Tag Archives: 大宮アルディージャ

Jリーグ J1 プリビュ 8月11日 19:00 大宮アルディージャ vs. サンフレッチェ広島 (NACK5)

今季、大宮アルディージャから移籍した石原の巧みなサポートを受け、今絶好調の佐藤寿人は、16得点(内、PKによる得点はわずか1)でリーグのトップを独走中。得点力の高いサンフレッチェだが、前節は10人のエスパルスを相手にリードを守れず、終了間際に2失点を喫して敗北。だが、前節これまた降格争いのガンバ戦に敗れた大宮アルディージャに対する勝利は揺るがないだろう。
オリンピック出場中の東を欠くアルディージャは、スロベニア人選手のズラタン、ノヴァコヴィッチ両選手を戦列に加えている。今夜は瀬戸際の戦いを強いられることになる。チョ・ヨンチョル、カルリーニョスらの奮起を促したい。
サンフレッチェ広島の勝利!

Jリーグ J1 プリビュ 7月14日

18:00 清水エスパルス vs. 柏レイソル (アウトソーシングスタジアム)

エスパルス、J1通算1000ゴール達成なるか!?

チーム状況

清水エスパルス — 負傷者報告なし。

柏レイソル — MF大谷が出場停止。負傷者はDF藤田と控えGKの二人。

直接対決

過去10年間の両チームの対戦成績は、レイソルの8勝7敗3分け。エスパルスは、2008年8月以降勝利なし。

ゲーム・プレビュー

J1通算1000ゴールにあと1点と迫って久しい清水エスパルス(点25勝7敗6分4差+2)だが、ここ5試合の成績も、スコアレスドローが3試合、得点わずかに1とくすぶっている。絶望的にストライカーを必要としているチームは、新外人獲得資金の調達のため、アレックスの放出を考慮している。またフランサのJ2への期限付き移籍の話も持ち上がっている。J1最強のディフェンス力を誇る清水がトップを狙うには、得点力アップが不可欠だ。

7戦連続無敗記録を名古屋グランパスに止められた柏レイソル(点27勝8敗6分3差+6)。RB酒井の抜けた穴は確かに大きいが、選手層の厚さで何とか凌げるはずだ。しかし今夜の試合は、清水エスパルスの勝利!

 

 

19:00 大宮アルディージャ vs. ヴィッセル神戸 (NACK5スタジアム大宮)

アウェイ戦大勝で、ヴィッセル、完全復調を遂げるか?

チーム状況

大宮アルディージャ — MF橋本、内耳炎のため、1ヶ月ほど欠場。

ヴィッセル神戸 — 先週欠場のMF/FW森岡、今夜は出場の見込み。DF岩波はU19代表チームに帯同中。負傷中のFW田代は復帰可能だが、まだ体調不完全。

直接対決

過去7年間J1およびナビスコ杯での対戦成績は、アルディージャの6勝5敗5分け。

ゲーム・プレビュー

降格争いに関わらないシーズンを期待したサポーターの願いとは裏腹に、大宮アルディージャ(点19勝5敗8分4差-13)は、節を重ねるごとに順位を下げている。この試合後、東がオリンピックチームに帯同してしまうのも痛い。だが、ベルデニック監督のもと、チームは後半戦での巻き返しを図る。

一方のヴィッセル神戸(点24勝8敗9分0差-2)は、西野新監督采配に着実に順応している。前節のベガルタ戦も、結果こそ伴わなかったが、内容は確かに良くなってきている。チームとしてまとまりがあるヴィッセルが、先週のようなゲームを展開できれば、アルディージャの苦戦は必至だ。ヴィッセル神戸の勝利!

 

 

19:00 アルビレックス新潟 vs. 浦和レッズ (東北電力ビッグスワンスタジアム)

レッズ、さらに上へ進撃!

チーム状況

アルビレックス新潟 — DF金珍洙はひざの故障で2ヶ月間の離脱。DF村上は出場停止。DF中村は足の骨折のため3ヶ月の欠場。MF内田、今季の出場は絶望的。

浦和レッズ — MF山田の今季出場は絶望的。FWエスクデロとポポの出場は見込み薄。

直接対決

過去10年間の対戦成績は、レッズの15勝2敗3分け。新潟の2勝は2005年と2006年。

ゲーム・プレビュー

アルビレックス新潟(点16勝4敗9分4差-11)は、前節、最下位チームに1-0で辛勝したが、負傷者が多く、降格ゾーンの深みから抜けられない。対する浦和レッズ(点30勝8敗3分6差+6)は目下連勝中。ベガルタ、サンフレッチェの隙を窺っている。得点力不足に悩み、ストライカーを切望しているレッズだが、オリンピック代表から外れた鬱憤を晴らすべく、原口元気が前節同様ゴールを決めて存在感を見せつけるか。浦和レッズの勝利!

