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Jリーグ J1 プリビュ 7月7日 19:00 柏レイソル vs. 名古屋グランパス – 国立競技場

柏レイソル — DF酒井は西ドイツに移籍。負傷者は控えのGK二人だけ。
名古屋グランパス — FW玉田は手術後2ヶ月間の欠場。MF磯村、中村の二人は少なくとも2ヶ月間の欠場。ひざの手術を受けたGK楢崎はこの試合には出場の見込み。

過去10年間の両チームの対戦成績は、グランパスの6勝4敗4分け。ただ、グランパスは2009年のアウェイ戦以降、勝利なし。

乱調の名古屋グランパスを迎え撃つ柏レイソル(点27勝8敗5分3差+7)は、鹿島アントラーズとの引き分け試合をはさんで現在連勝中、4位に浮上している。出だしこそ躓いたが、順調に勝ち点を積み上げての首位3差は、他のチームにとっては要注意だ。先週末はガンバを相手に10本のシュートで6点を叩きだしており、まさに効率的だ。
ここ2試合を引き分け、セレッソには敗北を喫している名古屋グランパス(点25勝7敗5分4差+1)は、勝ち点こそレイソルに2点差しかないが、今ひとつ調子が上がらない。今節を最後に、先月多くの得点を叩きだしたFW永井が、ロンドン・オリンピック出場のためチームを離れる。大きな穴があくことになるが、この試合の勝利で勝ち癖を取り戻したいところだ。
試合は、引き分けか!

Jリーグ J1 プリビュ 7月7日 18:30 FC東京 vs. ガンバ大阪 (味の素スタジアム)

FC東京 — MF羽生は少なくとも1ヶ月の欠場。MF大竹は今季絶望。DF太田は復帰まで1ヶ月、DF平松はアキレス腱の損傷で長期離脱。MF梶山は8月初旬まで欠場。MF石川の出場の見込みは薄い。
ガンバ大阪 — FWレアンドロは出場資格得とく。MF佐々木は練習に復帰。FW川西も足の骨折から回復、練習に復帰。DF加地、エドゥワルドはともに7月4日の時点で練習に参加しておらず、出場までには3ヶ月ほどかかる見込み。

3年間、ガンバに勝利のない東京だが、過去10年間の対戦成績では6勝6敗4分けと互角。

ここ5試合は、両チームともに1勝3敗1分けの成績。負傷者も共に多数。ただ、レアンドロの再加入は、ガンバにとってはカンフル剤だ。首位まで勝ち点7の差につけているFC東京(点25勝8敗7分1差0)だが、15位にも勝ち点7の差しかない。16試合で18得点の攻撃力は、下位チームと比べても見劣りがする。上位3チームの一角に食い込むためにも、得点力のアップが必須。
一方、上位3位を目指して今季をスタートしたはずのガンバ大阪(点13勝3敗9分4差-11)も、降格ゾーン脱出にまずは一息。首脳陣(西野監督辞任後)による多くの「改善策」に、チーム再建ははかどらない。自信回復のためにも、今夜の1勝は重要だ。パターン化している終了間際の失点は禁物。ガンバ大阪の勝利!

Jリーグ J1 プリビュ 7月7日 18:30 鹿島アントラーズ vs. 大宮アルディージャ (鹿島スタジアム)

鹿島アントラーズ — DF岩政は出場停止。
大宮アルディージャ — MF橋本、内耳炎のため、1ヶ月ほど欠場。

2005年以降、鹿島アントラーズの10勝1敗4分け。大宮の唯一の勝利は2009年のホームゲーム。

開幕からのどん底のチーム状態から、復活の兆しが見え始めた鹿島アントラーズ(点19勝5敗7分4差+2)だったが、ここのところ2分け1敗(ガンバ戦)と、シーズンの半ばにして順位を下げている。サポーターの期待は熱く、実力ある選手が揃うアントラーズに必要なのは、本来のアントラーズに立ち返ることだ。
アントラーズと瓜二つのチーム成績(得失点差は除く)を持つ大宮アルディージャ(点19勝5敗7分4差-12)は、新監督のもと、1勝1分けと好調だ。監督交代の効果はもう薄れてはいるだろうが、チームにある一体感はアントラーズを苦しめるに足るものだ。この試合、引き分け!


Jリーグ J1 プリビュ 7月7日 18:30 FC東京 vs. ガンバ大阪 (味の素スタジアム) — レアンドロ加入のガンバ、復活なるか!

