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JSoccer Magazine Jリーグ J1 プリビュ− 9月29日

清水エスパルス vs. ベガルタ仙台 (日本平) — エスパルス、ベガルタを苦しめる!

清水エスパルスは、ベンチスタートにはなるだろうが、高木がハムストリング筋の負傷から復帰する。アレックス・ブロスケはUAEのアル・アインFCに、小野伸二はオーストラリアのウエストシドニー・ワンダラーズに移籍のため、エスパルス・ファンに別れを告げる。育成プログラムから上に上がって来ている石毛ら若手、大前や高木らが活躍している今、エスパルスの未来は明るいが金賢聖に得点がもっと欲しい。
経験の無さを露呈するのも時間の問題と、批判の声も多い中、ベガルタ仙台は未だに謎の存在だ。ちょうど昨年の今頃も勢いが止まり、低迷した時期があったが、それを経験としている今季はどうだろうか。2節前、サンフレッチェ戦を落としたのは確かに痛かったが、先週のヴィッセル戦では先制された試合をひっくり返して勝利を収めている。チーム内の雰囲気は決して悪くはない。ベガルタには必勝の試合だが、清水エスパルスが勝つような気がする。



Alex Brosque at Al-Ain

 

サンフレッチェ広島 vs. サガン鳥栖 (広島ビッグアーチ) — そして、鳥栖も広島を苦しめる!

前々節は頂上決戦でベガルタを倒し、前節は終了間際の森脇の決勝点で名古屋を下したサンフレッチェには、確かに勝者独特の強さがある。ただ首位を走るプレッシャーに経験の浅さがどう出るか。広島は、我慢強く、泥臭く前を向き続け、ゴールを奪い続けているが、今節の鳥栖のディフェンスは固い。サガン鳥栖は得点こそ33と少ないが、堅固な守りで広島の攻撃を凌げれば、お得意の低得点試合に持ち込めるし、豊田ら攻撃陣の調子次第では得点シーンすらあるかもしれない。大方の予想に反して、私はこの試合、引き分けと見る。


 

FC東京 vs. ジュビロ磐田 (味の素ス) — 東京、ジュビロの覇権制覇の夢を断ち切るか?

春先のACLで躓きを皮切りに、負傷者の続出、勝ったり負けたりの乱調FC東京を象徴するかのように、今月上旬、サンフレッチェに土をつけたかと思えば、大宮アルディージャに敗れ、不調のどん底にいる川崎にも星を落とす。だが、勝ち点では今節の対戦相手ジュビロとはわずか5点差しかない。この試合の1勝は、チームにも、我慢に我慢を重ねているサポーターにも大きい。
一方、上位3チームに食い込むチャンスをことごとく逃してきたジュビロ磐田。前節は弱小チーム新潟に今季初(?)の零敗を喫している。順当勝ちしていたなら、3位レッズに勝ち点1差まで迫れたのだから悔やまれる。そのレッズもガンバに大敗。上位3チームに名を連ねる代価、それがこのプレッシャーなのか。この試合、引き分け!


 

アルビレックス新潟 vs. 名古屋グランパス (東北電ス) — グランパス、アルビレックスをさらなる奈落の底に!

ここ2試合、必死の引き分け劇を演じたアルビレックスだが、大宮、ガンバ、セレッソも勝ち点3を取っているので、降格圏から逃れるためにはもう勝利しかない。勝つには得点が絶対に必要だが、今季の新潟にはその得点力がない。26試合で17得点は貧相だ。ディフェンス力はあるので、攻撃陣に奮起を促したい。
グランパスは、前節のサンフレッチェ戦を土壇場の逆転で落としたが、勝っていれば首位まであと3ポイント差まで迫っていられただけに悔やまれる。残り8試合で現在首位とは勝ち点9差。上位チームが僅差で混戦状態にあるため、今季はどんなことでも起こり得る。厳しい道ではあるが、名古屋、まずは目の前の試合に勝つことだ。名古屋グランパスの勝利!


 

ヴィッセル神戸 vs. セレッソ大阪 (ホームズ) — ヴィッセル、勝てば実質勝ち点6!