 

 

19:00 ジュビロ磐田 vs. コンサドーレ札幌 (ヤマハスタジアム)

ジュビロ、この試合に勝たずして。

チーム状況

ジュビロ磐田 — MFベク・ソンドンは韓国オリンピックチームに帯同中。MF松岡は膝靭帯の損傷で6ヶ月の離脱。GK川口の今季出場はなし。FW金園も9月まで欠場。

コンサドーレ札幌 — MF河井は1ヶ月の欠場。MF高木は2ヶ月の欠場。FM前田は少なくとも8月末まで出場の見込みなし。

直接対決

これまで3試合。2008年は1勝ずつを分け合い、今季は開幕戦でスコアレスドロー。

ゲーム・プレビュー

前節のサンフレッチェ戦を含め、ここ5試合で3敗のジュビロ磐田(点27勝8敗6分3差+9)は6位に後退。得点こそ34と強力だが、失点も多いジュビロが上位に留まるためには得失点差を大きくしたいところ。今夜の試合は、大量得点の完封勝ちを狙いたい。

一方のコンサドーレ札幌(点4勝1敗15分1差-28)は、1勝1分けの勝ち点4と、J1歴代チーム中最悪の成績。得点力のあるジュビロを相手に、今夜も失点献上は必至。シュビロ磐田の勝利!

 

 

19:00 名古屋グランパス vs. ベガルタ仙台 (豊田スタジアム)

名古屋、仙台に立ちはだかるか!

チーム状況

名古屋グランパス — DF/DMダニルソンは出場停止。FW玉田は手術後2ヶ月間の欠場。MF磯村、中村の二人は少なくとも2ヶ月間の欠場。

ベガルタ仙台 — DF鎌田は出場停止。DF上本は出場まであと1、2週間か。

直接対決

両チームの対戦成績は、2003年以降グランパスの4勝2敗2分け。

ゲーム・プレビュー

前節レイソルの無敗記録を阻止した名古屋グランパス(点28勝8敗5分4差+2)は無敗中、5位に浮上している。オリンピック代表に選出された永井が好調で、ゴールを量産(また、ケネディのゴールなどをアシスト)している。玉田が欠場中の今、オリンピック前の永井最後の出場試合を、グランパスはものにしたい。

今季まだ2敗のベガルタ仙台(点35勝10敗2分5差+19)は現在、優勝した昨年度の同時期とほぼ同じような成績。もっとも前節のヴィッセル戦が示すように、ひと頃の首位チームにふさわしい支配率や内容は影を潜めている。ただ、結果が付いてきているのは、ベガルタが勝ち組だからなのか、今後後退し始めるのか、私は後者と見るが。名古屋グランパスの勝利!

 

 

19:00 ガンバ大阪 vs. 横浜Fマリノス (万博記念競技場)

ガンバ、待ち望まれる復活へ!

チーム状況

ガンバ大阪 — FWレアンドロは出場資格会得。MF佐々木は練習に復帰。FW川西も足の骨折から回復、練習に復帰。DF加地、エドゥワルドはともに欠場。DF中沢は練習中に骨折、2ヶ月の欠場。FWパウリーニョは大腿部の損傷。

横浜Fマリノス — MF中村はもう2週間の欠場か?DFドゥトラ、FWマルキーニョスは現在治療中。DF天野は今季離脱。MF小倉の復帰はあと間近。

直接対決

過去10年間の両チームの対戦成績は、マリノスの10勝8敗7分け。

ゲーム・プレビュー

苦境に喘ぐガンバ大阪(点13勝3敗10分4差-12)。内容は決して悪くはないが、結果が伴わない現状は、自信喪失と決定力不足が原因だ。何処かで、しかもすぐに歯止めをかけなければ、来季のJ2行きは避けられない。レアンドロの加入は前線を活性化するだろうか。負傷者の多いディフェンス陣には、更なる追い討ちをかけるように、前節、GK木村とCB中沢二人が足を骨折した。攻撃陣にも防御陣にも早急な改革が必要だ。

一方の横浜Fマリノス(点24勝5敗3分9差+3)は、得点力こそ絶不調ガンバにも9点差をつけられてはいるが、開幕当初しばらく続いた不調状態からは脱している。この試合も最近の試合で続けているような内容で戦えば、ガンバを寄せ付けないだろうが、もう後がないガンバは死にもの狂いの戦いを挑んでくるはずだ。ガンバ大阪の勝利と見る!