Jリーグ J1 プリビュ 7月7日 18:00 清水エスパルス vs. 川崎フロンターレ (アウトソーシングスタジアム)

清水エスパルス — DF岩下とMF小林は怪我のため短期間の欠場だが、練習には復帰している。
川崎フロンターレ — DFジェシと小宮山の二人は練習には復帰しているが、この試合の出場はない。MF登里は8月まで出場の見込みなし。

両チームの対戦はすべてJ1で、エスパルスの7勝3敗4分け。

1ヶ月前は首位を狙う位地にいた清水エスパルス(点24勝7敗6分3差+2)も最近は不調で10位。ただ3位とは勝ち点3差。失点わずか14のディフェンスは見事だが、得点16の攻撃力は精彩を欠く。ここ5試合でわずか1得点は早急の修正を要する。エスパルスはあと1点で、チーム創設20周年での通算1000ゴールとなる。
前節、ホームでのヴィッセル戦を落とし、その前のマリノス戦にも引き分けている川崎フロンターレ(点26勝8敗6分2差0)も、エスパルス同様ややスランプ気味だ。得点・失点ともに22という数字は、攻守に改善が必要であることを示している。清水エスパルスの20周年記念勝利(プラス、J1通算1000ゴール)に期待!


Jリーグ J1 プリビュ 7月7日 18:00 浦和レッズ vs. サガン鳥栖 (埼玉スタジアム)

浦和レッズ — MF山田の今季出場は絶望的。DFスピラノビッチには退団の噂があり、戦力外。FWエスクデロとポポの出場の見込みは薄い。
サガン鳥栖 — DF木谷は9月まで欠場。MF高橋は復調間近だが、この試合はまだ無理。

両チームの対戦は、今年のナビスコ杯での1戦のみで、サガン鳥栖の勝利。これがJ1での初試合となる。

浦和レッズ(点27勝7敗3分6差+5)のここ4戦は、ガンバ大阪とのラッキーな勝利の他は、FC東京、セレッソ大阪、ベガルタ仙台とすべて引き分け。成績は芳しくないが、上位チームのもたつきもあり、首位との差はわずか勝ち点5。総得点がわずか20と少ないレッズだが、強力なストライカーがいれば首位にいるはずだとの声も多い。
そのレッズを勝ち点3の差で追うサガン鳥栖(点24勝6敗4分6差+4)は、J1初参戦を大方の予想をくつがえす活躍で乗り切ってきたが、ここのところ息が切れかかっている。この試合での1勝は、自信を喪失しないためにも、チームの立ち直りに必要だ。逆に敗戦してしまうと、このままズルズルと順位を下げていってしまうことが考えられる。ここ最近の5試合は、コンサドーレとガンバに勝利している。この試合、浦和レッズの勝利!

Jリーグ J1 プリビュ 7月7日 14:00 札幌 vs. 新潟 (札幌厚別公園競技場)

コンサドーレ札幌 — DFジェイド・ノースが出場停止。MF高木は2ヶ月の欠場。FM前田は少なくとも8月末まで出場の見込みなし。
アルビレックス新潟 — DF金珍洙はひざの故障で2ヶ月間の離脱。MF中村は足の骨折のため3ヶ月の欠場。MF内田、今季の出場は絶望的。

7試合でアルビレックスの4勝、コンサドーレの2勝、1引き分け。内4試合は2003年J2でのもの。ここ3試合は、今年のナビスコ杯、2008年のJ1での2試合で、すべてアルビレックスの勝利。

今季まだわずか1勝のコンサドーレ札幌(点4勝1敗14分1差-27)にとって、もう1勝するための最大のチャンス。すぐ頭上のチームとの勝利をきっかけに浮上できるか?だが、得点10、失点37の最下位チームには引き分けがせいぜいか。
対するは、柳下采配の初戦となったエスパルス戦の勝利に、ヴィッセル神戸戦の敗北を挟み、前節は引き分けたアルビレックス新潟(点13勝3敗9分4差-12)。勝ち点3を積み上げ、ガンバ大阪にプレッシャーをかける絶好のチャンス。だが、札幌も必死の戦いを挑むだろう。勝負は引き分け!

