負傷者続発で苦しい戦力のジュビロだが、オリンピックから戻ったベク・ソンドンのチーム復帰は大きい。このジュビロ駆動の要はチームの機能を促進するはずだが、現在、最下位3チームを除けば最悪のディフェンス陣は改善が求められる。ここ5試合でわずか1勝の相手は、最下位の札幌。上位3チームに喰らいついて行くためには、この試合は必勝。
キム・ボギョン、清武の抜けた後、山口と扇原の帰国は好材料。このところ慣れない中盤での戦いが続いているが、その中で健闘する柿谷の存在は大きい。負傷者多数のジュビロ、主力選手復帰のセレッソ、この試合はセレッソに分!
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Jリーグ J1 プリビュ 8月11日 19:00 ガンバ大阪 vs. セレッソ大阪 (万博記念競技場)
前節の大宮アルディージャ戦に続き、この試合に連勝することは、降格圏内のライバルとの勝ち点差を1に縮め、大宮と新潟にプレッシャーをかける上で、ガンバには大きな意味を持つ。逆に、敗戦すれば、降格争いのし烈な戦いのリングに封印されることを意味する。
一方、清武とキム・ボギョンMF陣が移籍し、山口と扇原をロンドンに送り出し、替わりの選手の何人かも出場停止で欠くセレッソ大阪も、この試合、選手層はかなり薄い。唯一孤軍奮闘の柿谷が海外移籍に目を向けるのは時間の問題か?!
ガンバ大阪の勝利!
5月12日 清水エスパルス1-1セレッソ大阪
清水は、出場停止のカルフィン・ヨンアピンに代わって平岡をCBに、大前と高木の真ん中に伊藤翔を起用。セレッソはブランキーニョを控えに据えて柿谷を起用。先制点はアウェイのセレッソ。黒木からの深いクロスが目測を誤ったGKの頭を超える。しかし、がら空きのゴールをケンペスが決め切れない。ポストに当たった跳ね返りを柿谷が近距離から決めてゴール。前半15分だった。ケンペスには、今度は酒本から絶好のクロスが配球されるが、これまたフリーのへディングが枠を外す。エスパルスにチャンスらしいチャンスが訪れたのは前半終了間際、アレックス・ブロスケのFKはキーパーの好セーブに阻まれる。直後、キム・ボギョンが追加点のチャンスをつかむが、GK林が1点目のミスを見事にカバーする。
後半は、敵陣でプレーする時間が増えた清水が、ブロスケ、高原、高木とチャンスを作るが決め切れず、フランサもセレッソの同国人ケンペスの向こうを張ってヘディングを外す。
セレッソの勝利かと思われた後半のロスタイム、ゴール前の混戦からブロスケがこぼれ球を押し込み、エスパルスがようやく同点に追いつく。ブロスケは試合後のコメントで、「あの得点はラッキーだった。目の前にこぼれてきたからね。でも、同点するだけの内容だったよ」と話した。エスパルスのゴトビ監督は、自分のホームページでこうコメントしている:「前半終了の段階で9人は選手を代えることができたが、まあ,選手交代は3人に限られているからね。ただ、その交代も出来るだけ後まで我慢したんだ。」その我慢強さが功を奏した!