サガン鳥栖–MF高橋が3ヶ月の離脱を見込まれている。
アルビレックス新潟–MF中村の復帰は少なくとも1ヶ月先になる見通し。
今季6戦3勝とJリーグ・ファンを驚かせているサガン鳥栖(勝点6勝3分1敗2得失点-2)は、同じ昇格組のコンサドーレ札幌のような問題もなく、好調だ。3勝の内容は、不調に喘ぐマリノス、坂を転げ落ちる神戸を倒し、サンフレッチェ戦は金星に等しいものだった。このサガンに対し、前節ついに初勝利をものにしたアルビレックス(勝点6勝1分2敗3得失点-2)がいかに挑むのか?
アルビレックスはこの後、ベガルタ、サンフレッチェ、FC東京、レッズとの試合を控えており、勝ちはあまり期待できそうもない。巷で囁かれているJ2降格への流れを止めるためにも、この試合には勝利したいところだ。鳥栖とのアウェイゲームを戦う新潟には、少なくとも勝ち点1を持ち帰れるような健闘を期待したい。
一方、ベガルタ、レイソル戦を控えている鳥栖も今後の日程は厳しい。J1選手にふさわしい仕事をしている豊田をはじめ、チームはJ1定着に向けた努力をしているが、自力だけでは無理な部分があるのも事実だ!低迷を続けるコンサドーレ、アルビレックス、マリノス、アルディージャに加え、さらに1、2チームが降格争いを演じてようになるのだろう(だが、ガンバとアントラーズは上位に上がってくる)。そこに加わらないためにも、取れるときに勝ち点をしっかり取っておく必要がある。ではあるが、今日の試合は引き分けだろう!
両チームのJ1での対決は今回が初めてなる。2003年のJ2では4試合をすべてアルビレックスが勝利している。ただ、サガンが自力を増し加え、新潟が苦戦を強いられている今、賽の目はどう出るか?