全9試合中アウェイチームの勝利が6つ、ゴールも多かった先週末のJ1とはやや趣きが異なり、今週末は0-0の引き分け3試合を含めて、下位チームによる得点の多い展開となった。
ガンバ大阪は、パウリーニョの得点と記録されたオウンゴールに始まり、MF遠藤の直接FK、倉田の見事なミドルシュート、終了直前の武井のゴールと、コンサドーレ札幌を寄せ付けず、完勝!今週の水曜日には名古屋グランパスと対戦する。
小笠原のペナルティエリア外側からの狙い澄ました左足シュートによる1点を、ほぼ守り抜いたかのように思われた鹿島アントラーズだったが、ロスタイムにレイソルがPKを得る。レアンドロドミンゲスのシュートはGKに阻まれたが、こぼれ球を近藤が詰めて同点。勝ち点を1を分け合う結果となった。興梠のゴールもオフサイドの判定で取り消されている。
長谷川、ルーカスによる得点で、急落中のセレッソに2-0の勝利。前節悲惨な敗北を喫しているだけに、この勝利は、水曜日のレイソル戦に向けてFC東京の士気を高めている。
失速中のジュビロ磐田を尻目に、名古屋グランパスは調子を上げている。ハーフタイム直前に藤本のFKで先行すると、後半開始早々には藤本とのワンツーによる永井の得点で試合を決めた。
サガン鳥栖との引き分けはがっかりだとは思うが、エスパルスの今季の得点力不足はかなり重症だ。この日の得点は大前によるPKの1点だけで、それも池田のゴールで同点にされてしまう。清水の次の1点は、Jリーグ通算1000点目となる。
苦戦続きの大宮アルディージャに0-0のスコアレスドロー。サンフレッチェ広島は、首位ベガルタとの差を縮めることができなかった。この日は、両チームともにディフェンスが固く、効果的なラストパスを封じ合っていたため、チャンスの少ない試合に終始した。
ホーム浦和レッズの巧妙な守備的試合運びが功を奏し、今日のJ1で3試合目となるスコアレスドローで、首位仙台と試合を分けた。上位チームの多くが苦戦したため、順位表でも差が詰まってきている。終盤に田中達也が決めたゴールはオフサイドの判定。テレビのリプレーでも、例のごとく、はっきりとした結論を出すことは控えていた!
神奈川ダービーは、横浜Fマリノスがまたしても無得点試合。だが、相手が得点力の高い好調フロンターレであることを考えれば、このスコアレスドローには満足しなければならない。
では、また来週!水曜日夜の2試合を見逃さないように!
