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アルビレックス新潟0-2FC東京 – 5月6日

前半は0-0のスコアレス。後半に入ると、FC東京は、リスタート直後の右からのピンポイントのクロスに梶山がボレーで合わせて先制。後半の26分には、DFのミスに付け込んだ矢沢がフリーになって、ゴール。FC東京の完封勝ち。


PREVIEW – アルビレックス新潟 vs. FC東京 – 5/6

FC東京 – MF大竹の今季の出場は絶望的。FW平山は、3週間は出場の見込みなし。

前節は悪天候の中、サンフレッチェ広島から勝利をもぎ取ったアルビレックス新潟 (点8勝2分2敗5差-3) だったが、9試合でわずか5得点とサポーターには物足りない試合が続いている。今節も1-0の勝利といきたいところだが、そうはさせてもらえないだろう。
一方のFC東京 (点12勝4分0敗4差-2)、出だしは順調だったものの、ここ5試合で4つの黒星と下り坂だ。ただ、渡邊千真がACLでのゴールに気を良くしているし、ACLに先発出場せず休息十分の石川にも期待したい。見どころは、FC東京のスピードに新潟ディフェンス陣が機能するか。FC東京の勝利か!

両者の対戦は、アルビレックスの7勝、FC東京の6勝、引き分けが2試合。2008年に連勝して以来、東京のリーグ戦での勝利はない。

REPORT – 清水エスパルス1-0FC東京 – 4月28日

自分で自分の首を絞めるようなところがあったが、私の予想した通り、この試合はエスパルスの勝利となった。決勝点が生まれたのは、清水がフランサとアレックスの二人を退場で失い、高木と高原を交代投入してからだった。ペナルティエリア内からの高木のシュートに、キーパーは反応することもできなかった。その時点まで、主審の西村さんはルールブックに則り厳格なジャッジをしていた。プロの審判なので、ルール通りに試合を裁いて当然なのだが、臨機応変で柔軟な対応もまた同時に求められる。笛が鳴った後でボールを蹴ってしまったフランサから、ハーフウェイライン上での「チームのために身を犠牲にした」小野伸二によるシニカルなファウルまで、オレンジ色のユニホームによるありとあらゆる反則が主審の手帳に書き込まれる。アレックス・ブロスケの2枚目のイエローも、主審の目の前で、故意にフリーキックを遅らせようしたもので、自らの墓穴を掘ったことになってしまった。
フランサの2枚目のイエローには論議の余地がある。主審をはじめ、相手チームの反応、観客、審判団次第でどちらにも判定できる類いだ。浮き球をヘディングに行こうとしたフランサの腕が相手の顔面に入った場面だが、その倒れ方はいかにも大げさだった。審判団は、協議の末、カードを出した。どちらにも転びかねないこういったケースが、今日はエスパルスにとって不利に転じたわけだ。決勝点(そしてレッドカード)までは、フランサのつかんだチャンスが最大のチャンスだった。行く手を遮るDFもなく、ゴールへと走ったフランサだったが、プレーに時間がかかり過ぎ、シュートを放ったときにはDFに囲まれてしまっていた。またシュートも弱かった。
9人となったエスパルスに、FC東京は勝利を実感したが、ホームチームのDF陣は固く、カウンターで相手の背後を狙う高原らのイメージ通りの攻撃がとうとう実を結ぶ。ゴドビ監督をはじめ、ベンチ中が乱舞したこの決勝点で、エスパルスは勝ち点3を積み上げた!

Match Preview – ベガルタ仙台 vs FC東京 – 4月21日

FC東京-アーリア・ジャスール長谷川は出場停止、今秋のACLで途中退場した米本の出場は危ぶまれる。

ベガルタ仙台(勝点16勝5分1敗0得失点差+8)はJ1で唯一まだ負けがない。前節、Jリーグ覇者レイソルを相手に3-2の勝利をつかみ、自信を深めてこの一戦に臨んでくる。負傷者も出場停止者もなく、一貫したフォーメーションで戦えるのも強みだ。関口も点を取り、太田もベストの状態に戻っている。昨年度は、3月の震災後、チーム一丸となってのモチベーションの高いゲームを戦い抜いたベガルタだが、今年度は比較的楽に勝ち点を積み重ねてきている!
一方、FC東京(勝点12勝4分0敗2得失点差+3)は、昨年の柏レイソルと同様、昇格後のJ1での戦いを勝ち抜こうとしている。幸先の良いスタートの後、多少のつまずきもあったが、まだまだ今後への可能性を残している。今年はAFCチャンピオンズリーグ初出場ということもあり、ペース配分にも気を配る必要がある。今週は北京を相手に楽勝し、メンバーの入れ替えも行っているので、疲労度はそう高くはない。しかし、両チームを見比べてみると、やはりホームの仙台が優勢。ベガルタ仙台の勝利か!

両者のJリーグでの対戦はこれまでに5回。東京の勝利は2003年度の1回だけ。2010年度は、リーグカップを含めて3回対戦し、FC東京の1分2敗。

Match Report – FC東京1-2鹿島アントラーズ 4月14日

リーグ3位のFC東京が低迷するアントラーズを最下位に釘付けにすべく臨んだこのゲームだったが、結果は違ったものになった!前半30分、興梠をねらったスルーパスに反応したGK権田が興梠と激突、負傷退場となる。FCサポーターのみならずオリンピック代表サポーターも、権田の負傷が大事に至らないように望んでいるはずだ。代わった塩田は交代早々、興梠への同様のスルーパスに勇気をもって反応し、前半をスコアレスで終了。後半21分、鹿島は東京の緩慢なパス回しを遠藤がインターセプト、素早く前線に抜け出し、右サイドに動き出した大迫にパス。大迫から中央にフリーで走り込んできた興梠にパスが通り、見事なキーパーの頭越しのゴールを決める。
FC東京は後半39分に同点に追いつく。判定は、(この試合2度目の)GKへのバックパス(そしてどちらも誤審だ)ということだったが、FKのディフェンスへの跳ね返りを、田辺が近距離から決めた。
鹿島の決勝点は、ロスタイム。途中出場のジュニーニョが左から切れ込んでシュート、キーパーがはじいたボールが遠藤の前へ転がると、遠藤が無人のゴールに叩き込んだ。