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Jリーグ J1 プリビュ 7月14日

18:00 清水エスパルス vs. 柏レイソル (アウトソーシングスタジアム)

エスパルス、J1通算1000ゴール達成なるか!?

チーム状況

清水エスパルス — 負傷者報告なし。

柏レイソル — MF大谷が出場停止。負傷者はDF藤田と控えGKの二人。

直接対決

過去10年間の両チームの対戦成績は、レイソルの8勝7敗3分け。エスパルスは、2008年8月以降勝利なし。

ゲーム・プレビュー

J1通算1000ゴールにあと1点と迫って久しい清水エスパルス(点25勝7敗6分4差+2)だが、ここ5試合の成績も、スコアレスドローが3試合、得点わずかに1とくすぶっている。絶望的にストライカーを必要としているチームは、新外人獲得資金の調達のため、アレックスの放出を考慮している。またフランサのJ2への期限付き移籍の話も持ち上がっている。J1最強のディフェンス力を誇る清水がトップを狙うには、得点力アップが不可欠だ。

7戦連続無敗記録を名古屋グランパスに止められた柏レイソル(点27勝8敗6分3差+6)。RB酒井の抜けた穴は確かに大きいが、選手層の厚さで何とか凌げるはずだ。しかし今夜の試合は、清水エスパルスの勝利!

 

 

19:00 大宮アルディージャ vs. ヴィッセル神戸 (NACK5スタジアム大宮)

アウェイ戦大勝で、ヴィッセル、完全復調を遂げるか?

チーム状況

大宮アルディージャ — MF橋本、内耳炎のため、1ヶ月ほど欠場。

ヴィッセル神戸 — 先週欠場のMF/FW森岡、今夜は出場の見込み。DF岩波はU19代表チームに帯同中。負傷中のFW田代は復帰可能だが、まだ体調不完全。

直接対決

過去7年間J1およびナビスコ杯での対戦成績は、アルディージャの6勝5敗5分け。

ゲーム・プレビュー

降格争いに関わらないシーズンを期待したサポーターの願いとは裏腹に、大宮アルディージャ(点19勝5敗8分4差-13)は、節を重ねるごとに順位を下げている。この試合後、東がオリンピックチームに帯同してしまうのも痛い。だが、ベルデニック監督のもと、チームは後半戦での巻き返しを図る。

一方のヴィッセル神戸(点24勝8敗9分0差-2)は、西野新監督采配に着実に順応している。前節のベガルタ戦も、結果こそ伴わなかったが、内容は確かに良くなってきている。チームとしてまとまりがあるヴィッセルが、先週のようなゲームを展開できれば、アルディージャの苦戦は必至だ。ヴィッセル神戸の勝利!

 

 

19:00 アルビレックス新潟 vs. 浦和レッズ (東北電力ビッグスワンスタジアム)

レッズ、さらに上へ進撃!

チーム状況

アルビレックス新潟 — DF金珍洙はひざの故障で2ヶ月間の離脱。DF村上は出場停止。DF中村は足の骨折のため3ヶ月の欠場。MF内田、今季の出場は絶望的。

浦和レッズ — MF山田の今季出場は絶望的。FWエスクデロとポポの出場は見込み薄。

直接対決

過去10年間の対戦成績は、レッズの15勝2敗3分け。新潟の2勝は2005年と2006年。

ゲーム・プレビュー

アルビレックス新潟(点16勝4敗9分4差-11)は、前節、最下位チームに1-0で辛勝したが、負傷者が多く、降格ゾーンの深みから抜けられない。対する浦和レッズ(点30勝8敗3分6差+6)は目下連勝中。ベガルタ、サンフレッチェの隙を窺っている。得点力不足に悩み、ストライカーを切望しているレッズだが、オリンピック代表から外れた鬱憤を晴らすべく、原口元気が前節同様ゴールを決めて存在感を見せつけるか。浦和レッズの勝利!