ここ4試合で勝ち点わずか1のヴィッセル。このままでは降格争いに巻き込まれてしまう可能性もでてきた。回避するには、今後数試合で1、2勝は絶対に必要だ。セットプレーのスペシャリストの野沢、セットプレーを卒なく決める好フォワードの田代と都倉、そして小川、森岡らの若手陣、未来に向けて好材料が揃う。
対するセレッソは乱調の極み。試合ごとに内容が全く変わる。清武とキム・ボギョンを海外移籍で失い、(扇原と柿谷が続くか!)扇原と山口をロンドン五輪で欠いていたチーム事情も一貫性を欠く要因ではある。最近、監督の交代があり、クルビが復帰。天皇杯は全く眼中になく、ひたすらJ1残留を目指す。ここ5試合で3勝は、とりあえずチームを降格圏外に出してはいるが、ガンバとアルディージャの好調さは不気味だ。この試合、ヴィッセルにもセレッソにも大きな意味を持つ。ヴィッセルの僅差勝利!

 

大宮アルディージャ vs. 横浜Fマリノス (NACK5) — マリノス、大宮の行く手を阻む。
ここ5試合で3勝、現在2連勝中の大宮、今季も例年のように辛うじて降格を免れるのだろうか。ただ、セレッソもガンバも調子は上向き。最下位札幌を相手に大量5得点。ノバコビッチのハットトリックは、大宮にとってもJ1初の記録。この煽りを受けるのはヴィッセルか、それともアントラーズか。上位も下位も混戦のJ1だ。今節の相手マリノスは、無敗記録の後、連敗が続き、先週ようやくアントラーズに勝利。
一方のマリノスは、このところミスの多い中沢が負傷で欠場。斎藤、小野、大黒らが存在感を示す絶好のチャンスだ。シーズン当初の低迷状態から見れば、ファンにとってはJ1中位でも満足だろうが、一時はACL出場権すら狙える位置にいたことを考えれば、残り8試合、何かをしてくれるだろうか。好調アルディージャとがっぷり四つで、この試合は引き分けか!


 

ガンバ大阪 vs. 鹿島アントラーズ (万博記念競技場) — ガンバ、アントラーズを降格争いに引きずり込む!

レアンドロ擁するガンバは強い!前節のレッズ戦5-0の大勝は、強いガンバの復活の兆しか。名古屋とのアウェイ戦を5-0、コンサドーレ戦を大量7点で勝利したガンバは現在J1得点王!ただ、失点もコンサドーレに次ぐJ1ワースト2の汚名を消すべく今節も零封を狙う。レアンドロが勿論その鍵を握る。
一方のアントラーズも人材は豊富だ。若手も順調に伸びてはいるが、まだチームとしてまとまっていない。大迫や遠藤らはベテラン勢に取って代わることができるが、外人勢のもう少し良い人材を獲得したい。ガンバは、この試合に勝てば、鹿島に勝ち点2差まで迫る。安全圏はつい目の前だ。ガンバ大阪の勝利!


 

柏レイソル vs. 浦和レッズ (国立競技場) — レッズ、前節の5-0の屈辱から立ち直れるか!

前節、ホームで強いサガン鳥栖にアウェイで敗れ、順位を入れ替えられてしまったレイソル、残すは8試合、どう立て直していくか。勝てばゲーム差1に迫る今節のレッズ戦は、実質勝ち点6の試合。ネットバイアーノの加入は、工藤、沢、田中らがそつなくゴールを決めていたチームには、やはり不必要な贅沢だった。このブラジル人選手の加入でチームはむしろ陰りが出始めている。レイソルは、はたしてその点に気づき、日本人選手を起用して戦いに勝てるか。
レッズは、前節の大敗を忘れ、リーグ制覇に向けて今後の試合に集中していく必要がある。サンフレッチェやベガルタにないシーズン制覇の経験をレッズは持っている。シーズン終盤の戦略を知るレッズには、すぐ上にいる上位2チームにないアドバンテージがある。ただ、原口にはゴールにこだわってもらいたい。最近のレッズの得点は、MFやDF(槙野!)からで、FWに結果が望まれる。今節の試合は、浦和レッズの勝利!


