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Jリーグ J1 プリビュ 6月30日 19:00 ガンバ大阪 vs. 柏レイソル(万博記念競技場)

ガンバ — GK木村、脚の骨折で欠場。DF加地、エドゥワルドは7月半ばまで出場の見込みなし。FW川西は完調ではないが、復帰はまもない。
レイソル — 控えGKの二人以外に負傷者はなし。
過去10年間の対戦成績は、ガンバの10勝3敗1分け。ここ5試合に関しては、ガンバの5連勝、得点も14-3と圧倒している。
先週末、コンサドーレを圧倒したガンバ大阪(点13勝3敗8分4差-7)は、サガン戦、レッズ戦に敗れはしたが、決定機の数、ボールポゼッションなど、ゲーム内容は良い。終了間際の逆転劇に甘んじてはいるが、試合の主導権を握るその戦いぶりは、降格を争う他のチームとはやはり格の違いを感じさせる。必要なのは目の前にある勝利を積み重ねていくことで、チームはおのずと上位に浮上していくはずだ。
対するは、前節のアントラーズ戦では土壇場のPKで勝利を拾った柏レイソル(点24勝7敗5分3差+3)。PKは失敗したが、そのリバウンドを決めた。水曜日のFC東京戦の勝利で、6戦5勝と好調の波に乗る。ただ、レアンドロドミンゲス、ジョルジワグネルの外人コンビを抑えられてしまうと、苦戦は免れない。ガンバ大阪の勝利に期待!

Jリーグ J1 プリビュ 6月30日 19:00 ジュビロ磐田 vs. FC東京 (ヤマハスタジアム)

ジュビロ – 第一GK川口の今季出場はなし。第二GK八田も負傷のため2週間の欠場!少なくとも2週間は欠場となるMFベク・ソンドンの抜けた穴は大きい。
東京 –DF太田、MF大竹は長期離脱。MF石川、長谷川の出場も危うい。また最低2週間は欠場となるM不今季出場の見込みなし。
シーズン前、私が酷評していたジュビロ磐田(点24勝7敗5分3差+9)をここまで牽引してきたベク・ソンドンが、今節からは負傷で欠場する。中断後は2連敗と精彩を欠き、失速中のジュビロにとって、このベク・ソンドンの抜けた穴は大きい。リーグでもワースト5に入る23失点のジュビロ・ゴールを守るのは、欠場中の正GKと控えGKに代わるチームの第三GK。この試合も失点は必至で、首位の座はますます遠ざかっていく。
一方、負傷者の数では引けを取らないFC東京(点25勝8敗6分1差+2)は、間もなく開催されるロンドン・オリンピックにも主力を抜かれてしまうため、この試合の1勝は、上位に居座るためにも是非勝ち取りたい。レッズと引き分け、マリノスに敗れた後、セレッソには勝利したが、水曜日の試合でレイソルに1-0と敗れている。FC東京の勝利を予想する。

Jリーグ J1 プリビュ 6月30日 18:00 横浜Fマリノス vs. 名古屋グランパス (日産スタジアム)

マリノス — MF中村が捻挫のため欠場。DF天野の今季出場はなし。
グランパス — FW玉田は少なくともあと1ヶ月は欠場の見込み。MF磯村、中村は少なくとも9月までは欠場。
最近10年間の対戦成績は、グランパスの7勝4敗7引き分け。
ここ4試合でわずか1得点の横浜Fマリノス(点22勝5敗3分7差+3)だが、戦績は1勝3分け。このチームにゴールを期待するのは酷だともいえるが、J1最少の12失点のディフェンス力をもってすれば、ホームでの勝ち点1は確実にキープできる。
一方、中断開けの2試合に連勝した勢いをガンバに止められた名古屋グランパス(点24勝7敗5分3差+1)も、ここまで得点がわずか22点と、得点力不足に悩む。2-2で引き分けたガンバ戦での2得点は、玉田の欠場を補う永井の活躍によるもの。グランパスに一つの明るい材料を提供している。この試合はまた、スコアレスのドローとなりそうだ!

Jリーグ #J1 プリビュ− 6月16日 19:00 サガン鳥栖 vs. 川崎フロンターレ

Jリーグ #J1 プリビュ− 6月16日 19:00 サガン鳥栖 vs. 川崎フロンターレ (ベストアメニティスタジアム)

川崎フロンターレ — DF小宮山と伊藤が復帰間近。DFジェシは7月末にイタリアに帰国予定。MF大島は靭帯の損傷で欠場。MF登里は腰椎骨折で2ヶ月間の欠場。
これまでの対戦は、今年3月のナビスコ杯でサガンが勝利した以外は、すべてJ2での対戦。川崎の6勝。鳥栖の2勝。2003年に一つの引き分け。
リーグ1(失点11はエスパルスと並んで最少)のディフェンスを誇るサガン鳥栖(点20勝5敗3分5差+4)は、依然ホームで無敗。大方の予想を覆すこの健闘を続けたい。ここ5試合は、引き分け3つ、敗戦1つと、もたつきが目立つが、前節のガンバ大阪戦では試合最後のキックが得点となるなど、ツキも巡ってきている。中断期間後のこの試合でも好発進を望んでいる。
一方、ベガルタ仙台戦の勝利を含めて、ここ5試合を4勝と好調の波に乗る川崎フロンターレ(点22勝7敗5分1差0)は、ホーム無敗記録に動じることはないだろうが、リーグ1のディフェンス陣を崩すのは容易ではないだろう。むしろ、ディフェンス陣に負傷者が相次ぐフロンターレが、豊田らの攻撃陣を阻止できるかが注目点となる。サガン鳥栖の勝利を予想する!