Jリーグ J1 プリビュ 6月30日 19:00 サガン鳥栖 vs. コンサドーレ札幌(ベストアメニティースタジアム)

サガン — DF呂成海が出場停止。
コンサドーレ — MF河井が出場停止。MF高木は右足首の手術で負傷者リスト入り。

過去10年間の両チームの対戦成績は、すべてJ2で、サガンの12勝10敗5分け。J1ではこれが初対戦。
大方の予想を覆し、初のJ1の舞台で大活躍してきたサガン鳥栖だが、ようやく蒸気も切れた今、減速し、下降を始めそうな気配だ。シーズンの終わり近くには降格争いを演じていたとしても、私は驚かないだろう。ホーム無敗記録が途切れたことで、それまでの自信が揺らいでいるのは事実である。
一方、今季の残りの試合に、コンサドーレ札幌の勝利を予想することは、天文学的数字の可能性しかない宝くじよりも率が悪い。今季のコンサドーレは、かつてJ1に名を連ねたチーム中ワーストだといえる。降格枠を争っていたガンバ大阪戦の4-0の惨敗を含め、ここ5試合で19失点。この試合については、ほとんど何の心配もなく、サガン鳥栖の勝利、を予想できる。

Jリーグ J1 プリビュ 6月30日 19:00 セレッソ大阪 vs. 浦和レッズ(長居競技場)

セレッソ大阪 — 負傷者、出場停止者ともになし。
レッズ — MF山田は今季出場絶望。鈴木は左足負傷のため出場は危うい。
過去10年間の両チームの対戦成績は、浦和レッズの8勝5敗1分け。
清武博嗣のニュルンベルクへの移籍に伴い、セレッソ大阪(点17勝5敗8分2差-4)だはこの試合を最後にもう一人の主力選手を失うことになる。乾、家長、香川の海外移籍に次いで、もう一つ大きな穴があく。清武移籍のニュースが飛び交う中、4戦3敗という戦績には、チームの意気が表に表れていないが、サポーターは「キヨ」に1勝を贈りたいだろう。清武、キム・ボギョンらが好調であれば、乱調な今季のセレッソのこと、レッズを倒すのも予想の範囲内だ!
一方の浦和レッズ(点26勝7敗3分5差+5)は、大方の予想を裏切って好調を維持している。2季連続で降格争いを演じたチームは確かに変貌を遂げている。ここ5試合を3分け無敗で乗り切った事実に、チームは満足する様子はない。ベガルタを迎えたホーム戦を「徹底した守備的布陣」で守り抜き、勝ち点1を獲得したレッズだが、このセレッソ戦には勝利にこだわってくるだろう。それが首位を目指すチャレンジャーの姿勢だからだ。だが、試合の方は、セレッソ大阪の勝利!

Jリーグ J1 プリビュ 6月30日 19:00 アルビレックス新潟 vs. 鹿島アントラーズ(東北電力ビッグスワンスタジアム)

アントラーズ — 負傷者ならびに出場停止者なし。
過去10年間の両チームの対戦成績は、アントラーズの7勝6敗6分けと、拮抗している。
アルビレックス新潟(点12勝3敗9分3差-12)は、柳下新監督のもと、エスパルスを倒して周囲を驚かせたが、その後はヴィッセル神戸に屈するなど、早くも勢いを失ってしまっている。降格ゾーンの泥沼から這い上がるには、確かに奇跡も必要だが、目の前の一戦一戦を勝ち抜いていくしかない。ただ鹿島アントラーズ(点18勝5敗7分3差+2)も、サポーターの鬱憤を晴らすためにも、ジョルジーニョのもと、チームの再建を証明する勝利が必要だ。3位から13位の勝ち点差がわずか8に縮まっている今、一つひとつの勝利が持つ意味を、アントラーズは十分承知している。鹿島アントラーズの勝利!

Jリーグ J1 プリビュ 6月30日 19:00 川崎フロンターレ vs. ヴィッセル神戸 (等々力競技場)

フロンターレ — DF小宮山は欠場。DFジェシはトレーニングを再開しているが、この試合の出場はおそらくない。MF大島、杉浦、登里は負傷欠場。
ヴィッセル — FW大久保は出場停止。FW茂木、田代は負傷欠場。MF橋本はまだ復調していない。
フロンターレの6勝4敗2分け。昨季はヴィッセルが2勝。
先週まで3連勝と、首位まで勝ち点5差に迫っていた川崎フロンターレ(点26勝8敗5分2差+1)だったが、マリノス戦のスコアレスドローで、せっかくの首位への足固めのチャンスを棒に振ってしまった。他の上位チームと比較して見劣りするのは得失点差だ。風間新体制のもと、チームは変わってきてはいるが、首位を目指すのであれば、得点を倍増し、失点を抑えることが絶対条件になる。
このフロンターレを勝ち点5差で追うヴィッセル神戸(点21勝7敗8分0差-2)は、西野新監督のもと自信を深め、現在2連勝。伊野波が本来のポジションであるCDに収まった今、上位進出を狙うチームに必要なのはディフェンシブなMFだ。アウェイチームの勝利!