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5月19日 アルビレックス新潟1-6ジュビロ磐田 – ゲーム リポート

アルビレックス・ファンには申し訳ないが、この高得点ゲームは、観客にはスリル溢れるものだったが、これにより新潟の黒崎監督は退任が決定した。新潟の唯一の得点はオウンゴールだったので、実質的にはジュビロが全得点に絡んだことになる。この得点の直後、ブルーノロペスのシュートがバーを叩くなど、若干盛り返した時間帯はあったが、オレンジ色のユニフォームにとっては防戦一方の試合だった。ジュビロの得点者は、前田(2得点)、チョ・ビョングク、小林、松浦、山田。

Jリーグ J1 プレビュー 5月19日15:00 アルビレックス新潟 vs. ジュビロ磐田(東北電力ビッグスワンスタジアム)

ジュビロ磐田 — GK川口、アキレス腱の負傷で長期離脱。

最近7試合中5試合を引き分けている両チームだが、過去10年間では、ジュビロの7勝4敗6引き分け。

大方(私も含めて)の予想通り、今季のアルビレックス新潟(点9勝2分3敗6差-5)は苦戦を強いられているが、それは今後も続くだろう。チョ・ヨンチョルとマルシオリシャルデスの二人が抜けたのは、チームにとってもサポーターにとっても痛い。ヨーロッパから戻った矢野貴章とガンバからのレンタル選手の平井将生はまだチームに貢献していない。アルビレックスの苦戦は続く。

滑り出しは好調のジュビロ磐田(点18勝5分3敗3差+4)だが、このチームは中位に留まるだろうとの見解を私は変えない。だが、今節は勝ち点3を確実に取るだろうし、ACL出場権獲得圏内に留まるだろうが、今日の1勝は錯覚のようなものでしかない。FW前田は得点にもっと絡まなければならない。ただ、イ・スンヨルをガンバに放出して以来ポッカリ開いていた穴を、韓国人FWペク・スンヨルが埋めているのは好材料といえる。試合はジュビロ磐田の勝利か!

5月12日 ジュビロ磐田3-0鹿島アントラーズ

アントラーズは開始早々ドゥトラがチャンスを得る。「あとは入れるだけ」の大迫のパスを左足でうまく叩けず、好機を逸した。一方ジュビロは、前半10分、この試合最初のチャンスをものにする。ベク・ソンドンの右からのクロスを、前田がうまく頭でそらして7試合ぶりの得点を決める。後半も開始直後に山本康裕が2点目のチャンスを得るが、うまく抑えたシュートはGKの正面。このまま終了するかに思えた後半39分、前田のクロスに走り込んだ松浦が巧く合わせてゴールに流し込み、リードを広げる。後半45分には、山田大記がダメ押し点を入れ、勝利を決定づける。ホームでの鹿島戦は、ジュビロ磐田にとっては10年ぶりの勝利!

Jリーグ プリビュ− 14:00 ジュビロ磐田 vs. 鹿島アントラーズ(ヤマハスタジアム)

ジュビロ磐田 — FW金園は復帰間近だが、今節は無理か。GK川口は負傷のため長期離脱。

滑り出しは好調だったジュビロ磐田 (点15勝4分3敗3差+1) だったが、私の見解では、実力は現状が示す通りで、今季のリーグ制覇などは期待外に違いない。ここ5試合でわずか1勝と、順位も下降している。アントラーズ戦に、通算18試合でたったの1回しか勝利がないというのも、信じ難い事実だ。

一方の鹿島アントラーズ (点11勝3分2敗5差-2) は、得点も奪えなかった絶不調の立ち上がりから3連勝と復調の兆しは見えたが、ここ2試合は引き分けと敗戦と苦しい。ジョルジーニョ監督もようやくチームの長所・短所を把握し始めているようで、トップをはる興梠と大迫のコンビも調子が良い。ここ3試合で9得点のジュビロが相手だが、若きツートップのアントラーズの勝利を期待しよう!

通算18回の対戦で、先に触れたように、ジュビロの勝利は、2010年11月のわずか1回。その他は、鹿島の12勝5分け!