Jリーグ #J1 プリビュ− 6月16日 19:00 セレッソ大阪 vs. サンフレッチェ広島

Jリーグ #J1 プリビュ− 6月16日 19:00 セレッソ大阪 vs. サンフレッチェ広島 (キンチョウスタジアム)

オリンピック終了後のFCニュルンベルクへの移籍が確定している清武博嗣は、残された数少ない試合をセレッソのために戦う。
ここ10年間の両チームの対戦成績は、セレッソの6勝5敗3分け。ただし、ここ5試合、サンフレッチェは勝利していない。
清武のブンデスリーガへの移籍が迫る今、ヒーローの雄姿を見届けようといつもより大勢のサポーターが押し寄せるセレッソ大阪(点17勝5敗6分2差+1)戦では、この何千人増が、よく言われる12人目のプレーヤーとなるのかもしれない。コンサドーレ札幌に今季唯一の勝ち星を献上するなど、今季のセレッソは乱調の極みだが、何がきっかけでどうなるのか、自分たちにも分からない状態だ。清武の移籍(さらにはキム・ボギョンと扇原の移籍も噂されている)の高まりに乗じて、セレッソがこの試合をものにしてしまうのだろう!
一方、昨年トッププレーヤーの何人かと、ペドロビッチ監督をレッズに失ったサンフレッチェ広島(点25勝8敗4分1差+11)の健闘ぶりは驚きではあるが、戦略にも長け、サイドの強化を図った後任の森保監督の采配は評価に値する。昨季は大宮で出場機会もほとんどなかった石原が得点に絡むなど、セレッソも好パフォーマンスを演じずには、この試合はものにできないだろう。だが、この試合、いざ蓋を開けてみれば、セレッソ大阪の勝利か!

Jリーグ #J1 プリビュ− 6月16日 19:00 ガンバ大阪 vs. 浦和レッズ

Jリーグ #J1 プリビュ− 6月16日 19:00 ガンバ大阪 vs. 浦和レッズ (万博記念競技場)

ガンバ大阪 — DF加地が欠場1ヶ月。DFエドゥワルドもあと1ヶ月は欠場の見込み。FW川西が脚の骨折からまもなく復帰の見込み。
浦和レッズ — 負傷欠場者は山田直輝(長期)だけ。
ここ10年間は、ガンバ大阪が11勝4敗8引き分け(AFCの2引き分けを含む)、と圧倒している。
昨シーズン終了直後の西野朗監督の辞任を受け、非常な低迷状態にあえぐ今季のガンバ大阪(点9勝2敗7分3差-10)だが、セホーン、ロペス体制も長続きせず、松波正信監督がチームの立て直しに努めている。負傷者続出に悩むガンバは、若手選手を多数導入しようとしているが、一度にそう多くは望めないので、ここのところは遠藤、二川らのベテラン勢にチームを引っ張ってもらいたい。代表チームで好プレーを見せた今野にも期待したい。ガンバ復活はここから始まるのか!?
一方、浦和レッズ(点22勝6敗3分4差+4)は歴史的にガンバを苦手としているようだが、両チームの現在の調子を見れば、勝利は大いに期待できる。マルシオリシャルデスが復調を遂げ、原口元気が体調万全の今、今季、攻撃の起点となる選手を欠いていたレッズには、ターゲットが生まれることになる。ただ、ホームゲームでもあり、長年の天敵でもあるガンバ大阪に分があるのか。

Jリーグ #J1 プリビュ− 6月16日 19:00 ジュビロ磐田 vs. ヴィッセル神戸

Jリーグ #J1 プリビュ− 6月16日 19:00 ジュビロ磐田 vs. ヴィッセル神戸 (ヤマハスタジアム)

ジュビロ磐田 — FW川園は9月半ばまで欠場。MF北脇、GK川口はアキレス腱損傷のため二人とも今季出場の見込みなし。
過去10年間の対戦成績は、ジュビロ磐田の8勝6敗3引き分け。ヴィッセルの勝利はすべて2007年以降のもの。
5試合前の川崎フロンターレ戦で4-3のスリリングな撃ちあいに敗れて以来、ジュビロ磐田(点24勝7敗3分31差+13)は、その後の4試合で15得点をもぎ取り、3勝を挙げている。私見だが、ジュビロを平均的な中位チームから得点力の高い精鋭チームに変えた要因は、。ベク・ソンドンの加入にある現在、ジュビロはライバル清水のすぐ上位で、首位チームには勝ち点3の差まで迫っている。この試合に大勝して上位2チームにプレッシャーをかけたいところだ。
一方、西野朗を新監督に迎えたヴィッセル神戸(点15勝5敗8分0差-5)は、今シーズン中に上位3チームの一角に食い込みたいところだが、サポーターとしては、今後のシーズンでの活躍を視線に入れた、着実で継続的な一貫したチーム作りに取り組んでもらいたい。ヴィッセルは、この試合まで3試合のリーグ戦を落としているが、チャンスは少なからずあるので、確実に勝ち点を積み上げていきたい。大方の予想に反して、私は敢えてヴィッセル神戸の勝利と言わせてもらおう!

