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Jリーグ J1 プリビュ 7月7日 18:30 FC東京 vs. ガンバ大阪 (味の素スタジアム)

FC東京 — MF羽生は少なくとも1ヶ月の欠場。MF大竹は今季絶望。DF太田は復帰まで1ヶ月、DF平松はアキレス腱の損傷で長期離脱。MF梶山は8月初旬まで欠場。MF石川の出場の見込みは薄い。
ガンバ大阪 — FWレアンドロは出場資格得とく。MF佐々木は練習に復帰。FW川西も足の骨折から回復、練習に復帰。DF加地、エドゥワルドはともに7月4日の時点で練習に参加しておらず、出場までには3ヶ月ほどかかる見込み。

3年間、ガンバに勝利のない東京だが、過去10年間の対戦成績では6勝6敗4分けと互角。

ここ5試合は、両チームともに1勝3敗1分けの成績。負傷者も共に多数。ただ、レアンドロの再加入は、ガンバにとってはカンフル剤だ。首位まで勝ち点7の差につけているFC東京(点25勝8敗7分1差0)だが、15位にも勝ち点7の差しかない。16試合で18得点の攻撃力は、下位チームと比べても見劣りがする。上位3チームの一角に食い込むためにも、得点力のアップが必須。
一方、上位3位を目指して今季をスタートしたはずのガンバ大阪(点13勝3敗9分4差-11)も、降格ゾーン脱出にまずは一息。首脳陣(西野監督辞任後)による多くの「改善策」に、チーム再建ははかどらない。自信回復のためにも、今夜の1勝は重要だ。パターン化している終了間際の失点は禁物。ガンバ大阪の勝利!

Jリーグ J1 プリビュ 6月30日 19:00 ジュビロ磐田 vs. FC東京 (ヤマハスタジアム)

ジュビロ – 第一GK川口の今季出場はなし。第二GK八田も負傷のため2週間の欠場!少なくとも2週間は欠場となるMFベク・ソンドンの抜けた穴は大きい。
東京 –DF太田、MF大竹は長期離脱。MF石川、長谷川の出場も危うい。また最低2週間は欠場となるM不今季出場の見込みなし。
シーズン前、私が酷評していたジュビロ磐田(点24勝7敗5分3差+9)をここまで牽引してきたベク・ソンドンが、今節からは負傷で欠場する。中断後は2連敗と精彩を欠き、失速中のジュビロにとって、このベク・ソンドンの抜けた穴は大きい。リーグでもワースト5に入る23失点のジュビロ・ゴールを守るのは、欠場中の正GKと控えGKに代わるチームの第三GK。この試合も失点は必至で、首位の座はますます遠ざかっていく。
一方、負傷者の数では引けを取らないFC東京(点25勝8敗6分1差+2)は、間もなく開催されるロンドン・オリンピックにも主力を抜かれてしまうため、この試合の1勝は、上位に居座るためにも是非勝ち取りたい。レッズと引き分け、マリノスに敗れた後、セレッソには勝利したが、水曜日の試合でレイソルに1-0と敗れている。FC東京の勝利を予想する。

Jリーグ #J1 プリビュ− 6月16日 19:00 横浜Fマリノス vs. FC東京

Jリーグ #J1 プリビュ− 6月16日 19:00 横浜Fマリノス vs. FC東京 (日産スタジアム)
横浜Fマリノス — MF小倉は少なくとも7月半ばまでは欠場の見込み。DF天野の今季出場は絶望的。
FC東京 — MF大竹は今季出場の見込みなし。FW平山は復帰間近。
過去10年間、両チームの対戦成績は互いに8勝ずつ、引き分けは4試合。ただし、マリノスの勝利は2008年の1勝以降なし!
ここ2試合連続の引き分けを含め、5試合無敗を続ける横浜Fマリノス(点18勝4敗3分6差+2)は、開幕直後の低迷状態から抜け出し、13試合を終えたこの段階でちょうど中間の順位に位置している。エスパルス戦、ガンバ戦と続いた0-0の引き分け試合で失速中のマリノスにサポーターが期待するのは得点シーンと勝ち点だろう。チャンスをものにしたいマリノスは、大黒に代えて小野を起用してはどうか?
一方、好調で開幕を迎えたFC東京(点22勝7敗4分1差+2)は、AFC敗退を含め、このところ低迷状態が続いている。前節は浦和レッズと引き分けた東京だが、その前の3試合は連勝と、今シーズンの乱調を象徴するかのようだ。AFCによる未消化試合が1つある東京だが、両チームには勝ち点4の差しかない現在、直近のライバル・マリノスを倒しておきたいところだ。この試合は引き分けか。

