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Jリーグ J1 プリビュ− 8月18日19:00 ヴィッセル神戸 vs. サガン鳥栖 (ホームズスタジアム)

ヴィッセル好調の要因、伊野波、野沢、大久保が揃って負傷欠場、河本を大宮にレンタル移籍している今節、プレッシャーに弱いCB高木の起用を強いられる。鋭い効果的なカウンター攻撃が売り物のサガンを相手に、このCBのポジションは、この試合、極めて重要になる。試合前日現在、ヴィッセル側から起用選手はまだ発表されていない。
神戸にとって、この1勝は、シーズン終了時点で上位3位以内に留まれるかどうかの極めて重要な星となる。
一方のサガン鳥栖は、前節のエスパルス戦は惜敗だったが、粘り強い戦いぶりは健在だ。これからの試合に真価が問われる。MF水沼が試合の鍵を握る。ヴィッセルが水沼に仕事をさせなければ、ヴィッセル神戸の勝利!

Jリーグ J1 プリビュ−8月18日19:00 サガン鳥栖 vs. 清水エスパルス (ベストアメニティスタジアム)

エスパルスが戻って来た!2節前に首位サンフレッチェを倒し、続くナビスコ杯では高木の土壇場の決勝弾により4-3の接戦で名古屋を制し、前節はリーグ戦でも名古屋を倒したエスパルスは、ブロスケ、大前、高木が得点者の中に名を連ねて、ようやく峠を越した感がある。アレックス・ブロスケと、ちびっこコンビの大前・高木が完全復調を果たすなら、エスパルスの前進は今後も止まりそうもない。
東京ヴェルディへの期限付き移籍でジミー・フランサが抜けた外国人枠を早々に埋めるべく、エスパルスはキム・ヒョンソンを期限付き移籍で獲得している。高原らの力をうまく引出し、大前や高木らをサポートする能力は脅威だ。
前半戦は、まずはJ1での位置を確保することに着実に努めたサガン鳥栖は、現在、首位まで2試合差の6位。今日の試合を落とすと、エスパルスに並ばれてしまう。非常な混戦状態のJ1だが、このままホームストレッチに向かうのか。ホームゲームにはもっぱら強いサガンだが、目下快調のエスパルスとのこの試合、清水エスパルスの勝利だろう。

Jリーグ J1 プリビュ 8月11日 19:00 川崎フロンターレ vs. サガン鳥栖 (等々力競技場)

今季、得点28、失点28の川崎フロンターレに必要なのは、攻撃力とディフェンス力のアップだ。フロンターレも負傷者が多く、布陣の頻繁な変更を強いられているが、選手が復帰するにつれてチームも尻上がりに調子を取り戻していく気配はある。
J1昇格元年の苦戦を予想した多くの声を、鳥栖は引き続き鎮めている。バブルの破裂を今か今かと待つ者たちを尻目に、サガン鳥栖は現在、首位に勝ち点7差、ACL出場権に勝ち点4差と好位置につけている。今夜、フロンターレ戦を制する「驚き」を、心待ちにする者も多いと思う。
この試合、引き分け!

Jリーグ J1 プリビュ 7月7日 18:00 浦和レッズ vs. サガン鳥栖 (埼玉スタジアム)

浦和レッズ — MF山田の今季出場は絶望的。DFスピラノビッチには退団の噂があり、戦力外。FWエスクデロとポポの出場の見込みは薄い。
サガン鳥栖 — DF木谷は9月まで欠場。MF高橋は復調間近だが、この試合はまだ無理。

両チームの対戦は、今年のナビスコ杯での1戦のみで、サガン鳥栖の勝利。これがJ1での初試合となる。

浦和レッズ(点27勝7敗3分6差+5)のここ4戦は、ガンバ大阪とのラッキーな勝利の他は、FC東京、セレッソ大阪、ベガルタ仙台とすべて引き分け。成績は芳しくないが、上位チームのもたつきもあり、首位との差はわずか勝ち点5。総得点がわずか20と少ないレッズだが、強力なストライカーがいれば首位にいるはずだとの声も多い。
そのレッズを勝ち点3の差で追うサガン鳥栖(点24勝6敗4分6差+4)は、J1初参戦を大方の予想をくつがえす活躍で乗り切ってきたが、ここのところ息が切れかかっている。この試合での1勝は、自信を喪失しないためにも、チームの立ち直りに必要だ。逆に敗戦してしまうと、このままズルズルと順位を下げていってしまうことが考えられる。ここ最近の5試合は、コンサドーレとガンバに勝利している。この試合、浦和レッズの勝利!