Jリーグ #J1 プリビュ− 6月16日 19:00 アルビレックス新潟 vs.清水エスパルス

Jリーグ #J1 プリビュ− 6月16日 19:00 アルビレックス新潟 vs.清水エスパルス (東北電力ビッグワンスタジアム)

アルビレックス新潟 — DF内田は今季出場絶望。
清水エスパルス — かかとの故障再発のため、MF小野伸二の出場は危うい。
ここ10シーズン、両者は互角の対戦成績。8勝ずつを分け合い、引き分けは5。
今季、思うような結果を出せていないアルビレックス新潟(点9勝2敗8分3差-12)は、黒崎久志前監督から柳下正明監督の新体制で今節を迎える。選手としては新監督にアピールしたいところだが、士気の上がらないこれまでのゲーム内容を見る限りでは、監督交代の効果が出るどうかは疑問。
一方の清水エスパルス(点23勝7敗4分2差+4)は、今季まだ11失点と守りは固いが、13試合で15得点、しかもここ4試合1勝2分けでわずか2得点と、決定力不足は否めない!この試合は、アウェイチームの低得点勝利が予想できるが、エスパルスが思わぬ大量得点をする可能性もある。清水エスパルスの勝利!

Jリーグ #J1 プリビュ− 6月16日 19:00 横浜Fマリノス vs. FC東京

Jリーグ #J1 プリビュ− 6月16日 19:00 横浜Fマリノス vs. FC東京 (日産スタジアム)
横浜Fマリノス — MF小倉は少なくとも7月半ばまでは欠場の見込み。DF天野の今季出場は絶望的。
FC東京 — MF大竹は今季出場の見込みなし。FW平山は復帰間近。
過去10年間、両チームの対戦成績は互いに8勝ずつ、引き分けは4試合。ただし、マリノスの勝利は2008年の1勝以降なし!
ここ2試合連続の引き分けを含め、5試合無敗を続ける横浜Fマリノス(点18勝4敗3分6差+2)は、開幕直後の低迷状態から抜け出し、13試合を終えたこの段階でちょうど中間の順位に位置している。エスパルス戦、ガンバ戦と続いた0-0の引き分け試合で失速中のマリノスにサポーターが期待するのは得点シーンと勝ち点だろう。チャンスをものにしたいマリノスは、大黒に代えて小野を起用してはどうか?
一方、好調で開幕を迎えたFC東京(点22勝7敗4分1差+2)は、AFC敗退を含め、このところ低迷状態が続いている。前節は浦和レッズと引き分けた東京だが、その前の3試合は連勝と、今シーズンの乱調を象徴するかのようだ。AFCによる未消化試合が1つある東京だが、両チームには勝ち点4の差しかない現在、直近のライバル・マリノスを倒しておきたいところだ。この試合は引き分けか。

Jリーグ #J1 プリビュ− 6月16日 19:00 大宮アルディージャ vs. 柏レイソル

Jリーグ #J1 プリビュ− 6月16日 19:00 大宮アルディージャ vs. 柏レイソル (NACK5スタジアム)
大宮アルディージャ – これまでジェフ・ユナイテッド、名古屋グランパス、ベガルタ仙台の監督を務め、Jリーグ経験も豊かなスロベニア人監督ズデンコ・ベルデニックが就任。DF深谷は出場停止。DF坪内は負傷のため今週は欠場の見込み。
柏レイソル – リカルド・ロボ、北嶋の両FWがレンタル移籍中。
2005年以降、両チームの対戦成績は、大宮の4勝3敗5引き分け。
大宮アルディージャ(点15勝4敗6分3差-11)は、日本のサッカーをよく知るズデンコ・ベルデニックを監督として迎えての初戦。おそらくは、チョ・ヨンチョルを最前線に張らせた4-4-2の布陣で挑んでくるだろう。ここ5試合でわずか1勝のアルディージャは、監督交代をきっかけに浮上したいところだ。確かに選手層を見るなら、現在の地位に甘んじるチームではない。ベルデニック監督の手腕ではずみをつけられるか。
一方、AFCではベスト16で敗退の柏レイソル(点17勝5敗5分2差0)は、Jリーグでは3連勝中と好調だ。リカルド・ロボをジェフ・ユナイテッドにレンタル移籍させたのは良い判断だった。現在、ブラジル人FWを獲得中だが、今週は間に合わない。RB酒井のブンデスリーガ、ハノーバーへの移籍が確定したといわれているが、この穴は大きい。連勝中の柏だが、新監督で活性化された大宮アルディージャに軍配を上げたい!