ここ5試合で2勝3分けの浦和レッズだが、その上を行くサンフレッチェとベガルタが共に不安定な試合を続けているため、勝ち点差は3のまま。オリンピックに選手を送っていないのはラッキーだと言えるが、ライバルチームの不調を利用できていない。マルシオリシャルデススが戦意を露わにプレーしているが、原口のサポートが必要だ。
前節の名古屋戦を1-5で惨敗するなど、開幕当初の好調さが影を潜めて久しいヴィッセルだが、西野朗監督のもと、サポーターは多くを期待している。森岡、奥井、伊野波をはじめ、キープレーヤーに成長している小川ら、クラブの未来を担う選手たちを、名将西野監督が采配する。
この試合、引き分け!
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5月19日 サンフレッチェ広島3-2ヴィッセル神戸 – ゲーム リポート
西野朗氏の就任決定で、暫定監督として最後の指揮となる安達ヘッドコーチへの思い入れをもって臨んだこの一戦。開始早々、吉田からのクロスに青山が完全に外されるところを野沢がフリーでシュートを放つが惜しくもGK正面。しかし前半12分、ホームの広島は、水本がCKを直接ハーフボレーで決めて先制した。
千葉も同様にCKをヘッディングするが、これはバーを叩く。試合はこのまま後半に入り、ヴィッセルの反撃が始まる。後半31分、野沢がクロスで入れたFKが直接ゴール右端に入ると、続く36分、今度は田代、田中のパス交換でできたスペースに森岡がうまく入り込んで逆にリードを奪う。
ところがサンフレッチェもその3分後、パスのこぼれを拾った石原がGK徳重を上手くかわしてゴールに流し込み、同点に追い付いた。広島の決勝点は後半ロスタイム。こぼれ球を拾った森脇が、右足で劇的な決勝ゴールをあげた!
Jリーグ J1 プレビュー 5月19日14:00 サンフレッチェ広島 vs. ヴィッセル神戸 (広島ビッグアーチ)
ヴィッセル神戸 — CB河本、ひざの負傷による長期離脱から復帰の見込み。MF橋本も出場の見込みあり。FW田代の出場は危うい。FW大久保はまだ完全に復調していないが、出場を期待されている!
過去10年間の戦績は、サンフレッチェの8勝2敗、4引き分け。昨季2011年は、両チームともにホームゲームを制している。
前節、青山の60超mシュートで驚きの先制点を挙げたサンフレッチェ広島(点19勝6分1敗4差+8)だったが、結局このマリノス戦は3-1で落としてしまう。今節は、サポーターの目の前で勝ち癖を取り戻したいところだ。絶好調の佐藤寿人をはじめ、チームは森安監督のシステム(前監督時代と大差はないが)を取りいれることに成功している。今季の広島は、右サイドと佐藤を結ぶパイプラインの供給源ミキッチがキーマンだ。この二人の連携を止めるのにヴィッセルは相当苦労するはずだ。攻撃的LB相馬は、今週は守備に集中した方がいいかもしれない!ここ5試合で2勝しかしていない広島だが、常に首位の背中が見える位置を確保したい。
一方、今季上位4チームに入ることを目標に挙げているヴィッセル神戸(点15勝5分0敗6差-3)は、その目標達成のために勝ち点を少しでも積み上げて、新監督につなげたいところだ。安達暫定監督がバトンを手渡す相手は、元ガンバ大阪監督の西野朗氏となることはほぼ確定的だ!ヴィッセル神戸を常勝軍団に作り替える使命を授かる西野監督の手中には、小川、森岡、三原、奥井らの若手の駒が揃う。サポーターも強いヴィッセルを期待しているはずだ。CBに好調のイ・グァンソン、RBにチームリーダーの北本を擁するディフェンスラインには、河本が復帰する場所がないが、控えにも河本のよなう有能選手がいることはヴィッセルには心強い!安達監督のために全力を尽くすヴィッセルの勝利を期待しよう!