。
エスパルスが、高得点試合を制する!

Jリーグ J1 プリビュ−8月18日19:00 サガン鳥栖 vs. 清水エスパルス (ベストアメニティスタジアム)

エスパルスが戻って来た!2節前に首位サンフレッチェを倒し、続くナビスコ杯では高木の土壇場の決勝弾により4-3の接戦で名古屋を制し、前節はリーグ戦でも名古屋を倒したエスパルスは、ブロスケ、大前、高木が得点者の中に名を連ねて、ようやく峠を越した感がある。アレックス・ブロスケと、ちびっこコンビの大前・高木が完全復調を果たすなら、エスパルスの前進は今後も止まりそうもない。
東京ヴェルディへの期限付き移籍でジミー・フランサが抜けた外国人枠を早々に埋めるべく、エスパルスはキム・ヒョンソンを期限付き移籍で獲得している。高原らの力をうまく引出し、大前や高木らをサポートする能力は脅威だ。
前半戦は、まずはJ1での位置を確保することに着実に努めたサガン鳥栖は、現在、首位まで2試合差の6位。今日の試合を落とすと、エスパルスに並ばれてしまう。非常な混戦状態のJ1だが、このままホームストレッチに向かうのか。ホームゲームにはもっぱら強いサガンだが、目下快調のエスパルスとのこの試合、清水エスパルスの勝利だろう。

Jリーグ J1 プレビュー 5月19日15:30 浦和レッズ vs. 清水エスパルス(埼玉スタジアム)

浦和レッズ — MF山田直輝がひざの故障のため長期離脱。
清水エスパルス — DF岩下が出場停止

過去10年間の対戦成績は、エスパルスの10勝、レッズの9勝、引き分けが4試合と、ほぼ互角の戦績。

今節、私が最も注目しているゲーム。二シーズンにわたり苦戦を続けていた浦和レッズ(点18勝5分3敗3差+3)の浮上を確かに予想してはいたが、このチームに必要なのは、MFからの素晴らしい配球をゴールに入れる決定力だ。ペドロビッチ監督は、槙野、阿部、柏木、鈴木らを上手に起用し最大限の力を発揮させているが、ゴールゲッター発掘が絶対条件だ。原田元気をCFに起用したら?

清水エスパルス(点22勝7分1敗3差+5)は今私が最も注目しているチームだ。GK林、FWの大前、高木など、素晴らしい若手が揃っている。この若手陣に、小野や高原らのベテランと、アレックスやヨンアピンの外人選手をブレンドすれば、11月のJリーグ覇者が見えてくる!週半ばのナビスコ杯では中心選手を何人か休ませているので、今日は激しい精力的なゲームをしてくれるはずだ。前節、先制したセレッソに追い付き、勝ち点1を得たエスパルスが本来の力を発揮するなら、レッズはまたしてもホーム戦を失うことになる。私は、清水エスパルスの勝利と見る!

5月12日 清水エスパルス1-1セレッソ大阪

清水は、出場停止のカルフィン・ヨンアピンに代わって平岡をCBに、大前と高木の真ん中に伊藤翔を起用。セレッソはブランキーニョを控えに据えて柿谷を起用。先制点はアウェイのセレッソ。黒木からの深いクロスが目測を誤ったGKの頭を超える。しかし、がら空きのゴールをケンペスが決め切れない。ポストに当たった跳ね返りを柿谷が近距離から決めてゴール。前半15分だった。ケンペスには、今度は酒本から絶好のクロスが配球されるが、これまたフリーのへディングが枠を外す。エスパルスにチャンスらしいチャンスが訪れたのは前半終了間際、アレックス・ブロスケのFKはキーパーの好セーブに阻まれる。直後、キム・ボギョンが追加点のチャンスをつかむが、GK林が1点目のミスを見事にカバーする。
後半は、敵陣でプレーする時間が増えた清水が、ブロスケ、高原、高木とチャンスを作るが決め切れず、フランサもセレッソの同国人ケンペスの向こうを張ってヘディングを外す。
セレッソの勝利かと思われた後半のロスタイム、ゴール前の混戦からブロスケがこぼれ球を押し込み、エスパルスがようやく同点に追いつく。ブロスケは試合後のコメントで、「あの得点はラッキーだった。目の前にこぼれてきたからね。でも、同点するだけの内容だったよ」と話した。エスパルスのゴトビ監督は、自分のホームページでこうコメントしている:「前半終了の段階で9人は選手を代えることができたが、まあ,選手交代は3人に限られているからね。ただ、その交代も出来るだけ後まで我慢したんだ。」その我慢強さが功を奏した!