 

 

19:00 セレッソ大阪 vs. 鹿島アントラーズ (長居スタジアム)

セレッソ、さらなる混迷状態へ?

チーム状況

セレッソ大阪 — MFキム・ボギョンはすでに韓国代表に帯同中。

鹿島アントラーズ — 負傷者の報告なし。

直接対決

過去10年間の両チームの対戦成績は、セレッソの7勝5敗3分け。

ゲーム・プレビュー

香川、乾、家長を次々に失い、今、清武抜きの戦いに順応する必要のあるセレッソ大阪(点19勝5敗8分4差-4)は、キム・ボギョン、扇原、柿谷をも近く失うことになりそうだ。オリンピック期間中、扇原と山口を欠くセレッソは、この試合の勝利で、ほころびを繋ぎ留めておきたい。

前節、大宮に辛勝した鹿島アントラーズ(点22勝6敗7分4差+3)もなかなか連勝できないチームの一つだ。オリンピック代表から外され落胆の大迫は、プレーヤーとしての誇りを賭け、その怒りを試合にぶつけて自己を証明したい。セレッソには要注意人物だ。試合は引き分けか!

 

 

19:00 サンフレッチェ広島 vs. 川崎フロンターレ (広島ビッグアーチ)

サンフレッチェ、首位浮上!

チーム状況

サンフレッチェ広島 — 前節負傷のミキッチについてはまだ詳細不明。DFファン・ソッコはすでに韓国オリンピックチームに帯同中。

川崎フロンターレ — DFジェシと小宮山の二人は練習には復帰しているが、この試合の出場はない。DF伊藤の欠場は2週間ほど。MF登里は8月まで出場の見込みなし。

直接対決

フロンターレの12勝2敗8分け。今季はサンフレッチェがアウェイ戦を制している。

ゲーム・プレビュー

ジュビロを、2、3位直接対決で退けたサンフレッチェ広島(点33勝14敗4分3差+16)は、ヴィッセル相手にもたついていた首位ベガルタに肉薄。このまま勢いに乗って一気に頂上までせり上がりたいところだ。後半戦を迎えるにあたり、サンフレッチェを首位チームに推す声は多い。現在得点王の佐藤寿人は言うまでもなく、どこからでも得点できるのが広島の強みだ。ゴールに期待。

一方の川崎フロンターレ(点27勝8敗6分3差0)は、浮き沈みはあったが、風間監督のもとチームは改善されつつある。失点の多さはディフェンス陣の負傷者の多さと無関係ではないだろうが、失点を減らせれば、上位に留まる力はある。ただこの試合は、サンフレッチェ広島の勝利だろう!

 

 

19:00 サガン鳥栖 vs. FC東京 (ベストアメニティスタジアム)

引き分け試合?!

チーム状況

サガン鳥栖 — DF木谷は9月まで欠場。MF高橋は復調間近だが、この試合はまだ無理。

FC東京 – DFチャン・ヒョンスはすでに韓国オリンピックチームに帯同中。MF羽生は少なくとも1ヶ月の欠場。MF大竹は今季絶望。DF太田は復帰まで1ヶ月、DF平松はアキレス腱の損傷で長期離脱。MF梶山は8月初旬まで欠場。MF石川の出場の見込みは薄い。

直接対決

これまでにJ2で2試合、J1では今季前半の1試合でFC東京の勝利。通算は東京の2勝1分け。

ゲーム・プレビュー

ホームで好成績のサガン鳥栖(点24勝6敗5分6差+3)は、その実績を後ろ盾にFC東京を迎え撃つ。もっとも前節の雨中でのレッズ戦では、ものの30分も経たない間に4失点を喫してしまったが、そこから4-3まで盛り返した粘りは見事だった。その勢いでこの試合に臨みたい。

一方、ガンバ大阪との打ち合いを制したFC東京(点28勝9敗7分1差+1)は5位に浮上。負傷者多発の中、不調にもかかわらず勝ち取ったこの1勝は大きいが、この試合を最後にオリンピック代表が抜けるFC東京の今後に期待する者は多くはない。無論、勝ちを狙ってくるだろうが、試合は引き分けか!