 

 

19:00 ジュビロ磐田 vs. コンサドーレ札幌 (ヤマハスタジアム)

ジュビロ、この試合に勝たずして。

チーム状況

ジュビロ磐田 — MFベク・ソンドンは韓国オリンピックチームに帯同中。MF松岡は膝靭帯の損傷で6ヶ月の離脱。GK川口の今季出場はなし。FW金園も9月まで欠場。

コンサドーレ札幌 — MF河井は1ヶ月の欠場。MF高木は2ヶ月の欠場。FM前田は少なくとも8月末まで出場の見込みなし。

直接対決

これまで3試合。2008年は1勝ずつを分け合い、今季は開幕戦でスコアレスドロー。

ゲーム・プレビュー

前節のサンフレッチェ戦を含め、ここ5試合で3敗のジュビロ磐田(点27勝8敗6分3差+9)は6位に後退。得点こそ34と強力だが、失点も多いジュビロが上位に留まるためには得失点差を大きくしたいところ。今夜の試合は、大量得点の完封勝ちを狙いたい。

一方のコンサドーレ札幌(点4勝1敗15分1差-28)は、1勝1分けの勝ち点4と、J1歴代チーム中最悪の成績。得点力のあるジュビロを相手に、今夜も失点献上は必至。シュビロ磐田の勝利!

 

 

19:00 名古屋グランパス vs. ベガルタ仙台 (豊田スタジアム)

名古屋、仙台に立ちはだかるか!

チーム状況

名古屋グランパス — DF/DMダニルソンは出場停止。FW玉田は手術後2ヶ月間の欠場。MF磯村、中村の二人は少なくとも2ヶ月間の欠場。

ベガルタ仙台 — DF鎌田は出場停止。DF上本は出場まであと1、2週間か。

直接対決

両チームの対戦成績は、2003年以降グランパスの4勝2敗2分け。

ゲーム・プレビュー

前節レイソルの無敗記録を阻止した名古屋グランパス(点28勝8敗5分4差+2)は無敗中、5位に浮上している。オリンピック代表に選出された永井が好調で、ゴールを量産(また、ケネディのゴールなどをアシスト)している。玉田が欠場中の今、オリンピック前の永井最後の出場試合を、グランパスはものにしたい。

今季まだ2敗のベガルタ仙台(点35勝10敗2分5差+19)は現在、優勝した昨年度の同時期とほぼ同じような成績。もっとも前節のヴィッセル戦が示すように、ひと頃の首位チームにふさわしい支配率や内容は影を潜めている。ただ、結果が付いてきているのは、ベガルタが勝ち組だからなのか、今後後退し始めるのか、私は後者と見るが。名古屋グランパスの勝利!

 

 

19:00 ガンバ大阪 vs. 横浜Fマリノス (万博記念競技場)

ガンバ、待ち望まれる復活へ!

チーム状況

ガンバ大阪 — FWレアンドロは出場資格会得。MF佐々木は練習に復帰。FW川西も足の骨折から回復、練習に復帰。DF加地、エドゥワルドはともに欠場。DF中沢は練習中に骨折、2ヶ月の欠場。FWパウリーニョは大腿部の損傷。

横浜Fマリノス — MF中村はもう2週間の欠場か?DFドゥトラ、FWマルキーニョスは現在治療中。DF天野は今季離脱。MF小倉の復帰はあと間近。

直接対決

過去10年間の両チームの対戦成績は、マリノスの10勝8敗7分け。

ゲーム・プレビュー

苦境に喘ぐガンバ大阪(点13勝3敗10分4差-12)。内容は決して悪くはないが、結果が伴わない現状は、自信喪失と決定力不足が原因だ。何処かで、しかもすぐに歯止めをかけなければ、来季のJ2行きは避けられない。レアンドロの加入は前線を活性化するだろうか。負傷者の多いディフェンス陣には、更なる追い討ちをかけるように、前節、GK木村とCB中沢二人が足を骨折した。攻撃陣にも防御陣にも早急な改革が必要だ。

一方の横浜Fマリノス(点24勝5敗3分9差+3)は、得点力こそ絶不調ガンバにも9点差をつけられてはいるが、開幕当初しばらく続いた不調状態からは脱している。この試合も最近の試合で続けているような内容で戦えば、ガンバを寄せ付けないだろうが、もう後がないガンバは死にもの狂いの戦いを挑んでくるはずだ。ガンバ大阪の勝利と見る!

 

 

19:00 セレッソ大阪 vs. 鹿島アントラーズ (長居スタジアム)

セレッソ、さらなる混迷状態へ?