Jリーグ J1 プリビュ 6月30日 19:00 サガン鳥栖 vs. コンサドーレ札幌(ベストアメニティースタジアム)

サガン — DF呂成海が出場停止。
コンサドーレ — MF河井が出場停止。MF高木は右足首の手術で負傷者リスト入り。

過去10年間の両チームの対戦成績は、すべてJ2で、サガンの12勝10敗5分け。J1ではこれが初対戦。
大方の予想を覆し、初のJ1の舞台で大活躍してきたサガン鳥栖だが、ようやく蒸気も切れた今、減速し、下降を始めそうな気配だ。シーズンの終わり近くには降格争いを演じていたとしても、私は驚かないだろう。ホーム無敗記録が途切れたことで、それまでの自信が揺らいでいるのは事実である。
一方、今季の残りの試合に、コンサドーレ札幌の勝利を予想することは、天文学的数字の可能性しかない宝くじよりも率が悪い。今季のコンサドーレは、かつてJ1に名を連ねたチーム中ワーストだといえる。降格枠を争っていたガンバ大阪戦の4-0の惨敗を含め、ここ5試合で19失点。この試合については、ほとんど何の心配もなく、サガン鳥栖の勝利、を予想できる。

Jリーグ #J1 プリビュ− 6月16日 19:00 サガン鳥栖 vs. 川崎フロンターレ

Jリーグ #J1 プリビュ− 6月16日 19:00 サガン鳥栖 vs. 川崎フロンターレ (ベストアメニティスタジアム)

川崎フロンターレ — DF小宮山と伊藤が復帰間近。DFジェシは7月末にイタリアに帰国予定。MF大島は靭帯の損傷で欠場。MF登里は腰椎骨折で2ヶ月間の欠場。
これまでの対戦は、今年3月のナビスコ杯でサガンが勝利した以外は、すべてJ2での対戦。川崎の6勝。鳥栖の2勝。2003年に一つの引き分け。
リーグ1(失点11はエスパルスと並んで最少)のディフェンスを誇るサガン鳥栖(点20勝5敗3分5差+4)は、依然ホームで無敗。大方の予想を覆すこの健闘を続けたい。ここ5試合は、引き分け3つ、敗戦1つと、もたつきが目立つが、前節のガンバ大阪戦では試合最後のキックが得点となるなど、ツキも巡ってきている。中断期間後のこの試合でも好発進を望んでいる。
一方、ベガルタ仙台戦の勝利を含めて、ここ5試合を4勝と好調の波に乗る川崎フロンターレ(点22勝7敗5分1差0)は、ホーム無敗記録に動じることはないだろうが、リーグ1のディフェンス陣を崩すのは容易ではないだろう。むしろ、ディフェンス陣に負傷者が相次ぐフロンターレが、豊田らの攻撃陣を阻止できるかが注目点となる。サガン鳥栖の勝利を予想する!

プレビュー ガンバ大阪 vs. サガン鳥栖 5月25日 金曜日 19:00(万博記念競技場)

ガンバ大阪 — DF加地は少なくとも1ヶ月出場の見込みなし。MF佐々木の出場も危うい。DFエドゥワルドは脚の骨折。FW川西も足の骨折からの回復待ち。

サガン鳥栖 — MF水沼はU23代表としてフランス滞在中。MF高橋は1ヶ月間出場の見込みなし。

両チームは今回初顔合わせ!

