今季、大宮アルディージャから移籍した石原の巧みなサポートを受け、今絶好調の佐藤寿人は、16得点(内、PKによる得点はわずか1)でリーグのトップを独走中。得点力の高いサンフレッチェだが、前節は10人のエスパルスを相手にリードを守れず、終了間際に2失点を喫して敗北。だが、前節これまた降格争いのガンバ戦に敗れた大宮アルディージャに対する勝利は揺るがないだろう。
オリンピック出場中の東を欠くアルディージャは、スロベニア人選手のズラタン、ノヴァコヴィッチ両選手を戦列に加えている。今夜は瀬戸際の戦いを強いられることになる。チョ・ヨンチョル、カルリーニョスらの奮起を促したい。
サンフレッチェ広島の勝利!
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Jリーグ J1 プリビュ 6月30日 19:00 大宮アルディージャ vs. 清水エスパルス(NACK5スタジアム)
アルディージャ — DF坪内は復帰間近。MF橋本は内耳炎のため1ヶ月ほど欠場の予定。
エスパルス — DF岩下の出場は危うい。
過去10年間のJ1での対決は、エスパルスの9勝3敗5分け。
3連敗後、新監督の就任により活気がよみがえり、戦術面でも改善が見られる大宮アルディージャ(点16勝4敗7分4差-13)は、先週、サンフレッチェ戦を引き分けに抑え込む。ラファエルの放出が話題になっており、チョ・ヨンチョルが新布陣のトップでストライカーを務めている。
3分2敗と、ここ5試合勝利のない清水エスパルス(点24勝7敗5分3差+3)は、首位を狙える力を持ちながら、上位チームの不調に足並みを合わせてしまったチームの一つだ。ここ5試合でわずか2得点、今季16得点という数字が、今のエスパルスを物語っている。ストライカー、ゴールゲッターを獲得し、上位を狙ってほしい。今日の試合は、引き分けか!
プレビュー5月26日 16:00 ジュビロ磐田 vs. 大宮アルディージャ(ヤマハスタジアム)
ジュビロ磐田 — MF山本は、U23代表試合のため欠場。GK川口の今季出場は恐らくなし。
大宮アルディージャ — DFの坪内と村上は負傷のため欠場。MF東はU23代表としてフランス滞在中.
チョ・ビョングクと山本の欠場は痛いが、ベク・ソンドンが復調し、日本代表での試合を終えた前田が出場を希望するなら、ジュビロ磐田(点21勝6分3敗3差+9)のエンジンは全開だ!特にチームの原動力となっているベク・ソンドンが今の調子を維持できるなら、私見だが、ジュビロは等外チームから上位6位内のチームへの変貌を遂げるだろう。
一方、今季はもう観念してしまったように見える大宮アルディージャ(点15勝4分3敗5差-7)は、報告でも、J1残留と勝ち点50が達成できれば満足だとしている。新加入のチョ・ヨンチョルや下平、それにU23のスター東(今日は欠場)は、このような野心の低さを公けにするチームには満足しないはずだ。確かにチームの自信にはならないが、当面の目標は与えているということか。この試合は、引き分けが妥当か!
5月19日 大宮アルディージャ0-2川崎フロンターレ – ゲーム リポート
大宮のホーム3連勝は記憶にないほどに久し振りで、サポーターもようやく勝利の味わい方が身についてきたようだ。一方のフロンターレもアウェイで2連敗中なので勝利が欲しい。
チョ・ヨンチョルのアクロバティックなオーバーヘッドがゴールを襲った他は、立ち上がりは、両チームともにしっかりと守りを固めたゲーム展開。前半21分の東のシュートも枠を大きく外れ、このままハーフタイムへ。先制点は、後半22分。楠神のシュートが大宮DFにブロックされた後のこぼれ球に大島が反応。2点目も、中村憲剛のクロスを一度大宮DFがヘディングで跳ね返したボールがこぼれてくるところを、楠神が至近距離から蹴り込んだ!