チーム状況

セレッソ大阪 — MFキム・ボギョンはすでに韓国代表に帯同中。

鹿島アントラーズ — 負傷者の報告なし。

直接対決

過去10年間の両チームの対戦成績は、セレッソの7勝5敗3分け。

ゲーム・プレビュー

香川、乾、家長を次々に失い、今、清武抜きの戦いに順応する必要のあるセレッソ大阪(点19勝5敗8分4差-4)は、キム・ボギョン、扇原、柿谷をも近く失うことになりそうだ。オリンピック期間中、扇原と山口を欠くセレッソは、この試合の勝利で、ほころびを繋ぎ留めておきたい。

前節、大宮に辛勝した鹿島アントラーズ(点22勝6敗7分4差+3)もなかなか連勝できないチームの一つだ。オリンピック代表から外され落胆の大迫は、プレーヤーとしての誇りを賭け、その怒りを試合にぶつけて自己を証明したい。セレッソには要注意人物だ。試合は引き分けか!

 

 

19:00 サンフレッチェ広島 vs. 川崎フロンターレ (広島ビッグアーチ)

サンフレッチェ、首位浮上!

チーム状況

サンフレッチェ広島 — 前節負傷のミキッチについてはまだ詳細不明。DFファン・ソッコはすでに韓国オリンピックチームに帯同中。

川崎フロンターレ — DFジェシと小宮山の二人は練習には復帰しているが、この試合の出場はない。DF伊藤の欠場は2週間ほど。MF登里は8月まで出場の見込みなし。

直接対決

フロンターレの12勝2敗8分け。今季はサンフレッチェがアウェイ戦を制している。

ゲーム・プレビュー

ジュビロを、2、3位直接対決で退けたサンフレッチェ広島(点33勝14敗4分3差+16)は、ヴィッセル相手にもたついていた首位ベガルタに肉薄。このまま勢いに乗って一気に頂上までせり上がりたいところだ。後半戦を迎えるにあたり、サンフレッチェを首位チームに推す声は多い。現在得点王の佐藤寿人は言うまでもなく、どこからでも得点できるのが広島の強みだ。ゴールに期待。

一方の川崎フロンターレ(点27勝8敗6分3差0)は、浮き沈みはあったが、風間監督のもとチームは改善されつつある。失点の多さはディフェンス陣の負傷者の多さと無関係ではないだろうが、失点を減らせれば、上位に留まる力はある。ただこの試合は、サンフレッチェ広島の勝利だろう!

 

 

19:00 サガン鳥栖 vs. FC東京 (ベストアメニティスタジアム)

引き分け試合?!

チーム状況

サガン鳥栖 — DF木谷は9月まで欠場。MF高橋は復調間近だが、この試合はまだ無理。

FC東京 – DFチャン・ヒョンスはすでに韓国オリンピックチームに帯同中。MF羽生は少なくとも1ヶ月の欠場。MF大竹は今季絶望。DF太田は復帰まで1ヶ月、DF平松はアキレス腱の損傷で長期離脱。MF梶山は8月初旬まで欠場。MF石川の出場の見込みは薄い。

直接対決

これまでにJ2で2試合、J1では今季前半の1試合でFC東京の勝利。通算は東京の2勝1分け。

ゲーム・プレビュー

ホームで好成績のサガン鳥栖(点24勝6敗5分6差+3)は、その実績を後ろ盾にFC東京を迎え撃つ。もっとも前節の雨中でのレッズ戦では、ものの30分も経たない間に4失点を喫してしまったが、そこから4-3まで盛り返した粘りは見事だった。その勢いでこの試合に臨みたい。

一方、ガンバ大阪との打ち合いを制したFC東京(点28勝9敗7分1差+1)は5位に浮上。負傷者多発の中、不調にもかかわらず勝ち取ったこの1勝は大きいが、この試合を最後にオリンピック代表が抜けるFC東京の今後に期待する者は多くはない。無論、勝ちを狙ってくるだろうが、試合は引き分けか!