Jリーグ プリビュ− 15:30 清水エスパルス vs. セレッソ大阪(アウトソーシングスタジアム)

清水エスパルス — DF/MFヨン・アピンは出場停止
セレッソ大阪 — DF児玉がトレーニング復帰

開幕当初は、内容が結果にならない清水エスパルス (点21勝7分0敗3差+5) だったが、現在の好調には結果も伴っている。前節、前前節では、ゲームの後半を10人、そして9人で戦うハンデを負いながら、いずれも勝ち点3を獲得している。前節の首位仙台戦では、実質の6ポイントをつかむ勝利を挙げた清水だが、もし今日、大阪でガンバが仙台を倒し、清水がこの試合に勝利するなら、首位に躍り出ることになる。ゴールを挙げる前線の高木と大前が称賛を得ているが、エスパルスは、MF村松が要になっていることに着目してもらいたい。

苦境に喘ぐアルビレックスとコンサドーレに勝ちを献上したセレッソ大阪 (点13勝4分1敗5差+1) は、ここ5試合で4敗している。乱調は今やセレッソの代名詞だが、このまま負けが混むと、乱調どころではなく残留争いに名を連ねることになり兼ねない。MF清武弘嗣は、ロンドン・オリンピック終了後、ブンデスリーガのニュルンベルクに移籍することが決定している。セレッソには大きな穴が残ることになる。エスパルスがこのチャンスを逃すことはないと思うが、セレッソの乱調が吉と出ることもある。まあ、エスパルスの勝利だろう!

ここ10年間の両者の対決は、セレッソの6勝、エスパルスの4勝、引き分けが4試合。昨年度に限っていえば、この試合、セレッソはアウェイ戦を3-3で引き分け、大阪では4-0で勝っている。

ベガルタ仙台0-1清水エスパルス – 5月6日

仙台での1位・2位決戦、エスパルスにとっては勝ち点6の意味を持つゲームだったが、
プレビューで私が予想した通り、エスパルスが無敗を続けるベガルタにとうとう土がつける!エスパルスのアフシン・ゴトビ監督は、若さと情熱、気骨と経験を見事に融合させ、リーグ制覇を狙えるチームに作り上げている。これを知っているのは、ゴトビ監督自身の口からその理念を聞いているからだ!
今日の静岡は、高木と大前の小柄ツインをトップに、GKには代表GKを控えに置いて林を起用。またアレックス・ブロスケが出場停止から戻ってチームに活力を与える。ゲームは青空の下で開始するが、突然の雷雨で45分間の中断。雹が選手に降り付ける一幕も!
再開後、前半30分を経過したとき、関口がボレーシュート。はじいたボールに詰め寄ったウィルソンを、GK林が辛うじて防ぐ。直後、高木の深いクロスに反応した大前がボレーを放つと、仙台のGK林もナイスセーブ。そして前半39分、このこう着状態を高木・大前のコンビが打開。高木の内に巻いてくるクロスに大前が頭で合わせると、ボールはキーパーを抜けてゴールに吸い込まれた。
試合は一進一退を繰り広げ、両チームとも互角のチャンスで迎えた後半23分。ヨンアピンがウィルソンを倒し、2枚目のイエローを受けて退場。エスパルスは、最後の20分間、10人での戦いを強いられる!武藤、ウィルソンと、仙台の終了間際の猛攻をGK林の好セーブなどで凌ぎ、無敗を続けてきた首位チームに土をつけた。これで1位・2位との差は勝ち点2に縮まる。エスパルス、この勢いで一気に首位に駆け上がるか!