 

川崎フロンターレ vs. コンサドーレ札幌 (等々力) — 札幌、不調フロンターレから勝ち点1?

前節ラッキーな勝利で、降格圏からはやや距離を置いた位置にいるフロンターレ。今節は最下位コンサドーレ、勝ち点を積み上げる絶好のチャンスだ。
一方のコンサドーレには、最下位独走、ワースト得点数、最高失点数、J1史上最弱と、前向きな言葉が出てこない。新加入のテレ、ラモンもチームの改善になっていない。エージェントの売値で安易に買い取ってしまったのか。可哀想なのは、今季FC東京から移籍したオーストラリア人選手ノースだ。何がサッカーの神を怒らせてしまったのか、首をかしげているに違いない。この試合、川崎フロンターレの勝利しかない!

Jリーグ J1 プリビュ− 8月18日19:00 ヴィッセル神戸 vs. サガン鳥栖 (ホームズスタジアム)

ヴィッセル好調の要因、伊野波、野沢、大久保が揃って負傷欠場、河本を大宮にレンタル移籍している今節、プレッシャーに弱いCB高木の起用を強いられる。鋭い効果的なカウンター攻撃が売り物のサガンを相手に、このCBのポジションは、この試合、極めて重要になる。試合前日現在、ヴィッセル側から起用選手はまだ発表されていない。
神戸にとって、この1勝は、シーズン終了時点で上位3位以内に留まれるかどうかの極めて重要な星となる。
一方のサガン鳥栖は、前節のエスパルス戦は惜敗だったが、粘り強い戦いぶりは健在だ。これからの試合に真価が問われる。MF水沼が試合の鍵を握る。ヴィッセルが水沼に仕事をさせなければ、ヴィッセル神戸の勝利!

Jリーグ J1 プリビュ−8月18日19:00 サガン鳥栖 vs. 清水エスパルス (ベストアメニティスタジアム)

エスパルスが戻って来た!2節前に首位サンフレッチェを倒し、続くナビスコ杯では高木の土壇場の決勝弾により4-3の接戦で名古屋を制し、前節はリーグ戦でも名古屋を倒したエスパルスは、ブロスケ、大前、高木が得点者の中に名を連ねて、ようやく峠を越した感がある。アレックス・ブロスケと、ちびっこコンビの大前・高木が完全復調を果たすなら、エスパルスの前進は今後も止まりそうもない。
東京ヴェルディへの期限付き移籍でジミー・フランサが抜けた外国人枠を早々に埋めるべく、エスパルスはキム・ヒョンソンを期限付き移籍で獲得している。高原らの力をうまく引出し、大前や高木らをサポートする能力は脅威だ。
前半戦は、まずはJ1での位置を確保することに着実に努めたサガン鳥栖は、現在、首位まで2試合差の6位。今日の試合を落とすと、エスパルスに並ばれてしまう。非常な混戦状態のJ1だが、このままホームストレッチに向かうのか。ホームゲームにはもっぱら強いサガンだが、目下快調のエスパルスとのこの試合、清水エスパルスの勝利だろう。

Jリーグ J1 プリビュ 8月11日 19:00 川崎フロンターレ vs. サガン鳥栖 (等々力競技場)

今季、得点28、失点28の川崎フロンターレに必要なのは、攻撃力とディフェンス力のアップだ。フロンターレも負傷者が多く、布陣の頻繁な変更を強いられているが、選手が復帰するにつれてチームも尻上がりに調子を取り戻していく気配はある。
J1昇格元年の苦戦を予想した多くの声を、鳥栖は引き続き鎮めている。バブルの破裂を今か今かと待つ者たちを尻目に、サガン鳥栖は現在、首位に勝ち点7差、ACL出場権に勝ち点4差と好位置につけている。今夜、フロンターレ戦を制する「驚き」を、心待ちにする者も多いと思う。
この試合、引き分け!

