2位のベガルタに勝ち点4差で首位に立つサンフレッチェ。周辺チームが揃って星を落としたためやや水が開いたが、J1上位チームの変動は流動的だ。FC東京にとっても、この1勝は今後の2ヶ月間の戦いを占う意味で大きな意味を持つ。ただ、負傷者多発で満身創痍の感がある東京に対し、現在得点王の佐藤寿人をはじめ広島の攻撃陣は好調を維持している。
優勝争いは今後上位5、6チームに絞られていくことになるが、サンフレッチェは自力で勝ち進んでいける位置にいる。
サンフレッチェ広島の勝利!
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Jリーグ J1 プリビュ−8月18日19:00 アルビレックス新潟 vs. サンフレッチェ広島 (東北電力ビッグワンスタジアム)
J1首位の座が名実ともにふさわしいサンフレッチェ。
一方のアルビレックスは、ここ5試合で2勝も、J2陥落に向けての流れを押し戻せないでいる。ブルーノロペス、平井、矢野らの攻撃陣は、ただ点が取れないだけではなく、ゴール前での自信を喪失してしまったようだ。21試合わずか15得点は最下位の札幌のレベルだが、逆に失点は、ベガルタの20、サンフレッチェの23に続く25点と、守備陣は称賛に価する。
この試合、低得点ゲームになりそうだが、勝つのはサンフレッチェ広島!
Jリーグ J1 プリビュ 8月11日 19:00 大宮アルディージャ vs. サンフレッチェ広島 (NACK5)
今季、大宮アルディージャから移籍した石原の巧みなサポートを受け、今絶好調の佐藤寿人は、16得点(内、PKによる得点はわずか1)でリーグのトップを独走中。得点力の高いサンフレッチェだが、前節は10人のエスパルスを相手にリードを守れず、終了間際に2失点を喫して敗北。だが、前節これまた降格争いのガンバ戦に敗れた大宮アルディージャに対する勝利は揺るがないだろう。
オリンピック出場中の東を欠くアルディージャは、スロベニア人選手のズラタン、ノヴァコヴィッチ両選手を戦列に加えている。今夜は瀬戸際の戦いを強いられることになる。チョ・ヨンチョル、カルリーニョスらの奮起を促したい。
サンフレッチェ広島の勝利!
Jリーグ J1 プリビュ 7月7日 19:00 サンフレッチェ広島 vs. ジュビロ磐田 (広島ビッグアーチ)
サンフレッチェ広島 — MF山岸は7月2日現在、病気のため出場の可能性は低い。
ジュビロ磐田 — MFベク・ソンドンは韓国オリンピックチームに帯同中。GK川口の今季出場はなし。FW金園も9月まで欠場。
過去10年間の両チームの対戦成績は、ジュビロの9勝5敗3分け。すべてJ1またはナビスコ杯。今季はすでにナビスコ杯でジュビロが僅差で勝利している。
先週、FC東京に勝利して、連敗を2で止めたジュビロ磐田(点27勝8敗5分3差+11)の、今日の対戦相手、2位広島との勝ち点の差は3。2-0の勝利で2位・3位が入れ替わるが、この試合を落とすと勝ち点差は6に広がる。韓国オリンピックチームに帯同中のベク・ソンドンの抜けた穴は大きい。今回のオリンピック参加選手の中ではおそらく最大の穴だ。ただ、得点34のジュビロ攻撃陣は現在J1最強。ベクの不在を感じさせないような試合を期待したい。
一方、サンフレッチェ広島(点30勝9敗4分3差+14)はここ2試合続けて首位の座につくチャンスを逃している。仙台の2試合連続引き分けに、サンフレッチェもお付き合いしたためだが、それまで続けていた連勝時の調子を取り戻したい。神戸が仙台を倒し、広島が磐田を下せば、サンフレッチェは首位に浮上する。サンフレッチェ広島の勝利!
