ヴィッセル好調の要因、伊野波、野沢、大久保が揃って負傷欠場、河本を大宮にレンタル移籍している今節、プレッシャーに弱いCB高木の起用を強いられる。鋭い効果的なカウンター攻撃が売り物のサガンを相手に、このCBのポジションは、この試合、極めて重要になる。試合前日現在、ヴィッセル側から起用選手はまだ発表されていない。
神戸にとって、この1勝は、シーズン終了時点で上位3位以内に留まれるかどうかの極めて重要な星となる。
一方のサガン鳥栖は、前節のエスパルス戦は惜敗だったが、粘り強い戦いぶりは健在だ。これからの試合に真価が問われる。MF水沼が試合の鍵を握る。ヴィッセルが水沼に仕事をさせなければ、ヴィッセル神戸の勝利!
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プレビュー ガンバ大阪 vs. サガン鳥栖 5月25日 金曜日 19:00(万博記念競技場)
ガンバ大阪 — DF加地は少なくとも1ヶ月出場の見込みなし。MF佐々木の出場も危うい。DFエドゥワルドは脚の骨折。FW川西も足の骨折からの回復待ち。
サガン鳥栖 — MF水沼はU23代表としてフランス滞在中。MF高橋は1ヶ月間出場の見込みなし。
両チームは今回初顔合わせ!
次の火曜日にACLの試合があるガンバのため、今試合は金曜日の開催。ただ、決勝トーナメント進出が果たせなかったガンバにとっては、金曜日の夜の開催はさほどプラス材料にはならないかも。ガンバ大阪(点9勝2分3敗6差-9)はここ2試合を引き分けているが、降格枠から抜け出すためには勝ち点が5必要な位置にいるため、勝利が欲しい。ACL敗退はすでに決定しているため、今後はチームの立て直しと来季に向けての位置固めに集中したい。
サガン鳥栖(点17勝4分5敗2差+4)は、ここ5試合中、前節の敗戦以外は4試合すべて引き分けている。ホームではいまだ無敗を続けているが、水沼を欠く今節のアウェイ戦は厳しいだろう。一方のガンバもベテランの加地を怪我で欠くが、丹羽大輝のような若手RBが台頭するには絶好のチャンスだ。ガンバとしてはこのチャンスは是非ともモノにしたいものだ。ここで勝てないようだと、シーズンも三分の一以上を消化している今、安全圏は手の届かぬところに行ってしまうかもしれない。ガンバ大阪の勝利に期待!
5月20日 FC東京3-2サガン鳥栖 – ゲーム リポート
共に今季昇格を果たしたチーム同士の戦いは、J1にふさわしい内容だった。開始早々からサガン鳥栖のペースが続き、後半14分に大方の予想を覆す2-0のリードとなったとき、誰もがサガンの勝利を疑わなかった。が、ドラマは後半に待っていた!
ただ前半、FC東京に先制のチャンスがなかったわけではない。長谷川のお膳立てから放たれた高橋のシュートはゴールを逸れ、梶山の巧みなスナップシュートもポストの内側を叩いてゴールに嫌われる!鳥栖は、前半42分、水沼の強烈なシュートがゴールネットの天井を突き刺し、後半14分、クロスの処理を誤った相手GK権田がこぼしたボールを豊田が決める。
ドラマはその後、FW渡邊が途中出場したとき始まった。0-2で迎えた後半30分、反転しながら技ありの右足ボレーで1点目。6分後、ルーカスのクロスをDF徳永が折り返したところを押し込んで同点!大逆転は、同43分、FKのこぼれ球は顔面にあたってゴールに吸い込まれた。このハットトリックは、本人はラッキーだと思うかもしれないが、適宜に適所にいることが良いストライカーの証である!
Match Report – サガン鳥栖1-0サンフレッチェ広島4月14日
J1デビューの今シーズン、サガンは意外な好スタートをこのまま維持していきたいところ。相手は好調サンフレッチェ、楽な勝利は期待できない。しかし先制したのはホームのサガンだった。前半39分、水沼が弾丸のようなミドルシュートを炸裂させる。
後半、広島の佐藤寿人の振り返りざまのボレーは赤星の好セーブに阻まれ、同点のチャンスを逸する。その後、森崎のフリーキックもわずかにゴールを逸れるなど、鳥栖がまさかの勝利でもう一つ勝ち星を重ねた。