浦和の3-2-3-2に対して、ホームのストイコビッチ監督は3-2-2-2-1の布陣で迎え撃つ。しかし、この作戦が機能せず、DF陣の緩慢さを突かれてしまう。トップに抜け出した梅﨑からのボールを受けたマルシオリシャルデスが、ペナルティエリアの外からゴールの右隅へ鮮やかなシュート。浦和が先制する。しかし、その4分後、高さをいかした名古屋が闘莉王のヘッドなどで、ゴール前の金崎にボールが出ると、それをすかさずGKの頭越しに同点弾を決める。
勝ち越し点は後半23分。田中隼磨のハンドでPKを得たマルシオリシャルデスが冷静に決める。これが2枚目のイエローとなった田中は退場。終了間際、闘莉王が再び同点のチャンスを演出するが、GKが左手一本で必死のセーブ。先週の埼玉ダービーを落としたレッズが勝ち点3を獲得した。