ジュビロ磐田2-2浦和レッズ – 5月6日

ジュビロがペク・ソンドンのヘディングで先制すると、レッズは、槙野の素早い反応から同点、さらに原口の巧みな足技による半回転シュートで引き離す。ジュビロもその後、ペク・ソンドンのこれまたヘディングによる2点目で、試合を分ける。

5月3日 J1総集編


Jリーグ・ウォッチャーにはGWなどない!

試合結果:
コンサドーレ札幌1-0セレッソ大阪
ヴィッセル神戸3-0大宮アルディージャ
川崎フロンターレ4-3ジュビロ磐田
サンフレッチェ広島0-1アルビレックス新潟
サガン鳥栖1-1ベガルタ仙台
浦和レッズ1-2横浜Fマリノス
清水エスパルス3-0鹿島アントラーズ

Jサッカーのコメント:
乱調セレッソ、コンサドーレ札幌に今季初白星を献上!前半25分の近藤の得点を守り切り、コンサドーレ、勝ち点3をゲット。

和田監督を解任し、安達ヘッドコーチを暫定監督としているヴィッセル神戸は、西野朗氏とは金銭上の、またスチュワート・バクスター氏とは旅程面での、最終調整を行っている。ジョゼップ・グアルディオラ氏へのアプローチもあり得る。(私個人は、ミカエル・ラウドルップ氏を提言したが)ヴィッセル神戸が自信に満ちた内容で大宮アルディージャを敗った知らせに、新監督は喜ぶことだろう!小川、李、茂木の得点(ファーストタッチが得点になる)。

風間新監督のもと、得点の感覚を取り戻したフロンターレだが、ジュビロの追い上げに冷や汗勝利。打ち合いを制したフロンターレ、矢島が2得点の活躍。

首位仙台を肉薄していたサンフレッチェ広島が、思いがけない星を落とし、アルビレックスに今季初勝利を献上。サンフレッチェの出来が悪かったのか、アルビレックスが良かったのか、両要因が作用した試合だった!

プレビューでの予測通り、鳥栖が無敗ベガルタを相手に引き分けに持ち込む。仙台の勢いはこれで止まるのか?今週末のエスパルス戦は、ベガルタを引き下ろすきっかけとなるか?ご注目を!

レッズ、マリノスにまさかの2連勝をプレゼント。齋藤がラブリーなゴールでの先制(簡単な得点を決めたことはあるのか!?)に、槙野の「らしい」ゴールで同点に追いつくも、途中出場のベテラン・マルキーニョスが決勝弾を叩き込み、マリノスの勝利を決定づける!

リーグ制覇を狙う清水エスパルス、復調アントラーズを3-0で完封。相手GKのはじいたボールを伊藤が押し込んで先制。高木の技ありの追加点、大前が右足ボレーでダメ押しと、そつない試合運びで鹿島を圧倒。


注: FC東京 VS. 柏レイソル戦、ガンバ大阪 VS. 名古屋グランパス戦は、ACL出場のため、6月27日に順延。

PREVIEW – ジュビロ磐田 vs. 浦和レッズ – 5/6

ジュビロ磐田 — MF山本康裕が出場停止。GK川口は少なくともあと4ヶ月は出場の見込みなし。
浦和レッズ — MF柏木が左足負傷で出場は危うい。MF山田直輝はおそらく今季出場見込みなし。

前節、思いがけない敗北を喫した両チームは、今節でのカムバックを期待している。ここ2連敗のジュビロ磐田 (点14勝4分2敗3差+1) は、マリノス相手の1-0の勝利は別にして、ここ5試合で7点を献上している有様。試合内容は月並みで、すでに7位に下がっている。今週のカムバックはない、と見ていい。

埼玉ダービーに敗れ、落胆の浦和レッズ (点16勝5分1敗3差+3) は、次節で名古屋グランパスを下したものの、低迷チーム・マリノスに敗れてしまう!今季のレッズは、J1予想不可能チームとしてセレッソ大阪と肩を並べている!ペトロビッチ監督の3バックは、9試合で9失点とディフェンス面ではまあまあの出来といえるが、攻撃面では12ゴールと、マルシオリシャルデスと原口元気の復調に期待しなければならない。原口には、代表の座とロンドン・オリンピックへの期待がかかっている。浦和レッズの勝利だろうか!

過去10年間の両チームの対戦は、レッズの10勝、ジュビロの7勝、引き分けが4試合。レッズは2009年以来、この組み合わせで勝利していない!

