首位を勝ち点6の差で追う好調Fマリノスに対し、ここ5試合を1勝2敗2分けと、好不調の波が激しい川崎フロンターレのダービーマッチ。前半戦、1試合あたりの得点が1点以下と、決定力のないマリノスとしては、オリンピックから戻った齋藤、そしてマルキーニョス、小野、大黒らが点を量産したいところ。
一時は上位6チームに名を連ねてシーズンを終えることも可能に思われたフロンターレだったが、この試合を落とすようでは、10位以下に順位を下げることも考えられる。サポーターには気の毒だが、この試合、横浜Fマリノスの勝利!
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5月19日 横浜Fマリノス0-0ガンバ大阪 – ゲーム リポート
両チームともに見せ場の少ないゲームだった。前半18分、ガンバは、左サイドから遠藤が右足を振り抜くと、マリノスGK飯倉が辛うじてバーの上に掻き出す。マリノスも、前半終了寸前に得たFKを中村が蹴るが、ボールはゴールの上を外れていく。
後半開始早々、マリノスはマルキーニョスのお膳立てから小野が力強いシュートを放つが、惜しくもGK木村の好セーブに防がれる。今季まだ無失点試合のないガンバにとっては異例の展開だ。後半41分、ゴールラインぎりぎりからの倉田のパスに藤春が反応するが、シュートはGKに阻まれてしまう。こうして試合は0-0のスコアレスのまま終了した。マリノスが5連勝を逃したこのゲームは、ガンバ久々の無失点試合となった!
5月12日 サンフレッチェ広島1-3横浜Fマリノス
サンフレッチェは3-2-4-1の布陣で臨む。先制点は、相手GK飯倉の位置を見た青山の60メートル超のロングシュート!自陣のセンターサークルにも達していない深い位置からの強烈なキックだった。その後、石原に追加点のチャンスがあったが決め切れない。前半38分、小野裕二からのパスを受けたマルキーニョスがヘディングシュートを叩き込み、これで同点。大黒の見本になるような見事なゴールだった!
後半22分、サンフレッチェ佐藤寿人がCF中沢をワンタッチでかわしてシュートするも、わずかにゴールを外れる。決勝点は後半32分、広島GK西川が(ガンバの藤ヶ谷同様の!)まずい守備で大黒のヘディングをこぼし、齋藤にプレゼントボールを提供してしまう。横浜は38分にも、中村俊介のピンポイントCKに冨沢がピタリと合わせ、3-1で勝利を決定づける。横浜Fマリノスはこれで4連勝!
Jリーグ プリビュ− 15:00 サンフレッチェ広島 vs. 横浜Fマリノス(広島ビッグアーチ)
横浜Fマリノス — DF天野の今季出場は絶望的か。
サンフレッチェ広島 (点19勝6分1敗3差+10) は、前節、柏レイソルとのアウェイゲームで5得点を量産した!2点を先取し、レイソルに同点とされた後、立て続けに3点を奪って、首位仙台に勝ち点4差の3位につけている。しかし、その前の新潟戦ではホームで逆に勝ち点3を献上しまった広島は、GWのファンの失望の埋め合わせを狙っているはずだ。佐藤寿人は代表復帰も可能な好調を維持している。ミキッチらからの良い供給を受ければ、佐藤は点を取り続けるだろう!
不調のどん底で最下位争いを演じていた今季の横浜Fマリノス (点13勝3分4敗3差0) は、3連勝でようやく調子を取り戻してきた。その3勝にはアウェイの浦和レッズ戦も含まれている。自信を取り戻した今、ツキも見方してくれるなら、この戦いも勝利できないことはない。FW大黒はなかなかチャンスをものに出来ないし、マルキーニョスの調子もまだ万全ではないので、小野裕二に期待がかかってくる!DF天野が欠場のため、現在J1の最多得点者を相手に、CBの中沢と栗原は大忙しだろう。マリノス・サポーターとしては、監督続行か否かが気になるところだが、交代劇を観たいなら、何試合か落とす必要がある。試合は、サンフレッチェ広島の勝ち、と見る!