 

Jリーグ J1 総括 7月7日

コンサドーレ札幌0-1 アルビレックス新潟  7,673人
清水エスパルス 0-0 川崎フロンターレ  14,133人
浦和レッズ 4-3 サガン鳥栖  30,047人
鹿島アントラーズ 1-0 大宮アルディージャ  12,787人
FC東京 3-2 ガンバ大阪  24,633人
横浜Fマリノス 1-1 セレッソ大阪  9,751人
サンフレッチェ広島 2-0 ジュビロ磐田  12,769人
ヴィッセル神戸 0-1 ベガルタ仙台  15,062人
柏レイソル 1-2 名古屋グランパス  25,459人

ホームの神戸が圧倒的な支配率と倍以上のシュートを放ったこの試合、アウェイのベガルタに勝利をもたらしたのは赤嶺の決定打だった。首位ベガルタにとっては、大きな意味を持つ勝ち点3となった。チームの立て直しに取り組む西野監督も、結果はともかく内容には満足のいく試合だったと言える。シュート数19、コーナーキック数7は、ヴィッセルのポテンシャルを窺わせる。ただ、上位進出を狙うのであれば、チーム全体がもっとアグレッシブになる必要がある。一方、アウェイでの洗礼を受けながらも勝ち点3をもぎ取ってしまう支配運びはさすがだが、ベガルタ、はたして後どれだけ首位を堅持できるのか?

最下位コンサドーレ札幌は、これまた降格圏内で喘ぐアルビレックス新潟の田中の1得点に沈んだ。勝ち点3の新潟はこの結果、味の素スタジアムでのFC東京との熱戦を落としたガンバ大阪と順位を入れ替えた。ガンバ大阪は、例のごとく試合を支配し、後半にも怒涛の攻撃を仕掛けたが、チャンスを決め切れず、折り返しの17試合終了時点で、17位に後退した。

Jリーグ通算1000得点まであと1点の清水エスパルスはまたしてもスコアレスドロー。対する川崎フロンターレも決定力不足に悩む。しかし、埼玉スタジアムでは逆にゴールラッシュ。激しい雨の中、圧倒的な攻撃を仕掛けたのはホームのレッズ。前半を1-0で折り返した後半早々、5分間で3点を連取、勝利は確実と思われた。しかし、後半22分からの5分間はサガン鳥栖がお返しに3得点。スリリングな試合は後20分を残して4-3の打ち合いとなったが、結局、サガンは同点弾を決め切れず、浦和レッズが前半戦を勝ち点30で終えることになる。

アントラーズとアルディージャの対戦は、鹿島23本のシュートを放つも、後半あと15分を残すところまで決め切れず、西の得点で辛うじて鹿島が勝利した。鹿島は降格圏からやや距離のある位置まで浮上した。

横浜Fマリノスは、CKのこぼれ球を富沢がゴールの天井に蹴り上げて先制するが、セレッソ大阪も後半35分、柿谷のボレーシュートで同点に追い付く。セレッソ大阪の回転扉からは、すでに香川、乾、家長、清武が通り抜けているが、柿谷、そして扇原のチーム残留期間はあとどれくらいあるのだろうか?

2、3位の直接対決は、サンフレッチェが巧者ジュビロを下した。サンフレッチェは、中島(後31分)とロスタイムの森崎造のゴールで、首位仙台に勝ち点2差の2位で前半を折り返した。

名古屋グランパスは、永井の好走にケネディの巧妙なシュートを絡めて先制点を奪うと、後半18分にはゴールに向かうCKから相手のオウンゴールを誘い、レイソルを制した。柏の連続無敗記録は7試合で止まり、前節の4位から順位を三つ落とした。

今日で前半戦を終了したJ1は、首位ベガルタを勝ち点2の僅差でサンフレッチェが追い、3位レッズから12位のヴィッセルまでが2勝の勝ち点差の間にひしめく展開で折り返した。最下位はコンサドーレの独走状態。ガンバの泥沼化が進む一方で、アルビレックスは若干浮かび上がっている。

Jリーグ J1 プリビュ 7月7日 18:30 FC東京 vs. ガンバ大阪 (味の素スタジアム)