5月20日 FC東京3-2サガン鳥栖 – ゲーム リポート

共に今季昇格を果たしたチーム同士の戦いは、J1にふさわしい内容だった。開始早々からサガン鳥栖のペースが続き、後半14分に大方の予想を覆す2-0のリードとなったとき、誰もがサガンの勝利を疑わなかった。が、ドラマは後半に待っていた!
ただ前半、FC東京に先制のチャンスがなかったわけではない。長谷川のお膳立てから放たれた高橋のシュートはゴールを逸れ、梶山の巧みなスナップシュートもポストの内側を叩いてゴールに嫌われる!鳥栖は、前半42分、水沼の強烈なシュートがゴールネットの天井を突き刺し、後半14分、クロスの処理を誤った相手GK権田がこぼしたボールを豊田が決める。
ドラマはその後、FW渡邊が途中出場したとき始まった。0-2で迎えた後半30分、反転しながら技ありの右足ボレーで1点目。6分後、ルーカスのクロスをDF徳永が折り返したところを押し込んで同点!大逆転は、同43分、FKのこぼれ球は顔面にあたってゴールに吸い込まれた。このハットトリックは、本人はラッキーだと思うかもしれないが、適宜に適所にいることが良いストライカーの証である!

J1 – 15:00 FC東京 vs. サガン鳥栖(味の素スタジアム)

FC東京 — MF大竹は長期欠場。FM平山はあと2週間出場の見込みなし。

直接対決
両チームの対決は、J2時代、FC東京の1勝1分け。



サガン鳥栖(点17勝4分5敗2差+4)は未だホームで負けなし。アウェイでは2つの負けを記録している。一方のFC東京は、ACLの過密日程をこなし、同じ昇格組の鳥栖に差をつけようと狙っている。ここ5試合は負けてはいないものの4試合を引き分け、得点も4点しかない鳥栖は、ゴールゲッターの豊田が出場停止から戻ってくる。この試合には豊田の活躍と、清武からの好配球が期待される。清武にとっては、もちろん、ゴールも望ましいのだが。

今季のFC東京(点18勝6分0敗4差+1)にはまだ引き分け試合がない。サガンの4試合連続引き分けがこれにどう影響するか。滑り出しの良かった東京は、その後3連敗と調子を落とした後、ここ2試合(札幌と新潟戦なので、騒ぎ立てるほどではないのだが)は勝利している。負傷でプレーから遠ざかっている平山はともかく、石川やベテランのルーカスらの活躍に期待し、3連勝で本来の自信を取り戻したいところだ。FC東京の勝利だろう!


5月12日 コンサドーレ札幌0-1FC東京

FC東京が開始早々の1点を守り切った。左サイドに抜け出した石川からのクロスを、梶山がDF陣に取り囲まれながらも技ありのタッチでゴール右に流し込む。開始のホイッスルがまだ耳に残る時間の得点だった。アウェイのこの試合をこのまま逃げ切った形だが、GK権田の好セーブに助けられた部分も多かった。古田、近藤、高木、前田のシュートをことごとく防いだU-23の代表GKが、FC東京の完封勝利に貢献した。


Jリーグ プリビュ− 13:00 コンサドーレ札幌 vs. FC東京(札幌ドーム)

FC東京 — MF大竹は今季絶望の見込み。FW平山もあと2週間は出場の見込みなし。ハムストリング筋負傷のMF田邊は復帰が見込まれているが、今節の出場は微妙。

勝ち点が伸びないコンサドーレ札幌 (点4勝1分1敗86差-9) と、滑り出しは順調ながらも失速し、現在8位のFC東京 (点9勝5分0敗4差0) の一戦。前節のアルビレックス新潟戦で連敗を止めたFC東京だが、今節のコンサドーレ戦も楽な相手ではある。渡邊とアーリアジャスール長谷川(フィールドに長くとどまっていられるなら)の元マリノス・コンビが現在のチームに与える影響は大だ。FC東京の勝利!

