GK 新井章太選手が東京ヴェルディから川崎フロンターレへ移籍が決定しました。
From Kawasaki Frontale
GK 新井章太選手が東京ヴェルディから川崎フロンターレへ移籍が決定しました。
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清水エスパルス vs. ベガルタ仙台 (日本平) — エスパルス、ベガルタを苦しめる!
清水エスパルスは、ベンチスタートにはなるだろうが、高木がハムストリング筋の負傷から復帰する。アレックス・ブロスケはUAEのアル・アインFCに、小野伸二はオーストラリアのウエストシドニー・ワンダラーズに移籍のため、エスパルス・ファンに別れを告げる。育成プログラムから上に上がって来ている石毛ら若手、大前や高木らが活躍している今、エスパルスの未来は明るいが金賢聖に得点がもっと欲しい。
経験の無さを露呈するのも時間の問題と、批判の声も多い中、ベガルタ仙台は未だに謎の存在だ。ちょうど昨年の今頃も勢いが止まり、低迷した時期があったが、それを経験としている今季はどうだろうか。2節前、サンフレッチェ戦を落としたのは確かに痛かったが、先週のヴィッセル戦では先制された試合をひっくり返して勝利を収めている。チーム内の雰囲気は決して悪くはない。ベガルタには必勝の試合だが、清水エスパルスが勝つような気がする。
サンフレッチェ広島 vs. サガン鳥栖 (広島ビッグアーチ) — そして、鳥栖も広島を苦しめる!
前々節は頂上決戦でベガルタを倒し、前節は終了間際の森脇の決勝点で名古屋を下したサンフレッチェには、確かに勝者独特の強さがある。ただ首位を走るプレッシャーに経験の浅さがどう出るか。広島は、我慢強く、泥臭く前を向き続け、ゴールを奪い続けているが、今節の鳥栖のディフェンスは固い。サガン鳥栖は得点こそ33と少ないが、堅固な守りで広島の攻撃を凌げれば、お得意の低得点試合に持ち込めるし、豊田ら攻撃陣の調子次第では得点シーンすらあるかもしれない。大方の予想に反して、私はこの試合、引き分けと見る。
FC東京 vs. ジュビロ磐田 (味の素ス) — 東京、ジュビロの覇権制覇の夢を断ち切るか?
春先のACLで躓きを皮切りに、負傷者の続出、勝ったり負けたりの乱調FC東京を象徴するかのように、今月上旬、サンフレッチェに土をつけたかと思えば、大宮アルディージャに敗れ、不調のどん底にいる川崎にも星を落とす。だが、勝ち点では今節の対戦相手ジュビロとはわずか5点差しかない。この試合の1勝は、チームにも、我慢に我慢を重ねているサポーターにも大きい。
一方、上位3チームに食い込むチャンスをことごとく逃してきたジュビロ磐田。前節は弱小チーム新潟に今季初(?)の零敗を喫している。順当勝ちしていたなら、3位レッズに勝ち点1差まで迫れたのだから悔やまれる。そのレッズもガンバに大敗。上位3チームに名を連ねる代価、それがこのプレッシャーなのか。この試合、引き分け!
アルビレックス新潟 vs. 名古屋グランパス (東北電ス) — グランパス、アルビレックスをさらなる奈落の底に!
ここ2試合、必死の引き分け劇を演じたアルビレックスだが、大宮、ガンバ、セレッソも勝ち点3を取っているので、降格圏から逃れるためにはもう勝利しかない。勝つには得点が絶対に必要だが、今季の新潟にはその得点力がない。26試合で17得点は貧相だ。ディフェンス力はあるので、攻撃陣に奮起を促したい。
グランパスは、前節のサンフレッチェ戦を土壇場の逆転で落としたが、勝っていれば首位まであと3ポイント差まで迫っていられただけに悔やまれる。残り8試合で現在首位とは勝ち点9差。上位チームが僅差で混戦状態にあるため、今季はどんなことでも起こり得る。厳しい道ではあるが、名古屋、まずは目の前の試合に勝つことだ。名古屋グランパスの勝利!
