工藤、沢、MFのレアンドロドミンゲスと決定力の高さを誇る柏レイソルは現在、4点の差をつけてJ1のチーム得点王。では何故、シーズン半ばでブラジル人FWの加入なのか。JEFユナイテッドでプレーしたことのあるネット・バイアーノだ。その後成長はしているはずだが、レイソルを次のレベルに押し上げるための役者であるのか、それともまとまっているチームを乱す要素になるのか、注目してみよう。
一方、多数の負傷者、オリンピック出場選手、さらに高橋を出場停止で欠くFC東京の戦力は現在著しく低下している。長谷川と石川がエンジン全開でプレーするなら、この試合、高得点の好ゲームが期待できる。最近5試合でわずか1勝、得点も1試合当たり1点強の東京は、献身的なMFから供給されるチャンスを活かす工夫が必要だ。だがこの試合、高得点での引き分けになるような気がする!