浦和レッズ2-0ヴィッセル神戸
ここ2年間アウェイのレッズ戦で大量得点勝利をおさめているヴィッセルが、雨でぬかるむピッチで攻勢に出る。2連勝と幸先の良いスタートを切った今シーズンだが、その後3連敗との悪い流れを断ち切りたいところだ。
前半9分、カウンターから大久保が素晴らしい中距離弾を放つが、惜しくもバーに嫌われる。ゲームはこのまま後半へ。均衡を破ったのは阿部勇樹。後半8分、柏木からのコーナーキックにハーフボレーで合わせた。
後半18分には、マルシオリシャルデスのエリア内からのシュートがポストに当たり、そのはねかえりを柏木が狙うが、ヴィッセルGK徳重に阻まれる。
だが後半32分、高木のタックルによって得たフリーキックをマルシオリシャルデスが蹴る。その右足から放たれたシュートは見事な弧を描き、精一杯のダイブを試みる徳重の右手をすり抜けてゴールに吸い込まれた。
ナビスコ杯の鹿島戦を含めると、ヴィッセルはこれで5連敗。しかしながら、結果には反映されていないが調子は確かに上向いている、深紅のユニフォームの今後に期待したい。
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Match Report – 清水エスパルス3-2ジュビロ磐田 – 4月14日
先制点はアウェイのジュビロ。前半12分、駒野のコーナーキックに合わせてファーポストに走り込んだチョが強烈なヘディングを叩き込んだ。ジュビロにとってチャンスらしいチャンスは前半これだけだったが、決めてしまうのが今シーズンのジュビロ!ところが前半終了間際、交代出場の河井が右から入れたクロスに高木が見事に頭で合わせ、同点で後半を迎える。後半3分、今度はその高木が左サイドから正確なクロスを供給、大前元紀のダイビングヘッドにキーパーは反応するのがやっとだった!その大前が残り時間わずかの時間帯に再び見せる。高原からのパスを受けるとドリブルでDFをかわし、最後は倒れながらつつくようにしてボールをゴールに流し込んだ。ジュビロも山本康が後半49分に1点を返すが、時すでに遅し。静岡ダービー、エスパルスはこれでホームゲーム9年間負けなし!
Match Report – FC東京1-2鹿島アントラーズ 4月14日
リーグ3位のFC東京が低迷するアントラーズを最下位に釘付けにすべく臨んだこのゲームだったが、結果は違ったものになった!前半30分、興梠をねらったスルーパスに反応したGK権田が興梠と激突、負傷退場となる。FCサポーターのみならずオリンピック代表サポーターも、権田の負傷が大事に至らないように望んでいるはずだ。代わった塩田は交代早々、興梠への同様のスルーパスに勇気をもって反応し、前半をスコアレスで終了。後半21分、鹿島は東京の緩慢なパス回しを遠藤がインターセプト、素早く前線に抜け出し、右サイドに動き出した大迫にパス。大迫から中央にフリーで走り込んできた興梠にパスが通り、見事なキーパーの頭越しのゴールを決める。
FC東京は後半39分に同点に追いつく。判定は、(この試合2度目の)GKへのバックパス(そしてどちらも誤審だ)ということだったが、FKのディフェンスへの跳ね返りを、田辺が近距離から決めた。
鹿島の決勝点は、ロスタイム。途中出場のジュニーニョが左から切れ込んでシュート、キーパーがはじいたボールが遠藤の前へ転がると、遠藤が無人のゴールに叩き込んだ。
J1 Report – 柏レイソル2-3ベガルタ仙台
昨季の王者に首位チームがアウェイで挑む戦いは常に必見。今回もその期待を裏切らなかった。先制点は、開始早々のコーナーキックからだった。ベガルタ菅井が強烈なヘッドを叩きこむ。ベガルタは前半終了間際にも決定機を迎える。ウィルソンがサイドから切れ込みクロスを入れるが、わずかにフリーの赤嶺に合わない。試合は1点差のまま後半へ。
後半10分、レイソルはレアンドロドミンゲスのフリーキックで同点に追いつく。仙台ディフェンスの集中力が途切れているのを見逃さず、素早く蹴ったボールは、ゴール左隅に吸い込まれた。ベガルタはそのわずか1分後、ウィルソンの仕掛けからペナルティエリア内でフリーの関口にボールがわたり、キーパーの動きを良く見ていた関口が流し込む。
しかし首位チームのベガルタはこのリードを守り切れない。後半21分、深いクロスにうまく身体を入れ替えたレアンドロドミンゲスが放ったシュートが、キーパー林の股間をすり抜け、柏が再度同点に追いつく。一方ベガルタは後半33分、右サイドからのクロスに合わせた赤嶺が近距離からシュートを決め、試合を決定づけた!
レアンドロドミンゲスはこの試合2枚のイエローカードをもらったが、テレビのハイライトでは全くこのことに触れていなかった。こうした事実は大切だと思う。NHKには、もう少し詳しい報道をお願いしたいものだ!
Gamba Osaka 0-3 Pohang Steelers
Gamba Osaka capitulated to their heaviest ever home defeat in the AFC Champions League, going down 3-0 to Pohang Steelers, while rarely putting up a fight in any area of the field. Jose Carlos Serrao’s first real game in charge was a disaster from start to finish and the Brazilian coach will be looking for a vast improvement for the opening day of J1 on Saturday, when Vissel Kobe are the visitors.
Pohang took the lead in the 19th minute, as Gamba had spurned chances and possession to allow a goal from nowhere, as Kim Tae Su headed home unmarked in the six yard area! Plus ca change, plus ca meme chose – or something like that!! Then Gamba found themselves 2-0 down just minutes later as Fujigaya punched away a corner, only for it to deflect past the flailing keeper for an admittedly unlucky 2nd goal. Zoran Rendulic cliamed the goal but knew little of it.
Gamba found themselves leaving gaps at the back as they tried in vain to pull a goal or two back but it wasn’t a counter-attack that finally finished them off, but an uncharacteristic mistake by national team centre back Yasuyuki Konno, who missed a simple control of the ball and allowed Pohang captain Shin Hyung Min to take the ball and slip it into the path of Derek Asamoah, who calmly flicked the ball over the onrushing Fujigaya in the Gamba goal to top the scoring at 3-0.