FC東京 — MF羽生は少なくとも1ヶ月の欠場。MF大竹は今季絶望。DF太田は復帰まで1ヶ月、DF平松はアキレス腱の損傷で長期離脱。MF梶山は8月初旬まで欠場。MF石川の出場の見込みは薄い。
ガンバ大阪 — FWレアンドロは出場資格得とく。MF佐々木は練習に復帰。FW川西も足の骨折から回復、練習に復帰。DF加地、エドゥワルドはともに7月4日の時点で練習に参加しておらず、出場までには3ヶ月ほどかかる見込み。

3年間、ガンバに勝利のない東京だが、過去10年間の対戦成績では6勝6敗4分けと互角。

ここ5試合は、両チームともに1勝3敗1分けの成績。負傷者も共に多数。ただ、レアンドロの再加入は、ガンバにとってはカンフル剤だ。首位まで勝ち点7の差につけているFC東京(点25勝8敗7分1差0)だが、15位にも勝ち点7の差しかない。16試合で18得点の攻撃力は、下位チームと比べても見劣りがする。上位3チームの一角に食い込むためにも、得点力のアップが必須。
一方、上位3位を目指して今季をスタートしたはずのガンバ大阪(点13勝3敗9分4差-11)も、降格ゾーン脱出にまずは一息。首脳陣(西野監督辞任後)による多くの「改善策」に、チーム再建ははかどらない。自信回復のためにも、今夜の1勝は重要だ。パターン化している終了間際の失点は禁物。ガンバ大阪の勝利!

Jリーグ J1 プリビュ 6月30日 19:00 ジュビロ磐田 vs. FC東京 (ヤマハスタジアム)

ジュビロ – 第一GK川口の今季出場はなし。第二GK八田も負傷のため2週間の欠場!少なくとも2週間は欠場となるMFベク・ソンドンの抜けた穴は大きい。
東京 –DF太田、MF大竹は長期離脱。MF石川、長谷川の出場も危うい。また最低2週間は欠場となるM不今季出場の見込みなし。
シーズン前、私が酷評していたジュビロ磐田(点24勝7敗5分3差+9)をここまで牽引してきたベク・ソンドンが、今節からは負傷で欠場する。中断後は2連敗と精彩を欠き、失速中のジュビロにとって、このベク・ソンドンの抜けた穴は大きい。リーグでもワースト5に入る23失点のジュビロ・ゴールを守るのは、欠場中の正GKと控えGKに代わるチームの第三GK。この試合も失点は必至で、首位の座はますます遠ざかっていく。
一方、負傷者の数では引けを取らないFC東京(点25勝8敗6分1差+2)は、間もなく開催されるロンドン・オリンピックにも主力を抜かれてしまうため、この試合の1勝は、上位に居座るためにも是非勝ち取りたい。レッズと引き分け、マリノスに敗れた後、セレッソには勝利したが、水曜日の試合でレイソルに1-0と敗れている。FC東京の勝利を予想する。

Jリーグ #J1 プリビュ− 6月16日 19:00 横浜Fマリノス vs. FC東京

Jリーグ #J1 プリビュ− 6月16日 19:00 横浜Fマリノス vs. FC東京 (日産スタジアム)
横浜Fマリノス — MF小倉は少なくとも7月半ばまでは欠場の見込み。DF天野の今季出場は絶望的。
FC東京 — MF大竹は今季出場の見込みなし。FW平山は復帰間近。
過去10年間、両チームの対戦成績は互いに8勝ずつ、引き分けは4試合。ただし、マリノスの勝利は2008年の1勝以降なし!
ここ2試合連続の引き分けを含め、5試合無敗を続ける横浜Fマリノス(点18勝4敗3分6差+2)は、開幕直後の低迷状態から抜け出し、13試合を終えたこの段階でちょうど中間の順位に位置している。エスパルス戦、ガンバ戦と続いた0-0の引き分け試合で失速中のマリノスにサポーターが期待するのは得点シーンと勝ち点だろう。チャンスをものにしたいマリノスは、大黒に代えて小野を起用してはどうか?
一方、好調で開幕を迎えたFC東京(点22勝7敗4分1差+2)は、AFC敗退を含め、このところ低迷状態が続いている。前節は浦和レッズと引き分けた東京だが、その前の3試合は連勝と、今シーズンの乱調を象徴するかのようだ。AFCによる未消化試合が1つある東京だが、両チームには勝ち点4の差しかない現在、直近のライバル・マリノスを倒しておきたいところだ。この試合は引き分けか。