Jリーグ J1 プリビュ 7月7日 18:00 浦和レッズ vs. サガン鳥栖 (埼玉スタジアム)

浦和レッズ — MF山田の今季出場は絶望的。DFスピラノビッチには退団の噂があり、戦力外。FWエスクデロとポポの出場の見込みは薄い。
サガン鳥栖 — DF木谷は9月まで欠場。MF高橋は復調間近だが、この試合はまだ無理。

両チームの対戦は、今年のナビスコ杯での1戦のみで、サガン鳥栖の勝利。これがJ1での初試合となる。

浦和レッズ(点27勝7敗3分6差+5)のここ4戦は、ガンバ大阪とのラッキーな勝利の他は、FC東京、セレッソ大阪、ベガルタ仙台とすべて引き分け。成績は芳しくないが、上位チームのもたつきもあり、首位との差はわずか勝ち点5。総得点がわずか20と少ないレッズだが、強力なストライカーがいれば首位にいるはずだとの声も多い。
そのレッズを勝ち点3の差で追うサガン鳥栖(点24勝6敗4分6差+4)は、J1初参戦を大方の予想をくつがえす活躍で乗り切ってきたが、ここのところ息が切れかかっている。この試合での1勝は、自信を喪失しないためにも、チームの立ち直りに必要だ。逆に敗戦してしまうと、このままズルズルと順位を下げていってしまうことが考えられる。ここ最近の5試合は、コンサドーレとガンバに勝利している。この試合、浦和レッズの勝利!

Jリーグ J1 プリビュ 6月30日 19:00 サガン鳥栖 vs. コンサドーレ札幌(ベストアメニティースタジアム)

サガン — DF呂成海が出場停止。
コンサドーレ — MF河井が出場停止。MF高木は右足首の手術で負傷者リスト入り。

過去10年間の両チームの対戦成績は、すべてJ2で、サガンの12勝10敗5分け。J1ではこれが初対戦。
大方の予想を覆し、初のJ1の舞台で大活躍してきたサガン鳥栖だが、ようやく蒸気も切れた今、減速し、下降を始めそうな気配だ。シーズンの終わり近くには降格争いを演じていたとしても、私は驚かないだろう。ホーム無敗記録が途切れたことで、それまでの自信が揺らいでいるのは事実である。
一方、今季の残りの試合に、コンサドーレ札幌の勝利を予想することは、天文学的数字の可能性しかない宝くじよりも率が悪い。今季のコンサドーレは、かつてJ1に名を連ねたチーム中ワーストだといえる。降格枠を争っていたガンバ大阪戦の4-0の惨敗を含め、ここ5試合で19失点。この試合については、ほとんど何の心配もなく、サガン鳥栖の勝利、を予想できる。

Jリーグ #J1 プリビュ− 6月16日 19:00 サガン鳥栖 vs. 川崎フロンターレ

Jリーグ #J1 プリビュ− 6月16日 19:00 サガン鳥栖 vs. 川崎フロンターレ (ベストアメニティスタジアム)

川崎フロンターレ — DF小宮山と伊藤が復帰間近。DFジェシは7月末にイタリアに帰国予定。MF大島は靭帯の損傷で欠場。MF登里は腰椎骨折で2ヶ月間の欠場。
これまでの対戦は、今年3月のナビスコ杯でサガンが勝利した以外は、すべてJ2での対戦。川崎の6勝。鳥栖の2勝。2003年に一つの引き分け。
リーグ1(失点11はエスパルスと並んで最少)のディフェンスを誇るサガン鳥栖(点20勝5敗3分5差+4)は、依然ホームで無敗。大方の予想を覆すこの健闘を続けたい。ここ5試合は、引き分け3つ、敗戦1つと、もたつきが目立つが、前節のガンバ大阪戦では試合最後のキックが得点となるなど、ツキも巡ってきている。中断期間後のこの試合でも好発進を望んでいる。
一方、ベガルタ仙台戦の勝利を含めて、ここ5試合を4勝と好調の波に乗る川崎フロンターレ(点22勝7敗5分1差0)は、ホーム無敗記録に動じることはないだろうが、リーグ1のディフェンス陣を崩すのは容易ではないだろう。むしろ、ディフェンス陣に負傷者が相次ぐフロンターレが、豊田らの攻撃陣を阻止できるかが注目点となる。サガン鳥栖の勝利を予想する!