ヴィッセル神戸 vs. セレッソ大阪 (ホームズ) — ヴィッセル、勝てば実質勝ち点6!
ここ4試合で勝ち点わずか1のヴィッセル。このままでは降格争いに巻き込まれてしまう可能性もでてきた。回避するには、今後数試合で1、2勝は絶対に必要だ。セットプレーのスペシャリストの野沢、セットプレーを卒なく決める好フォワードの田代と都倉、そして小川、森岡らの若手陣、未来に向けて好材料が揃う。
対するセレッソは乱調の極み。試合ごとに内容が全く変わる。清武とキム・ボギョンを海外移籍で失い、(扇原と柿谷が続くか!)扇原と山口をロンドン五輪で欠いていたチーム事情も一貫性を欠く要因ではある。最近、監督の交代があり、クルビが復帰。天皇杯は全く眼中になく、ひたすらJ1残留を目指す。ここ5試合で3勝は、とりあえずチームを降格圏外に出してはいるが、ガンバとアルディージャの好調さは不気味だ。この試合、ヴィッセルにもセレッソにも大きな意味を持つ。ヴィッセルの僅差勝利!
大宮アルディージャ vs. 横浜Fマリノス (NACK5) — マリノス、大宮の行く手を阻む。
ここ5試合で3勝、現在2連勝中の大宮、今季も例年のように辛うじて降格を免れるのだろうか。ただ、セレッソもガンバも調子は上向き。最下位札幌を相手に大量5得点。ノバコビッチのハットトリックは、大宮にとってもJ1初の記録。この煽りを受けるのはヴィッセルか、それともアントラーズか。上位も下位も混戦のJ1だ。今節の相手マリノスは、無敗記録の後、連敗が続き、先週ようやくアントラーズに勝利。
一方のマリノスは、このところミスの多い中沢が負傷で欠場。斎藤、小野、大黒らが存在感を示す絶好のチャンスだ。シーズン当初の低迷状態から見れば、ファンにとってはJ1中位でも満足だろうが、一時はACL出場権すら狙える位置にいたことを考えれば、残り8試合、何かをしてくれるだろうか。好調アルディージャとがっぷり四つで、この試合は引き分けか!
ガンバ大阪 vs. 鹿島アントラーズ (万博記念競技場) — ガンバ、アントラーズを降格争いに引きずり込む!
レアンドロ擁するガンバは強い!前節のレッズ戦5-0の大勝は、強いガンバの復活の兆しか。名古屋とのアウェイ戦を5-0、コンサドーレ戦を大量7点で勝利したガンバは現在J1得点王!ただ、失点もコンサドーレに次ぐJ1ワースト2の汚名を消すべく今節も零封を狙う。レアンドロが勿論その鍵を握る。
一方のアントラーズも人材は豊富だ。若手も順調に伸びてはいるが、まだチームとしてまとまっていない。大迫や遠藤らはベテラン勢に取って代わることができるが、外人勢のもう少し良い人材を獲得したい。ガンバは、この試合に勝てば、鹿島に勝ち点2差まで迫る。安全圏はつい目の前だ。ガンバ大阪の勝利!
柏レイソル vs. 浦和レッズ (国立競技場) — レッズ、前節の5-0の屈辱から立ち直れるか!
前節、ホームで強いサガン鳥栖にアウェイで敗れ、順位を入れ替えられてしまったレイソル、残すは8試合、どう立て直していくか。勝てばゲーム差1に迫る今節のレッズ戦は、実質勝ち点6の試合。ネットバイアーノの加入は、工藤、沢、田中らがそつなくゴールを決めていたチームには、やはり不必要な贅沢だった。このブラジル人選手の加入でチームはむしろ陰りが出始めている。レイソルは、はたしてその点に気づき、日本人選手を起用して戦いに勝てるか。 レッズは、前節の大敗を忘れ、リーグ制覇に向けて今後の試合に集中していく必要がある。サンフレッチェやベガルタにないシーズン制覇の経験をレッズは持っている。シーズン終盤の戦略を知るレッズには、すぐ上にいる上位2チームにないアドバンテージがある。ただ、原口にはゴールにこだわってもらいたい。最近のレッズの得点は、MFやDF(槙野!)からで、FWに結果が望まれる。今節の試合は、浦和レッズの勝利!
