ブラジルのグレミオからの移籍選手レネ・サントスがRBで初出場。これまでブラジル人選手を使わずに勝ち続けていた川崎だが、はたして風間監督は何を思ってこのレネ・サントスを起用したのか。結果は、不振に喘ぐアウェイチームに勝利を献上することになる。一方レイソルの監督は、このブラジル人選手の関わるスウドクをうまく解読していた。負傷もなく出場停止でもないリカルド・ロボを控えにも入れなかったのは賢明だったといえる。
柏の先制点は後半の18分。左からクロスを田中が折り返したボールを工藤が二度目のキックで押し込む。その9分後、田中順也の強烈なハーフボレーがGKを襲う。ボールを胸で受けただけで全く反応できなかった。追加点は、先制点の工藤がよく粘り、DFを引き付けて流したボールを、後方から駆け上がってきたジョルジュワグネルがゴールに叩き込んだ。
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Jリーグ プリビュ− 15:00 川崎フロンターレ vs. 柏レイソル(等々力スタジアム)
川崎フロンターレ — DF小宮山とジェシが少なくとも1ヶ月は出場の見込みなし。
監督交代、チームの再生、新たな展望と、風間ウェーブに乗る川崎フロンターレ (点16勝5分1敗4差-1) は、ブラジル人選手を控えに置く贅沢な布陣で発進。開幕時の相馬直樹監督のもとでは、私も、降格争いを予想していたチームだった。6位でありながら得失点差はまだ-の川崎だが、風間監督のもとで確かに攻撃に磨きがかかってきている!
昨シーズンの覇者柏レイソル (点8勝2分2敗5差-5) は、ACL初出場による過密日程も含めて、困難な2012年になっている。私見だが、リカルド・ロボ獲得がチームのプラスになっていない。この選手を使うために、どうして田中順也を控えに回さなければならないのか、それがわからない。ネルシーニョ監督は目を覚まし、そのブラジル産コーヒーの匂いを嗅ぎ、ローカルブレンドを作り上げるべきだ!試合は、川崎フロンターレの勝利!
ここ10年間の両者の対決は、フロンターレの6勝、レイソルの3勝、引き分けが3試合。
柏レイソル2-5サンフレッチェ広島 – 5月6日
エスパルスに僅差で続くサンフレッチェは、首位にも肉薄せんとこの柏戦に臨む。今日の試合でも佐藤寿人が好調。前後半に1点ずつと、これで今季9得点。試合は、このまま広島ペースで続くと思われたが、後半一気に流れが変わる。交代出場直後、ディディエ・ドログバやロビン・ファンペルシー並みの見事なゴールを田中順也が決め、ジョルジ・ワグネルが続いて同点弾を決める。しかし、最後の5分の時間帯に広島は集中力を見せる。ミキッチのクロスに高木が合わせて再びリードを奪うと、終了直前には石原が立て続けに2得点。終わってみれば、サンフレッチェ5-2の圧勝だった。