 

Jリーグ J1 総括 7月7日

コンサドーレ札幌0-1 アルビレックス新潟  7,673人
清水エスパルス 0-0 川崎フロンターレ  14,133人
浦和レッズ 4-3 サガン鳥栖  30,047人
鹿島アントラーズ 1-0 大宮アルディージャ  12,787人
FC東京 3-2 ガンバ大阪  24,633人
横浜Fマリノス 1-1 セレッソ大阪  9,751人
サンフレッチェ広島 2-0 ジュビロ磐田  12,769人
ヴィッセル神戸 0-1 ベガルタ仙台  15,062人
柏レイソル 1-2 名古屋グランパス  25,459人

ホームの神戸が圧倒的な支配率と倍以上のシュートを放ったこの試合、アウェイのベガルタに勝利をもたらしたのは赤嶺の決定打だった。首位ベガルタにとっては、大きな意味を持つ勝ち点3となった。チームの立て直しに取り組む西野監督も、結果はともかく内容には満足のいく試合だったと言える。シュート数19、コーナーキック数7は、ヴィッセルのポテンシャルを窺わせる。ただ、上位進出を狙うのであれば、チーム全体がもっとアグレッシブになる必要がある。一方、アウェイでの洗礼を受けながらも勝ち点3をもぎ取ってしまう支配運びはさすがだが、ベガルタ、はたして後どれだけ首位を堅持できるのか?

最下位コンサドーレ札幌は、これまた降格圏内で喘ぐアルビレックス新潟の田中の1得点に沈んだ。勝ち点3の新潟はこの結果、味の素スタジアムでのFC東京との熱戦を落としたガンバ大阪と順位を入れ替えた。ガンバ大阪は、例のごとく試合を支配し、後半にも怒涛の攻撃を仕掛けたが、チャンスを決め切れず、折り返しの17試合終了時点で、17位に後退した。

Jリーグ通算1000得点まであと1点の清水エスパルスはまたしてもスコアレスドロー。対する川崎フロンターレも決定力不足に悩む。しかし、埼玉スタジアムでは逆にゴールラッシュ。激しい雨の中、圧倒的な攻撃を仕掛けたのはホームのレッズ。前半を1-0で折り返した後半早々、5分間で3点を連取、勝利は確実と思われた。しかし、後半22分からの5分間はサガン鳥栖がお返しに3得点。スリリングな試合は後20分を残して4-3の打ち合いとなったが、結局、サガンは同点弾を決め切れず、浦和レッズが前半戦を勝ち点30で終えることになる。

アントラーズとアルディージャの対戦は、鹿島23本のシュートを放つも、後半あと15分を残すところまで決め切れず、西の得点で辛うじて鹿島が勝利した。鹿島は降格圏からやや距離のある位置まで浮上した。

横浜Fマリノスは、CKのこぼれ球を富沢がゴールの天井に蹴り上げて先制するが、セレッソ大阪も後半35分、柿谷のボレーシュートで同点に追い付く。セレッソ大阪の回転扉からは、すでに香川、乾、家長、清武が通り抜けているが、柿谷、そして扇原のチーム残留期間はあとどれくらいあるのだろうか?

2、3位の直接対決は、サンフレッチェが巧者ジュビロを下した。サンフレッチェは、中島(後31分)とロスタイムの森崎造のゴールで、首位仙台に勝ち点2差の2位で前半を折り返した。

名古屋グランパスは、永井の好走にケネディの巧妙なシュートを絡めて先制点を奪うと、後半18分にはゴールに向かうCKから相手のオウンゴールを誘い、レイソルを制した。柏の連続無敗記録は7試合で止まり、前節の4位から順位を三つ落とした。

今日で前半戦を終了したJ1は、首位ベガルタを勝ち点2の僅差でサンフレッチェが追い、3位レッズから12位のヴィッセルまでが2勝の勝ち点差の間にひしめく展開で折り返した。最下位はコンサドーレの独走状態。ガンバの泥沼化が進む一方で、アルビレックスは若干浮かび上がっている。

Jリーグ J1 プリビュ 7月7日 18:30 鹿島アントラーズ vs. 大宮アルディージャ (鹿島スタジアム)