この10年間の両者の対戦は15回。マリノスの7勝、サンフレッチェの5勝、引き分けが3試合。
PREVIEW – 横浜Fマリノス vs. コンサドーレ札幌 5/6
特筆すべき負傷者、出場停止者、両チームともになし。
木曜日、浦和レッズをアウェイで倒し、2勝目を連勝で飾った横浜Fマリノス (点10勝2分4敗3差-1)!新監督を求めるサポーターが多い中、この2連勝により交代劇が保留状態だが、監督交代は不可欠との見方は依然と強い。マリノスはマルキーニョスがついに出場をはたした。途中交代での出場だったが、後半43分に勝ち越しゴールを決めた。ただ試合は、マリノスの出来云々というよりは、レッズがお粗末だった!
乱調のセレッソを相手に、今季9試合目にして初白星のコンサドーレ札幌 (点4勝1分1敗7差-8)。はたして「神風」は暗雲を吹き飛ばしたのか?監督交代のないマリノスを相手に、コンサドーレが勢いに乗って走れるか?ゲームは引き分けか!
今季、コンサドーレはナビスコ杯でマリノスを倒している。J1での戦いは、2008年の2試合のみ。マリノスの2勝。
PREVIEW – 浦和レッズ vs. 横浜Fマリノス – 5月3日
マリノスにとってレッズは強すぎる!
チーム状況
浦和レッズ — 山田直輝が負傷のため長期離脱
横浜Fマリノス – 冨澤が出場停止。DF天野が負傷のため長期離脱。トレーニング中のマルキーニョスは、出場可能だとしても体調はいまだ万全ではない
ゲーム・レビュー
前節、共に勝利をおさめた両チームは、勝ちを続けて弾みをつけたいところ。現在、得失点差で広島に劣るが勝ち点では2位に並ぶ浦和レッズ(点16勝5分1敗2差+4)。過去2シーズン、ふがいない成績で終わっているので、ここできちんの勝ち星を重ね、首位ベガルタを追走したい。ペドロヴィッチ監督の3バック・システムはいち早く選手に浸透している。センターバックを試していたキー・プレーヤーの阿部勇樹も、坪井の復帰により、ディフェンシブなMFに定着している。
一方の横浜Fマリノス(点7勝1分4敗3差-2)は、前節のヴィッセル神戸戦で、7分間に3得点というゴールラッシュで、待望の今季初勝利をものにした。チームにとって貴重な1勝ではあるが、まだまだ内容が伴っていない。この勝利により監督交代が保留状態にあることで、不満を抱いているサポーターも少なくないはずだ。この試合でも苦戦は避けられないだろう。監督解雇は時間の問題だろう。
浦和レッズの勝利試合!
直接対決
J1とナビスコ杯で通算24試合。レッズ10勝、マリノス9勝、引き分けが5試合。2011年度は、双方ともアウェイ戦を勝利している
Match Preview – ジュビロ磐田 vs 横浜Fマリノス – 4月21日
ジュビロ磐田はGKの川口、DF千代反田、MF松岡、FW川園と山崎を負傷で欠いている。
一方、横浜Fマリノス、齋藤と谷口の先発が危ぶまれる中、負傷で試合から遠ざかっていたマルキーニョスが復帰間近だが、コンディションは微妙だ。
ジュビロ磐田(勝点6勝3分1敗1得失点+2)は、前節、清水エスパルスを相手に静岡ダービーの激戦で今季初黒星を喫している。今節の勝利で再び勝ち街道に戻りたいところ。不調に喘ぐ横浜Fマリノス(勝点6勝0分4敗2得失点-2)を相手に勝ち点3を順当に積み上げたいに違いない。
前節、低迷する大宮アルディージャ戦で今季初勝利のチャンスを逃してしまったマリノス。技巧派プレーヤー齋藤学の欠場は痛いが、前節の得点者–天才児小野裕二–のさらなる得点に期待を託し、泥沼からの脱出を狙っているに違いない。
今季これまでの6試合でわずか4得点というは確かに大きな修正点だ。大黒が結果を出せないのなら、マリノスとしては、マルキーニョスの復帰に期待するしかない。今日のゲームに関しては、好調ジュビロ磐田がホームの利を生かしての勝利というところか!!
開設以来ずっとJ1で戦ってきた両チームの対戦は、通算22試合を数える。マリノス12勝、ジュビロ7勝。力量ではここのところ磐田に分があるが、ただJリーグの戦いに関していえば、2008年6月以来マリノスに勝利していない。