川崎フロンターレ vs. コンサドーレ札幌 (等々力) — 札幌、不調フロンターレから勝ち点1?
前節ラッキーな勝利で、降格圏からはやや距離を置いた位置にいるフロンターレ。今節は最下位コンサドーレ、勝ち点を積み上げる絶好のチャンスだ。
一方のコンサドーレには、最下位独走、ワースト得点数、最高失点数、J1史上最弱と、前向きな言葉が出てこない。新加入のテレ、ラモンもチームの改善になっていない。エージェントの売値で安易に買い取ってしまったのか。可哀想なのは、今季FC東京から移籍したオーストラリア人選手ノースだ。何がサッカーの神を怒らせてしまったのか、首をかしげているに違いない。この試合、川崎フロンターレの勝利しかない!
首位を勝ち点6の差で追う好調Fマリノスに対し、ここ5試合を1勝2敗2分けと、好不調の波が激しい川崎フロンターレのダービーマッチ。前半戦、1試合あたりの得点が1点以下と、決定力のないマリノスとしては、オリンピックから戻った齋藤、そしてマルキーニョス、小野、大黒らが点を量産したいところ。
一時は上位6チームに名を連ねてシーズンを終えることも可能に思われたフロンターレだったが、この試合を落とすようでは、10位以下に順位を下げることも考えられる。サポーターには気の毒だが、この試合、横浜Fマリノスの勝利!
今季、得点28、失点28の川崎フロンターレに必要なのは、攻撃力とディフェンス力のアップだ。フロンターレも負傷者が多く、布陣の頻繁な変更を強いられているが、選手が復帰するにつれてチームも尻上がりに調子を取り戻していく気配はある。
J1昇格元年の苦戦を予想した多くの声を、鳥栖は引き続き鎮めている。バブルの破裂を今か今かと待つ者たちを尻目に、サガン鳥栖は現在、首位に勝ち点7差、ACL出場権に勝ち点4差と好位置につけている。今夜、フロンターレ戦を制する「驚き」を、心待ちにする者も多いと思う。
この試合、引き分け!
清水エスパルス — DF岩下とMF小林は怪我のため短期間の欠場だが、練習には復帰している。
川崎フロンターレ — DFジェシと小宮山の二人は練習には復帰しているが、この試合の出場はない。MF登里は8月まで出場の見込みなし。
両チームの対戦はすべてJ1で、エスパルスの7勝3敗4分け。
1ヶ月前は首位を狙う位地にいた清水エスパルス(点24勝7敗6分3差+2)も最近は不調で10位。ただ3位とは勝ち点3差。失点わずか14のディフェンスは見事だが、得点16の攻撃力は精彩を欠く。ここ5試合でわずか1得点は早急の修正を要する。エスパルスはあと1点で、チーム創設20周年での通算1000ゴールとなる。
前節、ホームでのヴィッセル戦を落とし、その前のマリノス戦にも引き分けている川崎フロンターレ(点26勝8敗6分2差0)も、エスパルス同様ややスランプ気味だ。得点・失点ともに22という数字は、攻守に改善が必要であることを示している。清水エスパルスの20周年記念勝利(プラス、J1通算1000ゴール)に期待!
フロンターレ — DF小宮山は欠場。DFジェシはトレーニングを再開しているが、この試合の出場はおそらくない。MF大島、杉浦、登里は負傷欠場。
ヴィッセル — FW大久保は出場停止。FW茂木、田代は負傷欠場。MF橋本はまだ復調していない。
フロンターレの6勝4敗2分け。昨季はヴィッセルが2勝。
先週まで3連勝と、首位まで勝ち点5差に迫っていた川崎フロンターレ(点26勝8敗5分2差+1)だったが、マリノス戦のスコアレスドローで、せっかくの首位への足固めのチャンスを棒に振ってしまった。他の上位チームと比較して見劣りするのは得失点差だ。風間新体制のもと、チームは変わってきてはいるが、首位を目指すのであれば、得点を倍増し、失点を抑えることが絶対条件になる。
このフロンターレを勝ち点5差で追うヴィッセル神戸(点21勝7敗8分0差-2)は、西野新監督のもと自信を深め、現在2連勝。伊野波が本来のポジションであるCDに収まった今、上位進出を狙うチームに必要なのはディフェンシブなMFだ。アウェイチームの勝利!