鹿島アントラーズ — DF岩政は出場停止。
大宮アルディージャ — MF橋本、内耳炎のため、1ヶ月ほど欠場。

2005年以降、鹿島アントラーズの10勝1敗4分け。大宮の唯一の勝利は2009年のホームゲーム。

開幕からのどん底のチーム状態から、復活の兆しが見え始めた鹿島アントラーズ(点19勝5敗7分4差+2)だったが、ここのところ2分け1敗(ガンバ戦)と、シーズンの半ばにして順位を下げている。サポーターの期待は熱く、実力ある選手が揃うアントラーズに必要なのは、本来のアントラーズに立ち返ることだ。
アントラーズと瓜二つのチーム成績(得失点差は除く)を持つ大宮アルディージャ(点19勝5敗7分4差-12)は、新監督のもと、1勝1分けと好調だ。監督交代の効果はもう薄れてはいるだろうが、チームにある一体感はアントラーズを苦しめるに足るものだ。この試合、引き分け!


Jリーグ J1 プリビュ 7月7日 18:30 FC東京 vs. ガンバ大阪 (味の素スタジアム) — レアンドロ加入のガンバ、復活なるか!

Jリーグ J1 プリビュ 6月30日 19:00 大宮アルディージャ vs. 清水エスパルス(NACK5スタジアム)

アルディージャ — DF坪内は復帰間近。MF橋本は内耳炎のため1ヶ月ほど欠場の予定。
エスパルス — DF岩下の出場は危うい。
過去10年間のJ1での対決は、エスパルスの9勝3敗5分け。
3連敗後、新監督の就任により活気がよみがえり、戦術面でも改善が見られる大宮アルディージャ(点16勝4敗7分4差-13)は、先週、サンフレッチェ戦を引き分けに抑え込む。ラファエルの放出が話題になっており、チョ・ヨンチョルが新布陣のトップでストライカーを務めている。
3分2敗と、ここ5試合勝利のない清水エスパルス(点24勝7敗5分3差+3)は、首位を狙える力を持ちながら、上位チームの不調に足並みを合わせてしまったチームの一つだ。ここ5試合でわずか2得点、今季16得点という数字が、今のエスパルスを物語っている。ストライカー、ゴールゲッターを獲得し、上位を狙ってほしい。今日の試合は、引き分けか!

Jリーグ #J1 プリビュ− 6月16日 19:00 大宮アルディージャ vs. 柏レイソル

Jリーグ #J1 プリビュ− 6月16日 19:00 大宮アルディージャ vs. 柏レイソル (NACK5スタジアム)
大宮アルディージャ – これまでジェフ・ユナイテッド、名古屋グランパス、ベガルタ仙台の監督を務め、Jリーグ経験も豊かなスロベニア人監督ズデンコ・ベルデニックが就任。DF深谷は出場停止。DF坪内は負傷のため今週は欠場の見込み。
柏レイソル – リカルド・ロボ、北嶋の両FWがレンタル移籍中。
2005年以降、両チームの対戦成績は、大宮の4勝3敗5引き分け。
大宮アルディージャ(点15勝4敗6分3差-11)は、日本のサッカーをよく知るズデンコ・ベルデニックを監督として迎えての初戦。おそらくは、チョ・ヨンチョルを最前線に張らせた4-4-2の布陣で挑んでくるだろう。ここ5試合でわずか1勝のアルディージャは、監督交代をきっかけに浮上したいところだ。確かに選手層を見るなら、現在の地位に甘んじるチームではない。ベルデニック監督の手腕ではずみをつけられるか。
一方、AFCではベスト16で敗退の柏レイソル(点17勝5敗5分2差0)は、Jリーグでは3連勝中と好調だ。リカルド・ロボをジェフ・ユナイテッドにレンタル移籍させたのは良い判断だった。現在、ブラジル人FWを獲得中だが、今週は間に合わない。RB酒井のブンデスリーガ、ハノーバーへの移籍が確定したといわれているが、この穴は大きい。連勝中の柏だが、新監督で活性化された大宮アルディージャに軍配を上げたい!

プレビュー5月26日 16:00 ジュビロ磐田 vs. 大宮アルディージャ(ヤマハスタジアム)

ジュビロ磐田 — MF山本は、U23代表試合のため欠場。GK川口の今季出場は恐らくなし。
大宮アルディージャ — DFの坪内と村上は負傷のため欠場。MF東はU23代表としてフランス滞在中.

