セレッソ大阪 vs. サガン鳥栖 (キンチョウ) – セレッソは、安全圏まであと一息!
前節、ヴィッセルに逆転劇を演じたセレッソ。ここ5試合で4勝、降格圏から勝ち点5ポイント水を開けた。J1残留請負人として復帰したクルビ監督も、残り7試合を楽に戦っていける位置までこぎつけた。あと4、5ポイントあれば残留は可能な数字だが、今の調子で勝ち点は積み上げていきたい。前節は確かにツキも味方してはくれたが、諦めず一丸となっているのが結果に表れている。サガンもセレッソには手を焼きそうだ。
一方のサガン鳥栖。上位3チームからは7ポイント離されてしまったが、今季のこの活躍を誰が予想していただろう。前節は、サンフレッチェに力の差を見せつけられた試合だったが、セレッソにはどう挑んでくるか。この試合、引き分け!!
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横浜Fマリノス vs. サンフレッチェ広島 (日産) – 広島、前進!
2位に勝ち点5差で首位を走る広島。これからは未経験の戦いが続く。首位の座を守るか否かはすべて自分たちの手にかかってくる。2位レッズも隙を狙って追走を続ける。
記録的な連続無敗試合を止められた後3連敗、ようやくアントラーズに勝ち、前節のアルディージャと引き分けたマリノス。小野ら期待選手が結果を出しきれない中、今節はマルキーニョスも出場停止。さて、マリノス定番の0-0試合を、今節、広島を相手に演じれるか。私は演じると思う。この試合、引き分け!(しかもスコアレス?)
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鹿島アントラーズ vs. FC東京 (鹿島) – 調子上向き、FC東京!
前節、好調ガンバと引き分けたアントラーズだが、降格圏まで勝ち点4差と後がない。絶対に負けられない試合だが、ここ5試合で唯一の勝ちゲームは、あの幸運なヴィッセル戦だけ。調子上向きのFC東京にどう戦うか。
逆に東京はここ5戦を3勝し、最終的には上位6チームに食い込もうと虎視眈々。続出した負傷者も大方戻り、ブチチェビッチもチームに馴染んできた。FC東京の勝利!
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柏レイソル vs. 川崎フロンターレ (柏) – 柏、連敗をストップ!
ここ5試合でわずか1勝のレイソル、3位に勝ち点9差、ACL出場権も遠ざかってきた。レアンドロドミンゲスの調子が出ない中、この不調から脱するのは難しそうだ。ただ、今節はこれまた不調に喘ぐ川崎が相手。降格圏内に落ち込みそうな位置だが、J1残留には少なくともあと4、5ポイントは積み上げたい。楽な試合はひとつもない。この試合、引き分け?!
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アルビレックス新潟 vs. ヴィッセル神戸 (東北電力) – 両者、相譲らず!
26試合でわずか17得点の新潟が、前節、名古屋を相手に5-0の勝利。降格争いのライバル、ガンバとアルディージャの尻に火をつけるような貴重な勝利だった。この試合の勝利はヴィッセル神戸をも窮地に落とし込むことになる。ホームの新潟が有利だが、ここが踏ん張りどころの神戸。残留と降格の境目は、今季は勝ち点40といったところ。絶対に負けられない試合だが、勝ちゲームを落としてしまうのが今季の神戸。互いに必死の両チーム、この試合も引き分けか。
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名古屋グランパス vs. 大宮アルディージャ (瑞穂) — 悪い流れを、名古屋、断ち切るか!
主砲ケネディ、腰の負傷が再発。この試合の出場は極めて微妙だ。5-0と大敗したガンバ戦の後、3連勝と復調の兆しを見せていた名古屋だが、首位広島に敗れ、前節は新潟にも完敗。闘莉王がまた切り札となってくれるかどうか。2013年のACLへの出場権獲得のためにも絶対に負けられない。
一方の大宮アルディージャ。ここ4試合を2勝2分、降格ラインからは頭を出している。ただ26試合でわずか23の得点力不足は、すぐに解消する見込みはなさそうだ。低得点の引き分け試合に持ち込めればチャンスはあるが、この試合、勝つのは名古屋グランパス!
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ジュビロ磐田 vs. 清水エスパルス (エコパ) – J1順位表を、エスパルスが今日動かす!
前節、ベガルタ仙台を下し、ジュビロに勝ち点1差と肉薄したエスパルス。今節は、目の前の敵ジュビロを倒すべく闘志を燃やしている。残り6試合次第では上位3チームの一角にも食い込める勢いだ。ジュビロも静観はしないだろうが、清水の金賢聖が初得点を挙げて意気盛んな今、ジュビロにはキム・ボギョンの穴が大きい。静岡ダービー、ブルーの溜息が聞こえそうだ。清水エスパルスの勝利!
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ベガルタ仙台 vs. ガンバ大阪 (ユアテク) – ガンバ、また大量得点勝利?!
前節、エスパルスに敗れ、首位に勝ち点5差をつけられたベガルタ。GK林にも悪夢のような試合の連続だが、今日対するはガンバだ。レッズ戦、グランパス戦をそれぞれ5得点で圧勝、終盤になって調子を一気に上げてきたガンバを相手に、昨年、終盤でへたり失速したベガルタはどう手を打ってくるか。ガンバDFが赤嶺を抑えられるかどうか、この試合の見所である。
復帰後9試合で11得点のレアンドロ。先発出場した試合にはまだ負けていない。16位に低迷するガンバだが、チーム得点はトップの54点。レアンドロを筆頭に破壊力は抜群だ。だが、失点をゼロに抑えられないのも今季のガンバ。但し、上位チームにはアウェイで結果を残している。高得点試合になりそうこの期待、ガンバの勝利!
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浦和レッズ vs. コンサドーレ札幌 (埼玉) — 首位狙い、得点差アップのレッズ!
あと7試合を残し、来季のJ2降格が決まった札幌。総得点20、総失点70、得失点差-50の数字が、この史上最速での降格決定のすべてを物語っている。対するは、これまた得点が37と攻撃力に不安を抱えながらも、リーグ制覇を狙える好位置にいるレッズとしては、この試合で単独2位に浮上したい。例えばレアンドロのような決定力のあるCFがいたなら、レッズがどれほどのチームになるか想像するだけでも凄い。逆に、コンサドーレにはこの試合に可能性はない。ひょっとしたら、降格が決まってしまった今、プレッシャーもなく思い切ったプレーができるのかもしれないが。前節は途中交代に怒った原口が、その憤りをゲームに集中して中盤からの供給に応えたい。この試合、浦和レッズの高得点勝利!