首位を勝ち点6の差で追う好調Fマリノスに対し、ここ5試合を1勝2敗2分けと、好不調の波が激しい川崎フロンターレのダービーマッチ。前半戦、1試合あたりの得点が1点以下と、決定力のないマリノスとしては、オリンピックから戻った齋藤、そしてマルキーニョス、小野、大黒らが点を量産したいところ。
一時は上位6チームに名を連ねてシーズンを終えることも可能に思われたフロンターレだったが、この試合を落とすようでは、10位以下に順位を下げることも考えられる。サポーターには気の毒だが、この試合、横浜Fマリノスの勝利!
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5月12日 サンフレッチェ広島1-3横浜Fマリノス
サンフレッチェは3-2-4-1の布陣で臨む。先制点は、相手GK飯倉の位置を見た青山の60メートル超のロングシュート!自陣のセンターサークルにも達していない深い位置からの強烈なキックだった。その後、石原に追加点のチャンスがあったが決め切れない。前半38分、小野裕二からのパスを受けたマルキーニョスがヘディングシュートを叩き込み、これで同点。大黒の見本になるような見事なゴールだった!
後半22分、サンフレッチェ佐藤寿人がCF中沢をワンタッチでかわしてシュートするも、わずかにゴールを外れる。決勝点は後半32分、広島GK西川が(ガンバの藤ヶ谷同様の!)まずい守備で大黒のヘディングをこぼし、齋藤にプレゼントボールを提供してしまう。横浜は38分にも、中村俊介のピンポイントCKに冨沢がピタリと合わせ、3-1で勝利を決定づける。横浜Fマリノスはこれで4連勝!
横浜Fマリノス2-1コンサドーレ札幌 – 5月6日
すでに2回のチャンスを逸した大黒の3回目、ミスに齋藤が粘ってからみ、こぼれ球を中村が豪快にけり込む。古田の同点ゴールで振り出しに戻った後半33分、今度は谷口が高さのあるヘディングで突き放す。マリノスの3連勝。
Match Preview – ジュビロ磐田 vs 横浜Fマリノス – 4月21日
ジュビロ磐田はGKの川口、DF千代反田、MF松岡、FW川園と山崎を負傷で欠いている。
一方、横浜Fマリノス、齋藤と谷口の先発が危ぶまれる中、負傷で試合から遠ざかっていたマルキーニョスが復帰間近だが、コンディションは微妙だ。
ジュビロ磐田(勝点6勝3分1敗1得失点+2)は、前節、清水エスパルスを相手に静岡ダービーの激戦で今季初黒星を喫している。今節の勝利で再び勝ち街道に戻りたいところ。不調に喘ぐ横浜Fマリノス(勝点6勝0分4敗2得失点-2)を相手に勝ち点3を順当に積み上げたいに違いない。
前節、低迷する大宮アルディージャ戦で今季初勝利のチャンスを逃してしまったマリノス。技巧派プレーヤー齋藤学の欠場は痛いが、前節の得点者–天才児小野裕二–のさらなる得点に期待を託し、泥沼からの脱出を狙っているに違いない。
今季これまでの6試合でわずか4得点というは確かに大きな修正点だ。大黒が結果を出せないのなら、マリノスとしては、マルキーニョスの復帰に期待するしかない。今日のゲームに関しては、好調ジュビロ磐田がホームの利を生かしての勝利というところか!!
開設以来ずっとJ1で戦ってきた両チームの対戦は、通算22試合を数える。マリノス12勝、ジュビロ7勝。力量ではここのところ磐田に分があるが、ただJリーグの戦いに関していえば、2008年6月以来マリノスに勝利していない。