5月20日 FC東京3-2サガン鳥栖 – ゲーム リポート

共に今季昇格を果たしたチーム同士の戦いは、J1にふさわしい内容だった。開始早々からサガン鳥栖のペースが続き、後半14分に大方の予想を覆す2-0のリードとなったとき、誰もがサガンの勝利を疑わなかった。が、ドラマは後半に待っていた!
ただ前半、FC東京に先制のチャンスがなかったわけではない。長谷川のお膳立てから放たれた高橋のシュートはゴールを逸れ、梶山の巧みなスナップシュートもポストの内側を叩いてゴールに嫌われる!鳥栖は、前半42分、水沼の強烈なシュートがゴールネットの天井を突き刺し、後半14分、クロスの処理を誤った相手GK権田がこぼしたボールを豊田が決める。
ドラマはその後、FW渡邊が途中出場したとき始まった。0-2で迎えた後半30分、反転しながら技ありの右足ボレーで1点目。6分後、ルーカスのクロスをDF徳永が折り返したところを押し込んで同点!大逆転は、同43分、FKのこぼれ球は顔面にあたってゴールに吸い込まれた。このハットトリックは、本人はラッキーだと思うかもしれないが、適宜に適所にいることが良いストライカーの証である!

J1 – 15:00 FC東京 vs. サガン鳥栖(味の素スタジアム)

FC東京 — MF大竹は長期欠場。FM平山はあと2週間出場の見込みなし。

直接対決
両チームの対決は、J2時代、FC東京の1勝1分け。



サガン鳥栖(点17勝4分5敗2差+4)は未だホームで負けなし。アウェイでは2つの負けを記録している。一方のFC東京は、ACLの過密日程をこなし、同じ昇格組の鳥栖に差をつけようと狙っている。ここ5試合は負けてはいないものの4試合を引き分け、得点も4点しかない鳥栖は、ゴールゲッターの豊田が出場停止から戻ってくる。この試合には豊田の活躍と、清武からの好配球が期待される。清武にとっては、もちろん、ゴールも望ましいのだが。

今季のFC東京(点18勝6分0敗4差+1)にはまだ引き分け試合がない。サガンの4試合連続引き分けがこれにどう影響するか。滑り出しの良かった東京は、その後3連敗と調子を落とした後、ここ2試合(札幌と新潟戦なので、騒ぎ立てるほどではないのだが)は勝利している。負傷でプレーから遠ざかっている平山はともかく、石川やベテランのルーカスらの活躍に期待し、3連勝で本来の自信を取り戻したいところだ。FC東京の勝利だろう!


5月12日 コンサドーレ札幌0-1FC東京

FC東京が開始早々の1点を守り切った。左サイドに抜け出した石川からのクロスを、梶山がDF陣に取り囲まれながらも技ありのタッチでゴール右に流し込む。開始のホイッスルがまだ耳に残る時間の得点だった。アウェイのこの試合をこのまま逃げ切った形だが、GK権田の好セーブに助けられた部分も多かった。古田、近藤、高木、前田のシュートをことごとく防いだU-23の代表GKが、FC東京の完封勝利に貢献した。


Jリーグ プリビュ− 13:00 コンサドーレ札幌 vs. FC東京(札幌ドーム)

FC東京 — MF大竹は今季絶望の見込み。FW平山もあと2週間は出場の見込みなし。ハムストリング筋負傷のMF田邊は復帰が見込まれているが、今節の出場は微妙。

勝ち点が伸びないコンサドーレ札幌 (点4勝1分1敗86差-9) と、滑り出しは順調ながらも失速し、現在8位のFC東京 (点9勝5分0敗4差0) の一戦。前節のアルビレックス新潟戦で連敗を止めたFC東京だが、今節のコンサドーレ戦も楽な相手ではある。渡邊とアーリアジャスール長谷川(フィールドに長くとどまっていられるなら)の元マリノス・コンビが現在のチームに与える影響は大だ。FC東京の勝利!

両者の対決は過去4回。FC東京の2勝1敗1引き分け。

JSoccer.COMment – Results Round-Up of Games 8, 9 and 10