両者の対決は過去4回。FC東京の2勝1敗1引き分け。

アルビレックス新潟0-2FC東京 – 5月6日

前半は0-0のスコアレス。後半に入ると、FC東京は、リスタート直後の右からのピンポイントのクロスに梶山がボレーで合わせて先制。後半の26分には、DFのミスに付け込んだ矢沢がフリーになって、ゴール。FC東京の完封勝ち。


REPORT – 清水エスパルス1-0FC東京 – 4月28日

自分で自分の首を絞めるようなところがあったが、私の予想した通り、この試合はエスパルスの勝利となった。決勝点が生まれたのは、清水がフランサとアレックスの二人を退場で失い、高木と高原を交代投入してからだった。ペナルティエリア内からの高木のシュートに、キーパーは反応することもできなかった。その時点まで、主審の西村さんはルールブックに則り厳格なジャッジをしていた。プロの審判なので、ルール通りに試合を裁いて当然なのだが、臨機応変で柔軟な対応もまた同時に求められる。笛が鳴った後でボールを蹴ってしまったフランサから、ハーフウェイライン上での「チームのために身を犠牲にした」小野伸二によるシニカルなファウルまで、オレンジ色のユニホームによるありとあらゆる反則が主審の手帳に書き込まれる。アレックス・ブロスケの2枚目のイエローも、主審の目の前で、故意にフリーキックを遅らせようしたもので、自らの墓穴を掘ったことになってしまった。
フランサの2枚目のイエローには論議の余地がある。主審をはじめ、相手チームの反応、観客、審判団次第でどちらにも判定できる類いだ。浮き球をヘディングに行こうとしたフランサの腕が相手の顔面に入った場面だが、その倒れ方はいかにも大げさだった。審判団は、協議の末、カードを出した。どちらにも転びかねないこういったケースが、今日はエスパルスにとって不利に転じたわけだ。決勝点(そしてレッドカード)までは、フランサのつかんだチャンスが最大のチャンスだった。行く手を遮るDFもなく、ゴールへと走ったフランサだったが、プレーに時間がかかり過ぎ、シュートを放ったときにはDFに囲まれてしまっていた。またシュートも弱かった。
9人となったエスパルスに、FC東京は勝利を実感したが、ホームチームのDF陣は固く、カウンターで相手の背後を狙う高原らのイメージ通りの攻撃がとうとう実を結ぶ。ゴドビ監督をはじめ、ベンチ中が乱舞したこの決勝点で、エスパルスは勝ち点3を積み上げた!

Match Report – FC東京1-2鹿島アントラーズ 4月14日

リーグ3位のFC東京が低迷するアントラーズを最下位に釘付けにすべく臨んだこのゲームだったが、結果は違ったものになった!前半30分、興梠をねらったスルーパスに反応したGK権田が興梠と激突、負傷退場となる。FCサポーターのみならずオリンピック代表サポーターも、権田の負傷が大事に至らないように望んでいるはずだ。代わった塩田は交代早々、興梠への同様のスルーパスに勇気をもって反応し、前半をスコアレスで終了。後半21分、鹿島は東京の緩慢なパス回しを遠藤がインターセプト、素早く前線に抜け出し、右サイドに動き出した大迫にパス。大迫から中央にフリーで走り込んできた興梠にパスが通り、見事なキーパーの頭越しのゴールを決める。
FC東京は後半39分に同点に追いつく。判定は、(この試合2度目の)GKへのバックパス(そしてどちらも誤審だ)ということだったが、FKのディフェンスへの跳ね返りを、田辺が近距離から決めた。
鹿島の決勝点は、ロスタイム。途中出場のジュニーニョが左から切れ込んでシュート、キーパーがはじいたボールが遠藤の前へ転がると、遠藤が無人のゴールに叩き込んだ。