Jリーグ J1 プリビュ 6月30日 18:30 ベガルタ仙台 vs. サンフレッチェ広島(ユーテックスタジアム)
ベガルタ — DF上本はもう1月の欠場か。MF関口の出場は見込み薄。
サンフレッチェ — 負傷者、出場停止者ともに無し。
J2では2008年に3試合を戦っているが、J1での戦いは、2009年以降、ベガルタの2勝1敗5分け。
ここ数試合もたつき気味のベガルタ仙台(点31勝9敗2分4差+18)だが、上位チームも足踏みを揃えてくれているため、首位キープ。今夜は、勝ち点2差で肉薄するサンフレッチェ広島(点29勝9敗4分2差+14)との頂上決戦となる。はたして首位は入れ替わるのか?ベガルタが調子を落としている間に首位の座を奪うこともできたサンフレッチェ広島だったが、低迷する大宮との0-0はいただけない。それ以前の3連勝は下位チームに対する勝ち星。この試合、白熱した戦いを期待できるが、両者譲らず、といったところか!
Jリーグ #J1 プリビュ− 6月16日 19:00 セレッソ大阪 vs. サンフレッチェ広島
Jリーグ #J1 プリビュ− 6月16日 19:00 セレッソ大阪 vs. サンフレッチェ広島 (キンチョウスタジアム)
オリンピック終了後のFCニュルンベルクへの移籍が確定している清武博嗣は、残された数少ない試合をセレッソのために戦う。
ここ10年間の両チームの対戦成績は、セレッソの6勝5敗3分け。ただし、ここ5試合、サンフレッチェは勝利していない。
清武のブンデスリーガへの移籍が迫る今、ヒーローの雄姿を見届けようといつもより大勢のサポーターが押し寄せるセレッソ大阪(点17勝5敗6分2差+1)戦では、この何千人増が、よく言われる12人目のプレーヤーとなるのかもしれない。コンサドーレ札幌に今季唯一の勝ち星を献上するなど、今季のセレッソは乱調の極みだが、何がきっかけでどうなるのか、自分たちにも分からない状態だ。清武の移籍(さらにはキム・ボギョンと扇原の移籍も噂されている)の高まりに乗じて、セレッソがこの試合をものにしてしまうのだろう!
一方、昨年トッププレーヤーの何人かと、ペドロビッチ監督をレッズに失ったサンフレッチェ広島(点25勝8敗4分1差+11)の健闘ぶりは驚きではあるが、戦略にも長け、サイドの強化を図った後任の森保監督の采配は評価に値する。昨季は大宮で出場機会もほとんどなかった石原が得点に絡むなど、セレッソも好パフォーマンスを演じずには、この試合はものにできないだろう。だが、この試合、いざ蓋を開けてみれば、セレッソ大阪の勝利か!
プレビュー5月26日 14:00 コンサドーレ札幌 vs. サンフレッチェ広島(厚別公園競技場)
コンサドーレ札幌 — FW前田、3ヶ月欠場の見込み。ジェイド・ノースは国際試合出場のため欠場。
両チームは、4度の対戦のあった2003年度以来の顔合わせ。そのときは、広島3勝1分け。
J1昇格を果たしたコンサドーレ札幌(点4勝1分1敗10差-17)だが、全く精彩を欠く試合ぶりで、再降格が現実味を帯びてきている。負傷者続出に拍車をかけるように、FW前田も故障者リストに加えられた。さらにジェイド・ノースがオーストラリアの代表ゲーム出場のため不在。FW榊とMF荒野もU19国際試合のため欠場。残りの選手だけで好調サンフレッチェ広島(点22勝7分1敗4差+9)を相手に戦うのは厳しい。アウェイの広島はここ5試合、勝負勝負勝と乱調だが、コンサドーレ戦の勝利は固い!サンフレッチェ広島の勝利だろう!