プレビュー ガンバ大阪 vs. サガン鳥栖 5月25日 金曜日 19:00(万博記念競技場)

ガンバ大阪 — DF加地は少なくとも1ヶ月出場の見込みなし。MF佐々木の出場も危うい。DFエドゥワルドは脚の骨折。FW川西も足の骨折からの回復待ち。

サガン鳥栖 — MF水沼はU23代表としてフランス滞在中。MF高橋は1ヶ月間出場の見込みなし。

両チームは今回初顔合わせ!

次の火曜日にACLの試合があるガンバのため、今試合は金曜日の開催。ただ、決勝トーナメント進出が果たせなかったガンバにとっては、金曜日の夜の開催はさほどプラス材料にはならないかも。ガンバ大阪(点9勝2分3敗6差-9)はここ2試合を引き分けているが、降格枠から抜け出すためには勝ち点が5必要な位置にいるため、勝利が欲しい。ACL敗退はすでに決定しているため、今後はチームの立て直しと来季に向けての位置固めに集中したい。
サガン鳥栖(点17勝4分5敗2差+4)は、ここ5試合中、前節の敗戦以外は4試合すべて引き分けている。ホームではいまだ無敗を続けているが、水沼を欠く今節のアウェイ戦は厳しいだろう。一方のガンバもベテランの加地を怪我で欠くが、丹羽大輝のような若手RBが台頭するには絶好のチャンスだ。ガンバとしてはこのチャンスは是非ともモノにしたいものだ。ここで勝てないようだと、シーズンも三分の一以上を消化している今、安全圏は手の届かぬところに行ってしまうかもしれない。ガンバ大阪の勝利に期待!

5月20日 FC東京3-2サガン鳥栖 – ゲーム リポート

共に今季昇格を果たしたチーム同士の戦いは、J1にふさわしい内容だった。開始早々からサガン鳥栖のペースが続き、後半14分に大方の予想を覆す2-0のリードとなったとき、誰もがサガンの勝利を疑わなかった。が、ドラマは後半に待っていた!
ただ前半、FC東京に先制のチャンスがなかったわけではない。長谷川のお膳立てから放たれた高橋のシュートはゴールを逸れ、梶山の巧みなスナップシュートもポストの内側を叩いてゴールに嫌われる!鳥栖は、前半42分、水沼の強烈なシュートがゴールネットの天井を突き刺し、後半14分、クロスの処理を誤った相手GK権田がこぼしたボールを豊田が決める。
ドラマはその後、FW渡邊が途中出場したとき始まった。0-2で迎えた後半30分、反転しながら技ありの右足ボレーで1点目。6分後、ルーカスのクロスをDF徳永が折り返したところを押し込んで同点!大逆転は、同43分、FKのこぼれ球は顔面にあたってゴールに吸い込まれた。このハットトリックは、本人はラッキーだと思うかもしれないが、適宜に適所にいることが良いストライカーの証である!

J1 – 15:00 FC東京 vs. サガン鳥栖(味の素スタジアム)

FC東京 — MF大竹は長期欠場。FM平山はあと2週間出場の見込みなし。

直接対決
両チームの対決は、J2時代、FC東京の1勝1分け。



サガン鳥栖(点17勝4分5敗2差+4)は未だホームで負けなし。アウェイでは2つの負けを記録している。一方のFC東京は、ACLの過密日程をこなし、同じ昇格組の鳥栖に差をつけようと狙っている。ここ5試合は負けてはいないものの4試合を引き分け、得点も4点しかない鳥栖は、ゴールゲッターの豊田が出場停止から戻ってくる。この試合には豊田の活躍と、清武からの好配球が期待される。清武にとっては、もちろん、ゴールも望ましいのだが。

今季のFC東京(点18勝6分0敗4差+1)にはまだ引き分け試合がない。サガンの4試合連続引き分けがこれにどう影響するか。滑り出しの良かった東京は、その後3連敗と調子を落とした後、ここ2試合(札幌と新潟戦なので、騒ぎ立てるほどではないのだが)は勝利している。負傷でプレーから遠ざかっている平山はともかく、石川やベテランのルーカスらの活躍に期待し、3連勝で本来の自信を取り戻したいところだ。FC東京の勝利だろう!