首位を勝ち点6の差で追う好調Fマリノスに対し、ここ5試合を1勝2敗2分けと、好不調の波が激しい川崎フロンターレのダービーマッチ。前半戦、1試合あたりの得点が1点以下と、決定力のないマリノスとしては、オリンピックから戻った齋藤、そしてマルキーニョス、小野、大黒らが点を量産したいところ。
一時は上位6チームに名を連ねてシーズンを終えることも可能に思われたフロンターレだったが、この試合を落とすようでは、10位以下に順位を下げることも考えられる。サポーターには気の毒だが、この試合、横浜Fマリノスの勝利!
Tag Archives: 大黒
Jリーグ #J1 プリビュ− 6月16日 19:00 横浜Fマリノス vs. FC東京
Jリーグ #J1 プリビュ− 6月16日 19:00 横浜Fマリノス vs. FC東京 (日産スタジアム)
横浜Fマリノス — MF小倉は少なくとも7月半ばまでは欠場の見込み。DF天野の今季出場は絶望的。
FC東京 — MF大竹は今季出場の見込みなし。FW平山は復帰間近。
過去10年間、両チームの対戦成績は互いに8勝ずつ、引き分けは4試合。ただし、マリノスの勝利は2008年の1勝以降なし!
ここ2試合連続の引き分けを含め、5試合無敗を続ける横浜Fマリノス(点18勝4敗3分6差+2)は、開幕直後の低迷状態から抜け出し、13試合を終えたこの段階でちょうど中間の順位に位置している。エスパルス戦、ガンバ戦と続いた0-0の引き分け試合で失速中のマリノスにサポーターが期待するのは得点シーンと勝ち点だろう。チャンスをものにしたいマリノスは、大黒に代えて小野を起用してはどうか?
一方、好調で開幕を迎えたFC東京(点22勝7敗4分1差+2)は、AFC敗退を含め、このところ低迷状態が続いている。前節は浦和レッズと引き分けた東京だが、その前の3試合は連勝と、今シーズンの乱調を象徴するかのようだ。AFCによる未消化試合が1つある東京だが、両チームには勝ち点4の差しかない現在、直近のライバル・マリノスを倒しておきたいところだ。この試合は引き分けか。
5月12日 サンフレッチェ広島1-3横浜Fマリノス
サンフレッチェは3-2-4-1の布陣で臨む。先制点は、相手GK飯倉の位置を見た青山の60メートル超のロングシュート!自陣のセンターサークルにも達していない深い位置からの強烈なキックだった。その後、石原に追加点のチャンスがあったが決め切れない。前半38分、小野裕二からのパスを受けたマルキーニョスがヘディングシュートを叩き込み、これで同点。大黒の見本になるような見事なゴールだった!
後半22分、サンフレッチェ佐藤寿人がCF中沢をワンタッチでかわしてシュートするも、わずかにゴールを外れる。決勝点は後半32分、広島GK西川が(ガンバの藤ヶ谷同様の!)まずい守備で大黒のヘディングをこぼし、齋藤にプレゼントボールを提供してしまう。横浜は38分にも、中村俊介のピンポイントCKに冨沢がピタリと合わせ、3-1で勝利を決定づける。横浜Fマリノスはこれで4連勝!
Jリーグ プリビュ− 15:00 サンフレッチェ広島 vs. 横浜Fマリノス(広島ビッグアーチ)
横浜Fマリノス — DF天野の今季出場は絶望的か。
サンフレッチェ広島 (点19勝6分1敗3差+10) は、前節、柏レイソルとのアウェイゲームで5得点を量産した!2点を先取し、レイソルに同点とされた後、立て続けに3点を奪って、首位仙台に勝ち点4差の3位につけている。しかし、その前の新潟戦ではホームで逆に勝ち点3を献上しまった広島は、GWのファンの失望の埋め合わせを狙っているはずだ。佐藤寿人は代表復帰も可能な好調を維持している。ミキッチらからの良い供給を受ければ、佐藤は点を取り続けるだろう!
不調のどん底で最下位争いを演じていた今季の横浜Fマリノス (点13勝3分4敗3差0) は、3連勝でようやく調子を取り戻してきた。その3勝にはアウェイの浦和レッズ戦も含まれている。自信を取り戻した今、ツキも見方してくれるなら、この戦いも勝利できないことはない。FW大黒はなかなかチャンスをものに出来ないし、マルキーニョスの調子もまだ万全ではないので、小野裕二に期待がかかってくる!DF天野が欠場のため、現在J1の最多得点者を相手に、CBの中沢と栗原は大忙しだろう。マリノス・サポーターとしては、監督続行か否かが気になるところだが、交代劇を観たいなら、何試合か落とす必要がある。試合は、サンフレッチェ広島の勝ち、と見る!
この10年間の両者の対戦は15回。マリノスの7勝、サンフレッチェの5勝、引き分けが3試合。
横浜Fマリノス2-1コンサドーレ札幌 – 5月6日
すでに2回のチャンスを逸した大黒の3回目、ミスに齋藤が粘ってからみ、こぼれ球を中村が豪快にけり込む。古田の同点ゴールで振り出しに戻った後半33分、今度は谷口が高さのあるヘディングで突き放す。マリノスの3連勝。
Match Preview – ジュビロ磐田 vs 横浜Fマリノス – 4月21日
ジュビロ磐田はGKの川口、DF千代反田、MF松岡、FW川園と山崎を負傷で欠いている。
一方、横浜Fマリノス、齋藤と谷口の先発が危ぶまれる中、負傷で試合から遠ざかっていたマルキーニョスが復帰間近だが、コンディションは微妙だ。
ジュビロ磐田(勝点6勝3分1敗1得失点+2)は、前節、清水エスパルスを相手に静岡ダービーの激戦で今季初黒星を喫している。今節の勝利で再び勝ち街道に戻りたいところ。不調に喘ぐ横浜Fマリノス(勝点6勝0分4敗2得失点-2)を相手に勝ち点3を順当に積み上げたいに違いない。
前節、低迷する大宮アルディージャ戦で今季初勝利のチャンスを逃してしまったマリノス。技巧派プレーヤー齋藤学の欠場は痛いが、前節の得点者–天才児小野裕二–のさらなる得点に期待を託し、泥沼からの脱出を狙っているに違いない。
今季これまでの6試合でわずか4得点というは確かに大きな修正点だ。大黒が結果を出せないのなら、マリノスとしては、マルキーニョスの復帰に期待するしかない。今日のゲームに関しては、好調ジュビロ磐田がホームの利を生かしての勝利というところか!!
開設以来ずっとJ1で戦ってきた両チームの対戦は、通算22試合を数える。マリノス12勝、ジュビロ7勝。力量ではここのところ磐田に分があるが、ただJリーグの戦いに関していえば、2008年6月以来マリノスに勝利していない。