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Jリーグ プリビュ− 16:00 浦和レッズ vs. アルビレックス新潟(埼玉スタジアム)

浦和レッズ — FWエスクデロが練習試合に出場。MF梅﨑、ハムストリング筋を故障。FWポポの出場は危うい。

先週はホームでマリノスに星を落とし、ジュビロ磐田とは星を分けた浦和レッズ (点17勝5分2敗3差+3) は、ここ4試合で1勝しかしていない。ストライカーの不在が苦戦の原因だ。マルシオリシャルデスとポポの二人が頑張ってはいるが、前線で時間をかけた攻撃には物足りない。前戦では原口元気がこれぞストライカーというゴールを決めたが、負傷が完全に癒えれば、レッズ軍の兵器の威力が倍増する。これまでバックラインを任されていた阿部勇樹がディフェンシブなMFの一人になってからは、フラットスリーの布陣が定着しているようだ。これは賢明な策だと思う。

対する新潟アルビレックス (点8勝2分2敗6差-5) の今季は予想通り苦戦の連続だ。今年はガンバから期限付きで来た平井将生と、ヨーロッパではほとんど活躍の場がなかった出戻りの矢野貴章がFWに加わっているが、二人ともまだチームに馴染んでいない。今季は、セレッソ戦とサンフレッチェ戦をアウェイで勝利している新潟だが、前線の3人とのコンパクトな関係を築きたいレッズには歯が立たないだろう。ここ4戦で1勝ではあまりにも不甲斐ないレッズの大勝か!

この両チームの過去10年間の対戦成績は、レッズの15勝2敗2引き分け。新潟の2勝は、2006年のJ1ゲームと、2005年のナビスコ杯。

ジュビロ磐田2-2浦和レッズ – 5月6日

ジュビロがペク・ソンドンのヘディングで先制すると、レッズは、槙野の素早い反応から同点、さらに原口の巧みな足技による半回転シュートで引き離す。ジュビロもその後、ペク・ソンドンのこれまたヘディングによる2点目で、試合を分ける。

PREVIEW – ジュビロ磐田 vs. 浦和レッズ – 5/6

ジュビロ磐田 — MF山本康裕が出場停止。GK川口は少なくともあと4ヶ月は出場の見込みなし。
浦和レッズ — MF柏木が左足負傷で出場は危うい。MF山田直輝はおそらく今季出場見込みなし。

前節、思いがけない敗北を喫した両チームは、今節でのカムバックを期待している。ここ2連敗のジュビロ磐田 (点14勝4分2敗3差+1) は、マリノス相手の1-0の勝利は別にして、ここ5試合で7点を献上している有様。試合内容は月並みで、すでに7位に下がっている。今週のカムバックはない、と見ていい。

埼玉ダービーに敗れ、落胆の浦和レッズ (点16勝5分1敗3差+3) は、次節で名古屋グランパスを下したものの、低迷チーム・マリノスに敗れてしまう!今季のレッズは、J1予想不可能チームとしてセレッソ大阪と肩を並べている!ペトロビッチ監督の3バックは、9試合で9失点とディフェンス面ではまあまあの出来といえるが、攻撃面では12ゴールと、マルシオリシャルデスと原口元気の復調に期待しなければならない。原口には、代表の座とロンドン・オリンピックへの期待がかかっている。浦和レッズの勝利だろうか!

過去10年間の両チームの対戦は、レッズの10勝、ジュビロの7勝、引き分けが4試合。レッズは2009年以来、この組み合わせで勝利していない!

PREVIEW – 浦和レッズ vs. 横浜Fマリノス – 5月3日

マリノスにとってレッズは強すぎる!

チーム状況
浦和レッズ — 山田直輝が負傷のため長期離脱
横浜Fマリノス – 冨澤が出場停止。DF天野が負傷のため長期離脱。トレーニング中のマルキーニョスは、出場可能だとしても体調はいまだ万全ではない

ゲーム・レビュー
前節、共に勝利をおさめた両チームは、勝ちを続けて弾みをつけたいところ。現在、得失点差で広島に劣るが勝ち点では2位に並ぶ浦和レッズ(点16勝5分1敗2差+4)。過去2シーズン、ふがいない成績で終わっているので、ここできちんの勝ち星を重ね、首位ベガルタを追走したい。ペドロヴィッチ監督の3バック・システムはいち早く選手に浸透している。センターバックを試していたキー・プレーヤーの阿部勇樹も、坪井の復帰により、ディフェンシブなMFに定着している。
一方の横浜Fマリノス(点7勝1分4敗3差-2)は、前節のヴィッセル神戸戦で、7分間に3得点というゴールラッシュで、待望の今季初勝利をものにした。チームにとって貴重な1勝ではあるが、まだまだ内容が伴っていない。この勝利により監督交代が保留状態にあることで、不満を抱いているサポーターも少なくないはずだ。この試合でも苦戦は避けられないだろう。監督解雇は時間の問題だろう。
浦和レッズの勝利試合!

直接対決
J1とナビスコ杯で通算24試合。レッズ10勝、マリノス9勝、引き分けが5試合。2011年度は、双方ともアウェイ戦を勝利している

名古屋グランパス1-2浦和レッズ- 4月28日

浦和の3-2-3-2に対して、ホームのストイコビッチ監督は3-2-2-2-1の布陣で迎え撃つ。しかし、この作戦が機能せず、DF陣の緩慢さを突かれてしまう。トップに抜け出した梅﨑からのボールを受けたマルシオリシャルデスが、ペナルティエリアの外からゴールの右隅へ鮮やかなシュート。浦和が先制する。しかし、その4分後、高さをいかした名古屋が闘莉王のヘッドなどで、ゴール前の金崎にボールが出ると、それをすかさずGKの頭越しに同点弾を決める。
勝ち越し点は後半23分。田中隼磨のハンドでPKを得たマルシオリシャルデスが冷静に決める。これが2枚目のイエローとなった田中は退場。終了間際、闘莉王が再び同点のチャンスを演出するが、GKが左手一本で必死のセーブ。先週の埼玉ダービーを落としたレッズが勝ち点3を獲得した。

Match Report – 浦和レッズ2-0ヴィッセル神戸 4月14日

浦和レッズ2-0ヴィッセル神戸
ここ2年間アウェイのレッズ戦で大量得点勝利をおさめているヴィッセルが、雨でぬかるむピッチで攻勢に出る。2連勝と幸先の良いスタートを切った今シーズンだが、その後3連敗との悪い流れを断ち切りたいところだ。
前半9分、カウンターから大久保が素晴らしい中距離弾を放つが、惜しくもバーに嫌われる。ゲームはこのまま後半へ。均衡を破ったのは阿部勇樹。後半8分、柏木からのコーナーキックにハーフボレーで合わせた。
後半18分には、マルシオリシャルデスのエリア内からのシュートがポストに当たり、そのはねかえりを柏木が狙うが、ヴィッセルGK徳重に阻まれる。
だが後半32分、高木のタックルによって得たフリーキックをマルシオリシャルデスが蹴る。その右足から放たれたシュートは見事な弧を描き、精一杯のダイブを試みる徳重の右手をすり抜けてゴールに吸い込まれた。
ナビスコ杯の鹿島戦を含めると、ヴィッセルはこれで5連敗。しかしながら、結果には反映されていないが調子は確かに上向いている、深紅のユニフォームの今後に期待したい。