PREVIEW – 川崎フロンターレ vs. ジュビロ磐田 – 5月3日

こう着状態の両チーム?

チーム状況
川崎フロンターレ — DFジェシ、あと2ヶ月は出場の見込みなし。
ジュビロ磐田 — DF千代反田もまだ出場の見込み立たず。GK川口は長期離脱

ゲーム・プレビュー
前節、ホーム開催のサンフレッチェ広島戦では、ゴールゲッター佐藤寿人の活躍を許し、川崎フロンターレ(点10勝3分1敗3差0)は、風間新監督に勝利を贈ることができなかった。稲本を初めてセンターバックとして起用した新監督だったが、DFジェシを欠いていたこともあり、うまく機能しなかったので、バックラインの立て直しが必要になる。この不振状態からの脱却には、やはり中村憲剛に期待がかかるが、問題は、中村一人の力でそれが可能かということだ。今季、苦しい戦いを余儀なくされるチームのひとつとして、私はフロンターレを挙げていたが、現在の選手層を見ると苦戦はしばらく続きそうだ。

ジュビロ磐田(点14勝4分2敗2差+2)も、今季の不振を予測できたもう一つのチームだ。現在の順位が決して実力に裏付けられたものでないことは、じきにわかるだろう。前節のセレッソ大阪戦では、ディフェンス陣の脆さを露呈したジュビロだったが、今節のフロンターレの前線もそれなりの選手を揃えている。ベテラン川口の不在もさらなる不安材料だ。この試合は低得点の引き分けゲームになるか?
レナトらを擁するフロンターレにはセットプレーという強みがあるが、狡猾さと運動力を欠くためJ1の長丁場を乗り切る力はない。引き分けの公算大!

直接対決
共に7勝ずつ、引き分けが2試合と、五分五分だ

REPORT – セレッソ大阪3-2ジュビロ磐田 4月28日

3点目をキム・ボギョンが叩き込んだ後半38分の時点で、セレッソの勝利を疑う者はいなかっただろう!清武の先制点、後半2分の扇原の追加点と、セレッソの航海は順風満帆・・・だったが、タイタニックと同様、行く手には災害が待ち受けていた!セレッソ沈没までには至らなかったが、試合終了間際、ジュビロの反撃は突然に襲ってきた!後半42分には山田大記、ロスタイムにはチョ・ビングクのゴールと、ジュビロ反撃ののろしも時がすでに遅過ぎた。好不調の波が激しいセレッソの試合は、ファンにとってはハラハラドキドキの連続だ。だが、勝ち点3をきちんと結果として積み上げるあたりは、さすがセレッソ!

Match Preview – ジュビロ磐田 vs 横浜Fマリノス – 4月21日

ジュビロ磐田はGKの川口、DF千代反田、MF松岡、FW川園と山崎を負傷で欠いている。
一方、横浜Fマリノス、齋藤と谷口の先発が危ぶまれる中、負傷で試合から遠ざかっていたマルキーニョスが復帰間近だが、コンディションは微妙だ。
ジュビロ磐田(勝点6勝3分1敗1得失点+2)は、前節、清水エスパルスを相手に静岡ダービーの激戦で今季初黒星を喫している。今節の勝利で再び勝ち街道に戻りたいところ。不調に喘ぐ横浜Fマリノス(勝点6勝0分4敗2得失点-2)を相手に勝ち点3を順当に積み上げたいに違いない。
前節、低迷する大宮アルディージャ戦で今季初勝利のチャンスを逃してしまったマリノス。技巧派プレーヤー齋藤学の欠場は痛いが、前節の得点者–天才児小野裕二–のさらなる得点に期待を託し、泥沼からの脱出を狙っているに違いない。
今季これまでの6試合でわずか4得点というは確かに大きな修正点だ。大黒が結果を出せないのなら、マリノスとしては、マルキーニョスの復帰に期待するしかない。今日のゲームに関しては、好調ジュビロ磐田がホームの利を生かしての勝利というところか!!
開設以来ずっとJ1で戦ってきた両チームの対戦は、通算22試合を数える。マリノス12勝、ジュビロ7勝。力量ではここのところ磐田に分があるが、ただJリーグの戦いに関していえば、2008年6月以来マリノスに勝利していない。