Jリーグ J1 プレビュー 5月19日16:00 大宮アルディージャ vs. 川崎フロンターレ(NACK5スタジアム)
大宮アルディージャ — DF坪内が太ももの故障で2、3週間出場危うし。DF村上も1ヶ月は出場の見込みなし。
川崎フロンターレ — DFの小宮山とジェシの二人ともあと数週間は出場の見込みなし。
過去10年間の対戦成績は、フロンターレ9勝、アルディージャ9勝、引き分けが5試合と、全く互角。
乱調状態が続く大宮アルディージャ(点15勝4分3敗4差-5)にも、下平やチョ・ヨンチョルなど珠玉がいるが、十分に使われていない。また、上田康太を控えに回し、起用され続けているカルリーニョスにも、それに応えるような活躍を期待したい。浦和とガンバを倒しはしたが、神戸には敗れるなど、どちらのアルディージャが出てくるのか、蓋を開けるまでは誰にもわからない。この予測できない乱調さは、セレッソといい勝負だ。
一方の川崎フロンターレ(点16勝5分1敗5差-3)は、前節、柏に完封負けを喫してはいるが、ジュビロとの好ゲームを含め、ここ4試合で2勝している。風間監督就任以来、見違えるようなチームになっている。FW矢島が5得点と、最近になってゴールに目覚めており、今節もゴールを狙ってくるだろう。フロンターレ・サポーターは、ブラジル人選手を使わない方が点がもっと入ることに気づいているかもしれない。フロンターレの豪華MF陣が本来の働きをするなら、たとえアウェイ戦であれ、勝利をもぎ取ってしまうことだろう!
Jリーグ J1 プレビュー 5月19日15:00 アルビレックス新潟 vs. ジュビロ磐田(東北電力ビッグスワンスタジアム)
ジュビロ磐田 — GK川口、アキレス腱の負傷で長期離脱。
最近7試合中5試合を引き分けている両チームだが、過去10年間では、ジュビロの7勝4敗6引き分け。
大方(私も含めて)の予想通り、今季のアルビレックス新潟(点9勝2分3敗6差-5)は苦戦を強いられているが、それは今後も続くだろう。チョ・ヨンチョルとマルシオリシャルデスの二人が抜けたのは、チームにとってもサポーターにとっても痛い。ヨーロッパから戻った矢野貴章とガンバからのレンタル選手の平井将生はまだチームに貢献していない。アルビレックスの苦戦は続く。
滑り出しは好調のジュビロ磐田(点18勝5分3敗3差+4)だが、このチームは中位に留まるだろうとの見解を私は変えない。だが、今節は勝ち点3を確実に取るだろうし、ACL出場権獲得圏内に留まるだろうが、今日の1勝は錯覚のようなものでしかない。FW前田は得点にもっと絡まなければならない。ただ、イ・スンヨルをガンバに放出して以来ポッカリ開いていた穴を、韓国人FWペク・スンヨルが埋めているのは好材料といえる。試合はジュビロ磐田の勝利か!
Jリーグ プリビュ− 14:00 サガン鳥栖 vs. 大宮アルディージャ(ベストアメニティスタジアム)
サガン鳥栖 — FW豊田が出場停止。DF大谷とMF高橋は負傷のため長期離脱。
大方の予想を覆して現在5位と奮闘しているサガン鳥栖 (点16勝4分4敗2差+4) にとって、豊田の欠場は痛い。だが、開幕後まだ10試合しか消化していないこの時点で、浮いたり沈んだりと乱調の大宮アルディージャ (点14勝4分2敗4差-5) なら、勝算は濃厚といったところか。この試合、鳥栖のホームゲームというのも大きな要因だ。ホームまだ負け知らずの鳥栖が記録を伸ばし続けるか。
一方の大宮アルディージャ (点14勝4分2敗4差-5) は先週、ホームゲーム3連勝を達成したが、アウェイのヴィッセル戦では3-0と苦汁を飲まされている。大宮も、今季順位表の半ばあたりを目指すのであれば、チョ・ヨンチョルや東らがチームを引っ張り、ブラジルから来たカルリーニョスにも上田康太を控えに回してしまうくらいの働きを期待したい。豊田の欠場はあるが、私は敢えてサガン鳥栖の勝ちを予想する!
過去10年間で、大宮の6勝、鳥栖の1勝、引き分け試合が1つ。(すべてJ2) J1では、今回が初顔合わせ。