Jリーグ #J1 プリビュ− 6月16日 19:00 サガン鳥栖 vs. 川崎フロンターレ (ベストアメニティスタジアム)
川崎フロンターレ — DF小宮山と伊藤が復帰間近。DFジェシは7月末にイタリアに帰国予定。MF大島は靭帯の損傷で欠場。MF登里は腰椎骨折で2ヶ月間の欠場。
これまでの対戦は、今年3月のナビスコ杯でサガンが勝利した以外は、すべてJ2での対戦。川崎の6勝。鳥栖の2勝。2003年に一つの引き分け。
リーグ1(失点11はエスパルスと並んで最少)のディフェンスを誇るサガン鳥栖(点20勝5敗3分5差+4)は、依然ホームで無敗。大方の予想を覆すこの健闘を続けたい。ここ5試合は、引き分け3つ、敗戦1つと、もたつきが目立つが、前節のガンバ大阪戦では試合最後のキックが得点となるなど、ツキも巡ってきている。中断期間後のこの試合でも好発進を望んでいる。
一方、ベガルタ仙台戦の勝利を含めて、ここ5試合を4勝と好調の波に乗る川崎フロンターレ(点22勝7敗5分1差0)は、ホーム無敗記録に動じることはないだろうが、リーグ1のディフェンス陣を崩すのは容易ではないだろう。むしろ、ディフェンス陣に負傷者が相次ぐフロンターレが、豊田らの攻撃陣を阻止できるかが注目点となる。サガン鳥栖の勝利を予想する!
川崎フロンターレ — DFのジェシと小宮山が欠場、またその穴を埋めた稲本も負傷欠場!
ベガルタ仙台 — チームの要MF関口が1ヶ月間欠場。
過去10年間の両チームの対戦は、フロンターレの4勝2敗3引き分け。川崎は先月のナビスコ杯でも勝利している。
川崎フロンターレ(点19勝6分1敗5差-1)のここ5試合の成績は、レイソルとサンフレッチェにホームで敗れ、残りは3勝している。相馬前監督の時よりも得点力は上がり、確かに調子は良さそうだが、風間フロンターレが上位6チームに名を連ねるつもりであるならば、ディフェンスを強化し、堅実にする必要がある。12試合で18得点は悪くはないが、19失点はいただけない!
初黒星、2引き分けと続いたときには、誰もがベガルタ仙台(点27勝8分3敗1差+16)の圧倒的な強さもここまでかと思ったが、前節は名古屋グランパスを完封してしまった。関口の出場はないが、赤嶺の体調が万全に戻り、ピッチ全体のプレーの質が高まっている。特に固いディフェンス陣は圧巻(失点わずかに9と、驚くなかれ、サガン鳥栖と並んでリーグ最少!)で、当然、勝ち点3を狙ってくるだろう。私は、引き分け、を予想する!
大宮のホーム3連勝は記憶にないほどに久し振りで、サポーターもようやく勝利の味わい方が身についてきたようだ。一方のフロンターレもアウェイで2連敗中なので勝利が欲しい。
チョ・ヨンチョルのアクロバティックなオーバーヘッドがゴールを襲った他は、立ち上がりは、両チームともにしっかりと守りを固めたゲーム展開。前半21分の東のシュートも枠を大きく外れ、このままハーフタイムへ。先制点は、後半22分。楠神のシュートが大宮DFにブロックされた後のこぼれ球に大島が反応。2点目も、中村憲剛のクロスを一度大宮DFがヘディングで跳ね返したボールがこぼれてくるところを、楠神が至近距離から蹴り込んだ!