次の火曜日にACLの試合があるガンバのため、今試合は金曜日の開催。ただ、決勝トーナメント進出が果たせなかったガンバにとっては、金曜日の夜の開催はさほどプラス材料にはならないかも。ガンバ大阪(点9勝2分3敗6差-9)はここ2試合を引き分けているが、降格枠から抜け出すためには勝ち点が5必要な位置にいるため、勝利が欲しい。ACL敗退はすでに決定しているため、今後はチームの立て直しと来季に向けての位置固めに集中したい。
サガン鳥栖(点17勝4分5敗2差+4)は、ここ5試合中、前節の敗戦以外は4試合すべて引き分けている。ホームではいまだ無敗を続けているが、水沼を欠く今節のアウェイ戦は厳しいだろう。一方のガンバもベテランの加地を怪我で欠くが、丹羽大輝のような若手RBが台頭するには絶好のチャンスだ。ガンバとしてはこのチャンスは是非ともモノにしたいものだ。ここで勝てないようだと、シーズンも三分の一以上を消化している今、安全圏は手の届かぬところに行ってしまうかもしれない。ガンバ大阪の勝利に期待!

5月20日 FC東京3-2サガン鳥栖 – ゲーム リポート

共に今季昇格を果たしたチーム同士の戦いは、J1にふさわしい内容だった。開始早々からサガン鳥栖のペースが続き、後半14分に大方の予想を覆す2-0のリードとなったとき、誰もがサガンの勝利を疑わなかった。が、ドラマは後半に待っていた!
ただ前半、FC東京に先制のチャンスがなかったわけではない。長谷川のお膳立てから放たれた高橋のシュートはゴールを逸れ、梶山の巧みなスナップシュートもポストの内側を叩いてゴールに嫌われる!鳥栖は、前半42分、水沼の強烈なシュートがゴールネットの天井を突き刺し、後半14分、クロスの処理を誤った相手GK権田がこぼしたボールを豊田が決める。
ドラマはその後、FW渡邊が途中出場したとき始まった。0-2で迎えた後半30分、反転しながら技ありの右足ボレーで1点目。6分後、ルーカスのクロスをDF徳永が折り返したところを押し込んで同点!大逆転は、同43分、FKのこぼれ球は顔面にあたってゴールに吸い込まれた。このハットトリックは、本人はラッキーだと思うかもしれないが、適宜に適所にいることが良いストライカーの証である!

J1 – 15:00 FC東京 vs. サガン鳥栖(味の素スタジアム)

FC東京 — MF大竹は長期欠場。FM平山はあと2週間出場の見込みなし。

直接対決
両チームの対決は、J2時代、FC東京の1勝1分け。



サガン鳥栖(点17勝4分5敗2差+4)は未だホームで負けなし。アウェイでは2つの負けを記録している。一方のFC東京は、ACLの過密日程をこなし、同じ昇格組の鳥栖に差をつけようと狙っている。ここ5試合は負けてはいないものの4試合を引き分け、得点も4点しかない鳥栖は、ゴールゲッターの豊田が出場停止から戻ってくる。この試合には豊田の活躍と、清武からの好配球が期待される。清武にとっては、もちろん、ゴールも望ましいのだが。

今季のFC東京(点18勝6分0敗4差+1)にはまだ引き分け試合がない。サガンの4試合連続引き分けがこれにどう影響するか。滑り出しの良かった東京は、その後3連敗と調子を落とした後、ここ2試合(札幌と新潟戦なので、騒ぎ立てるほどではないのだが)は勝利している。負傷でプレーから遠ざかっている平山はともかく、石川やベテランのルーカスらの活躍に期待し、3連勝で本来の自信を取り戻したいところだ。FC東京の勝利だろう!


5月12日 サガン鳥栖1-1大宮アルディージャ

アルディージャはラファエルを控えに据え、今季初めて長谷川を先発で起用。一方、今季まだホームで無敗のサガン鳥栖はゴールゲッターの豊田を出場停止で欠くが、金民友がその穴を埋める。立ち上がり、左から放った強烈なシュートがわずかに枠を外れ、32分の鋭いシュートはバーを叩き、その1分後にも際どいFKを放つ。前半はこのまま互いに譲らず。先制点は後半37分、大宮だった。右から切れ込んだラファエルがDFを数人ひきつけてラストパス。これを青木がきっちりと決める。ホームゲーム初黒星となるかに見えたロスタイム、サガン鳥栖は最後のチャンスで藤田がロングスローを投げ込む。深く投げ込まれたスローインはGKを超えて、ファーポストへ。混戦状態の中、ボールは長谷川に当たり、大宮にとっては不運なOG。サガンにとっては起死回生の同点となった。