チョ・ビョングクと山本の欠場は痛いが、ベク・ソンドンが復調し、日本代表での試合を終えた前田が出場を希望するなら、ジュビロ磐田(点21勝6分3敗3差+9)のエンジンは全開だ!特にチームの原動力となっているベク・ソンドンが今の調子を維持できるなら、私見だが、ジュビロは等外チームから上位6位内のチームへの変貌を遂げるだろう。
一方、今季はもう観念してしまったように見える大宮アルディージャ(点15勝4分3敗5差-7)は、報告でも、J1残留と勝ち点50が達成できれば満足だとしている。新加入のチョ・ヨンチョルや下平、それにU23のスター東(今日は欠場)は、このような野心の低さを公けにするチームには満足しないはずだ。確かにチームの自信にはならないが、当面の目標は与えているということか。この試合は、引き分けが妥当か!

5月19日 大宮アルディージャ0-2川崎フロンターレ – ゲーム リポート

大宮のホーム3連勝は記憶にないほどに久し振りで、サポーターもようやく勝利の味わい方が身についてきたようだ。一方のフロンターレもアウェイで2連敗中なので勝利が欲しい。
チョ・ヨンチョルのアクロバティックなオーバーヘッドがゴールを襲った他は、立ち上がりは、両チームともにしっかりと守りを固めたゲーム展開。前半21分の東のシュートも枠を大きく外れ、このままハーフタイムへ。先制点は、後半22分。楠神のシュートが大宮DFにブロックされた後のこぼれ球に大島が反応。2点目も、中村憲剛のクロスを一度大宮DFがヘディングで跳ね返したボールがこぼれてくるところを、楠神が至近距離から蹴り込んだ!

Jリーグ J1 プレビュー 5月19日16:00 大宮アルディージャ vs. 川崎フロンターレ(NACK5スタジアム)

大宮アルディージャ — DF坪内が太ももの故障で2、3週間出場危うし。DF村上も1ヶ月は出場の見込みなし。
川崎フロンターレ — DFの小宮山とジェシの二人ともあと数週間は出場の見込みなし。

過去10年間の対戦成績は、フロンターレ9勝、アルディージャ9勝、引き分けが5試合と、全く互角。

乱調状態が続く大宮アルディージャ(点15勝4分3敗4差-5)にも、下平やチョ・ヨンチョルなど珠玉がいるが、十分に使われていない。また、上田康太を控えに回し、起用され続けているカルリーニョスにも、それに応えるような活躍を期待したい。浦和とガンバを倒しはしたが、神戸には敗れるなど、どちらのアルディージャが出てくるのか、蓋を開けるまでは誰にもわからない。この予測できない乱調さは、セレッソといい勝負だ。

一方の川崎フロンターレ(点16勝5分1敗5差-3)は、前節、柏に完封負けを喫してはいるが、ジュビロとの好ゲームを含め、ここ4試合で2勝している。風間監督就任以来、見違えるようなチームになっている。FW矢島が5得点と、最近になってゴールに目覚めており、今節もゴールを狙ってくるだろう。フロンターレ・サポーターは、ブラジル人選手を使わない方が点がもっと入ることに気づいているかもしれない。フロンターレの豪華MF陣が本来の働きをするなら、たとえアウェイ戦であれ、勝利をもぎ取ってしまうことだろう!

5月12日 サガン鳥栖1-1大宮アルディージャ

アルディージャはラファエルを控えに据え、今季初めて長谷川を先発で起用。一方、今季まだホームで無敗のサガン鳥栖はゴールゲッターの豊田を出場停止で欠くが、金民友がその穴を埋める。立ち上がり、左から放った強烈なシュートがわずかに枠を外れ、32分の鋭いシュートはバーを叩き、その1分後にも際どいFKを放つ。前半はこのまま互いに譲らず。先制点は後半37分、大宮だった。右から切れ込んだラファエルがDFを数人ひきつけてラストパス。これを青木がきっちりと決める。ホームゲーム初黒星となるかに見えたロスタイム、サガン鳥栖は最後のチャンスで藤田がロングスローを投げ込む。深く投げ込まれたスローインはGKを超えて、ファーポストへ。混戦状態の中、ボールは長谷川に当たり、大宮にとっては不運なOG。サガンにとっては起死回生の同点となった。