5月19日 サンフレッチェ広島3-2ヴィッセル神戸 – ゲーム リポート
西野朗氏の就任決定で、暫定監督として最後の指揮となる安達ヘッドコーチへの思い入れをもって臨んだこの一戦。開始早々、吉田からのクロスに青山が完全に外されるところを野沢がフリーでシュートを放つが惜しくもGK正面。しかし前半12分、ホームの広島は、水本がCKを直接ハーフボレーで決めて先制した。
千葉も同様にCKをヘッディングするが、これはバーを叩く。試合はこのまま後半に入り、ヴィッセルの反撃が始まる。後半31分、野沢がクロスで入れたFKが直接ゴール右端に入ると、続く36分、今度は田代、田中のパス交換でできたスペースに森岡がうまく入り込んで逆にリードを奪う。
ところがサンフレッチェもその3分後、パスのこぼれを拾った石原がGK徳重を上手くかわしてゴールに流し込み、同点に追い付いた。広島の決勝点は後半ロスタイム。こぼれ球を拾った森脇が、右足で劇的な決勝ゴールをあげた!
Jリーグ J1 プレビュー 5月19日14:00 サンフレッチェ広島 vs. ヴィッセル神戸 (広島ビッグアーチ)
ヴィッセル神戸 — CB河本、ひざの負傷による長期離脱から復帰の見込み。MF橋本も出場の見込みあり。FW田代の出場は危うい。FW大久保はまだ完全に復調していないが、出場を期待されている!
過去10年間の戦績は、サンフレッチェの8勝2敗、4引き分け。昨季2011年は、両チームともにホームゲームを制している。
前節、青山の60超mシュートで驚きの先制点を挙げたサンフレッチェ広島(点19勝6分1敗4差+8)だったが、結局このマリノス戦は3-1で落としてしまう。今節は、サポーターの目の前で勝ち癖を取り戻したいところだ。絶好調の佐藤寿人をはじめ、チームは森安監督のシステム(前監督時代と大差はないが)を取りいれることに成功している。今季の広島は、右サイドと佐藤を結ぶパイプラインの供給源ミキッチがキーマンだ。この二人の連携を止めるのにヴィッセルは相当苦労するはずだ。攻撃的LB相馬は、今週は守備に集中した方がいいかもしれない!ここ5試合で2勝しかしていない広島だが、常に首位の背中が見える位置を確保したい。
一方、今季上位4チームに入ることを目標に挙げているヴィッセル神戸(点15勝5分0敗6差-3)は、その目標達成のために勝ち点を少しでも積み上げて、新監督につなげたいところだ。安達暫定監督がバトンを手渡す相手は、元ガンバ大阪監督の西野朗氏となることはほぼ確定的だ!ヴィッセル神戸を常勝軍団に作り替える使命を授かる西野監督の手中には、小川、森岡、三原、奥井らの若手の駒が揃う。サポーターも強いヴィッセルを期待しているはずだ。CBに好調のイ・グァンソン、RBにチームリーダーの北本を擁するディフェンスラインには、河本が復帰する場所がないが、控えにも河本のよなう有能選手がいることはヴィッセルには心強い!安達監督のために全力を尽くすヴィッセルの勝利を期待しよう!
5月12日 サンフレッチェ広島1-3横浜Fマリノス
サンフレッチェは3-2-4-1の布陣で臨む。先制点は、相手GK飯倉の位置を見た青山の60メートル超のロングシュート!自陣のセンターサークルにも達していない深い位置からの強烈なキックだった。その後、石原に追加点のチャンスがあったが決め切れない。前半38分、小野裕二からのパスを受けたマルキーニョスがヘディングシュートを叩き込み、これで同点。大黒の見本になるような見事なゴールだった!
後半22分、サンフレッチェ佐藤寿人がCF中沢をワンタッチでかわしてシュートするも、わずかにゴールを外れる。決勝点は後半32分、広島GK西川が(ガンバの藤ヶ谷同様の!)まずい守備で大黒のヘディングをこぼし、齋藤にプレゼントボールを提供してしまう。横浜は38分にも、中村俊介のピンポイントCKに冨沢がピタリと合わせ、3-1で勝利を決定づける。横浜Fマリノスはこれで4連勝!